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普通の人が、イマーシブフォート東京に一人で行った話

こんばんは、普段はデレマス系の記事を書いているゆのゆのPです。
先日、平日に休みを取って、気になっていたイマーシブフォート東京に1人で行って遊んできました。

行く前に少し、「1人で行っても楽しめるだろうか」とか「1日のフリーパスじゃ長すぎて飽きてしまうのでは」と悩むことが有り、また他の方の記事を見てもしっくり来なかったこともありましたので、
あくまで1個人の感想・意見ではありますが、「このアトラクションって楽しいの?」「どんな人なら楽しめるの?」といったものが皆様の参考になればと思い、記事を書くことにしました。

なお、参加した公演に関して、ストーリーのネタバレはNGとなっており、書けませんので、公式サイトに載っている概要レベル/各種情報サイトに出ている情報レベルでの記載とします。

感想も含めて1個1個のアトラクションに付いて解説していますので長いです。気になる記事を選んで読んでいただければと思います。
記事内に写真はありません。


1.自分について

 タイトルに「普通の人」と書いたところで、実はクリエイティブな人とか、演劇に精通してる人なんでしょ??など思われる可能性がありますので、一応自分の概要を話していこうかと思います。
特に気にならない方は飛ばしていただいて問題有りません。

 まず、自分自身は、推しに会いに、デレマス(アイドルマスターシンデレラガールズ)のライブを観に行ったり、声優イベントに参加したり、一人旅が好きで、唐突に2泊ぐらいの旅行に出たりと、少しは外にでるアクティブさはある人だと思っています。
 舞台や劇に関しては、最推しの声優さんが朗読劇や舞台に出ることがある、ということで昨年の9月頃からはその声優さんの劇を見に行くようになったというような”劇や舞台に興味が湧いてきた”というレベルで、
 何か劇や舞台、その他、人と対面するような仕事をしているわけでも、立ち上げたりしているわけでもなく、
 本当にただ、”興味があった"ぐらいの人です。
なお、お台場方面へは30分以上1時間以内で行ける場所に住んでいます。

2.参加した日について

 できるだけ「混んでいて体験できない」を避けるために、土日が絡まない平日に参加すべく、休みをとって7月4日(木曜日)に行きました。
そのため、休日に行くよりは、スムーズにアトラクションを楽しめたと思います。
※営業カレンダーを見る限り、考えていた7月3日水曜日は、スパイアクションがNO SHOWだったため、4日木曜日に狙いを定め、参加しました。

3.一人で参加した全体的な感想

 結論から言うと、すごく楽しかったです!
最初は、途中で飽きちゃうかもと、「梅雨でもスカッと快晴パス(15時から入場可で、フリーパスがほぼ半額)」にしようかと、色々悩んではいたのですが、最終的に12時前に入場→18時半頃の全公演終了までずっと遊んでいました!

 有料追加公演は「ザ・シャーロック」のみ参加して、「東京リベンジャーズ イマーシブ・エスケープ」や「江戸花魁奇譚」は参加していませんが
それ以外のコンテンツはほぼほぼ参加できたと思います。それぞれの公演について感じたことが全然違ったので、一つずつ感想を書いていきます。

4.ザ・シャーロックについて

【概要】
 1dayパスに追加でチケットの購入が必要になるアトラクションです。ネタバレ禁止で、中に入ると写真の撮影も禁止となるため、写真は外観しか残っていません。
 有料アトラクションなだけにボリュームも大きめで、約90分のアトラクションとなります。
 初期段階では参加者は口元にバンダナを付け、私語禁止。これをつけている人は傍観者としてストーリーに絡まない立ち位置となっています
※場合によっては登場人物から話しかけられ、登場人物の一部になることもあるようですが、確率は低いと思います
スタートは、ランダムに振り分けられた特定の人物についていってその様子を見るように、というところから始まります。

【感想】
自分自身、この公演の動き方を誤解しているところがあり、このスタートに振り分けられた特定の人物にずっとついていかないと行けないものだと序盤思っていて、結構動きの多い人物にあたったことも有り、すぐに見失う→どうしよう?となっていました。(移動が多いとついていくのが大変なんですよね)
が、あくまでその人物を追うのは最初だけで、話が気になった人がいれば、その人の話をききについていけばいいということであり、
楽しみ方としてそれに気づいてから(そういう動きをするようになってから)は物語に関する理解度が高まっていき、そこからの話の展開は楽しかったです。登場人物になることは有りませんでしたが、

推理にも似た感じで、「この人が重要かもしれない!」というようについていく人を変えたり、そのように重要なシーンのかけらを集めていくところが、普通のお話を見るのとは違った楽しさがあったと思います。
(逆に言えば、見なかった登場人物の動きは知ることができないです)
最後のシーンになったとき、自分はどれだけ情報を集めることができたのか・推理はあたっていたのか?と振り替えれるところも、この形式の面白さだったと思います。
最初から気づいていれば更に満足度が上がったなあ、と少しだけ後悔。
つけていたバンダナはもらえました。

【注意や、どんな人に向いているか】
公演中、いろんな場所に向かうことがありますが、
その場所がある程度離れていたりするので、何度も歩き回ったり、階段の上り下りをしたりします。(思った以上に移動しまくります)
なので、足腰が弱い方や、動きにくい靴で参加した場合、楽しむレベルに制限がかかります。

感想欄にも書いた通り、これまでのシーンから推理をしたり、途中で考えてルートを変えたりすると楽しさが変わってきます。
そのため、劇やドラマ・アニメなどを見るときなど伏線を気にしちゃう・考察しちゃう、というような人には向いているかもしれません。
逆に、ただ最初の登場人物についていくだけで、見るだけの姿勢だと、あまり楽しめないかもしれません。

5.第五人格イマーシブ・チェイスについて

【概要】
館の中で、ハンターと呼ばれる人に捕まらないように、3分以内にゴールを目指すアトラクションです。
数人のチームを組み、一人ひとり端末と能力が与えられるのですが、
それらの能力をうまくつかい、暗号機を見つけて解除する(端末を一定時間かざす)・ハンターに見つからないよう立ち回る・ハンターに捕まった味方を助ける といった動きをします。
数人チームとなるので、一人の場合は、必ず別の方とチームを組むことになります。

【感想】
最近 Dead by Daylighをやっていることもあり、似た立ち回りをするこのアトラクションはワクワクしていましたが、結果脱出できず。
結構チームメイトとの連携も重要で、全く知らない人と開始前に作戦を組んだり、脱出失敗のあとそのことで会話したり、ということもあって、一人でも楽しめたと思います。
ムキになって3回挑戦しましたがどれもダメでした…
が、3回挑戦したくなるぐらい楽しかったです。

【注意や、どんな人に向いているか】
チームを組む以上、チームメイトとの会話が必要になるため、知らない人と会話することが極端に苦手な方は、このアトラクションは特に向かないと思います。逆に、ゲームでのボイチャやオフ会で好きな物に関する会話などができる方は問題ないと思います。

常設のアトラクションの中では唯一「ゲーム」といった感じですので、こういった追われる中逃げるゲームが好きな方・やってみたい方には向いていると思います。

なお、自分自身は第五人格というゲームはプレイしたことがなかった(似ているというDbDはプレイしていたが第五人格自体はルールを知らない)ですが、開始前のルール書を読んで大体理解できたので、ゲーム自体をやったことがあるかどうかは不問です。

6.スパイ・アクションについて

【概要】
メイン通りにて、ストーリーが始まります。
(といっても、始まる前にそのエリアが一部立入禁止になるため、いつ始まるかはわかります)急に通りにマフィアたちがやってきて、銃撃を含むアクションが始まります
※もちろんですが実弾を使うわけではないので安全です
その一部始終を見ていると、マフィアの一部に連れ去られ人質になることがあります。

【感想】
最前でみていると本当に目の前でアクションが行われるので迫力がありました。立入禁止ラインが引いてあるその寸前ぐらいまで登場人物が飛んでくるんですよね!
自分自身人質にはなれず。見た感じ、数人グループの中のひとりが優先的にさらわれるようで、一人だとこの体験はできない可能性が高いですが、
目の前で魅せられるアクションや、え、本当にこの人一般の人?って感じの動きをする人の動きをみたりして、想像以上に楽しめました。

【注意や、どんな人に向いているか】
全てではないかもしれませんが、見ていた感じ、一人だと物語の登場人物になれない可能性が高い気がします。
(なれないと明言されているわけではないです)

とはいえ、目の前で見るアクションや人の演技は楽しいので、ショーとして楽しめる人には向いていると思います。

7.ザ・キャバレー

【概要】
レストランとなっている場所のセンターステージで、愉快なショーが行われます。食事をしている方は店内のテーブル=特等席で観覧することができ、していない方は店外から見ることとなります。
外からも見ることができますが、中にいれば、目の前でトランペットを演奏してくれたり、出演者といっしょにノったり、
場合によってはステージにのぼることがあるようです。
(一人でも上がることはあるかどうかは、店内に行ったわけではないためわかりませんでした)

【感想】
タイミングを逃していたこともあって、外から見ていましたが、愉快な感じはとても楽しかったです。現実から少し離れたかのような高揚感は有りました。そして、途中一般の方が衣装を渡されてステージで踊ったり、シャンパンタワーを体験したりするシーンは有りましたが、その光景も楽しそうで、見ている方も楽しかったです。
というより、途中登場した一般の方が想像以上に体が柔らかい(ダンスの時めっちゃ足が上がってた)のがすげーーってなってました。
参加している方がすごく楽しそうだったのが、特に印象的でした。

【どんな人に向いているか】
ショーを楽しみたい方。お祭り気分が好きな方。色んな体験をしたい方。

一人の場合、こういったショーに参加できるかは不明ですが、現実ではあまり体験できないような場に参加したい、という方には向いていると思います。店の雰囲気も、一般的にあまり行かないようなお店ですし。

8.パーティ・フェスタ!

【概要】
センターエリアにて、ダンスパーティーが始まります。
初めはお祭りのような雰囲気から始まり、出演者のダンスが始まり、最終的に見ている方も巻き込んでダンスパーティーになっていきます。

【感想】
自分自身、一人で参加していましたが出演者の方に手を取っていただき、社交ダンスのようなものがはじまりました!社交ダンスなんてものをやったことがなかった(はず)ですが、優しく手を取っていただき、楽しい感じでダンスできました。
また、近くにいる人も含めてダンスしましょう、みたいな雰囲気となり、最後はセンターステージを中心に踊りながら回っていく、みたいなお祭りのような感じでした。

【どんな人に向いているか】
知ってる人がいないならはっちゃけちゃおう!(常識の範囲内で)なんて気持ちを切り替えられる方。この場に来ている方は特にハイテンション担っている事が多く、公式サイトの映像のように本当にパーティー感ありました。
別にダンスができてようがてきてまいが楽しむ気持ちさえあれば、全体的に楽しめると思います。

9.イマーシブシアター(ヘンゼルとグレーテル)について

【概要】
 
グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」について、魔女視点・ヘンゼルとグレーテル視点でプロジェクションマッピングの演出を楽しめる常設アトラクションとなっています。
 といっても、魔女視点については調べてみた感じ、そこまで描かれているところがなかったため、IFで追加されたストーリーだと思われます。
 なお、どちらの視点も場面場面歩いて見ていくだけなため、アクション的要素は有りません。

【感想】
 没入、かどうかはわからないですが、魔女視点側の感情移入は結構ありました。魔女視点側から見たのも正解だったと思います。
 プロジェクションマッピングのような感じで演出もきれいなので、体験としては心に残りやすい気はします。見るのは楽しかったです。

【どんな人に向いているか】
 万人受けだと思います。特に派手な動きはなく、物語を見るだけではありますが、満足感は有りました。時期によるとは思いますが、待ち時間が発生しにくいアトラクションだと思うので、参加できるなら見ておいて損はないと思います。

10.ジャック・ザ・リッパーについて

【概要】
 そのエリアで常設されているアトラクションで、参加者(8人程度)と一つの紐をもって道を進んでいくものとなります。
 道は一本道となっていて、特に分岐は有りません。あくまで進むだけなので、お化け屋敷の殺人鬼バージョンといったところだと思います。

【感想】
 自分自身、ホラーに割と耐性があるからとか、列の先頭にまわされたからとか、自分の後ろで紐をもっていた女性が本当に怖がりで意識をもってかれた、とかそういう理由があるかもしれませんが、内容はあんまり印象にのこっていません。みんな怖がりとかだったりするとジャック・ザ・リッパーが襲いかかってくる、とかあるかもしれないですが、自分の中では平穏なほうだった、という印象でした。

【どんな人に向いているか】
 ホラーが苦手だけど好き、みたいな方とかには向いていると思います。
何も考えず追加料金なしで入れる常設アトラクションなので、もし公式の注意事項で問題がなければ入ってみるのは有りかもしれません。

11.【推しの子】パブリック・ビューイング

【概要】
推しの子のキャラ達が登場するライブ映像+ぴえヨンが登場する上映イベントです。上空にライブ映像が映されます。
また、開始前や、開始後の映像にて、振りを覚えるパートがあり、そのとおりにやることで、映像にあわせて応援することができます。

【感想】
自分自身、推しの子自体は知っていたものアニメを見たことはなかったので新鮮な気持ちではありました。自分はライブに行っても今回のような芸を打つことはないので、みんなで合わせての応援は楽しかったですね。
平日だったこともあって、「推しの子ファン!」というオーラを全面に出している方は少なかったです。

【どんな人に向いているか】
1日2回これが楽しめるので推しの子のファンの方は楽しい、かもしれません
作品を知らなくても楽しめたので、万人受けだとは思います。(映像はyoutubeとかでもあがっているので、どんな感じかは見れると思います)何も考えず芸を打てるので、日常の疲れを癒やす効果もあるかもしれません。

12.熱狂!フォルテヴィータ事件簿

【概要】
イマーシブフォート東京のエリア内のどこかでいろいろな物語が起こります。(一応場所は指定されています)
物語の途中、登場人物に話しかけられたり、巻き込まれる事があり、物語の登場人物になっていきます。

【感想】
入場直後に何度か登場人物と思われる方に話しかけられることは有りましたが、内容が把握できておらず、アトラクションを中心に回っていたこともあって、あまり参加できませんでした。
が、ザ・フィナーレだけは見ることができました。
ストーリーは全然わかっていませんでしたが、その場のノリと雰囲気で掴み、感動のエンディングを迎えられました。

【どんな人に向いているか】
すべてを追うのは2回目以降の訪問の方。
感想に書いた通り、追いきれませんでした。
スケジュールを見ればわかると思いますが、ストーリーを追おうとすると、ちゃんと公演時間などをみて計画する必要があると思いますので、初回訪問時は参加できるものだけ、でもいいと思います。実際フィナーレだけ見るのも(内容はわかっていない部分も多かったですが)雰囲気だけで楽しめましたし、アクションシーンもありましたので全く楽しめないということはないです。

13.実際、一人で楽しめるの?どういう人が楽しめるの?

 各個別のアトラクションの概要や感想についてはそれぞれの項目を見ていただければと思いますが、色んなパターンの体験があって、一人でも楽しめました!!

 ただ、全体的な面を見ると、受動的なアトラクションやゲームのようなアトラクションは少なく、そういったものが好きな方・それを期待していく場合は、チケットが割高に感じてしまうこともあると思います。
(遊園地にあるような乗り物のようなものはないですし)
現に、自分が支払ったチケット代は1dayパス+シャーロック体験 で9800円でした。

 このチケット代は、ディスニー系やUSJの1dayパスに匹敵する金額であり、アトラクション数や体験度・規模という基準で考えれば比較してしまう方もいるかも知れません。
とはいえ、自分も巻き込んだパーティーが始まる。一般の方も巻き込んだショーを見る。自分が登場人物になるかもしれない。1日中何かしらのショーがみられる、と考えると、そもそも比較する対象が違いますし、非日常感が味わえるという点で考えればそのチケット代の価値はあると思っています。

 物語を見たり、それを体験すること/非日常に入り込みたい方 におすすめです! もし、この記事を読んでまだどうしよう?と悩んでいましたら、きっと行ったら楽しいはずです!!!お金と時間に余裕があれば、積極的に参加寄りで検討してみましょう!





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