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堀裕子 超ショートショート(まとめ)

はじめに

以前Twitterで書いていた朝のSS(ショートショート)ですが、
このまま埋もれさせるのはもったいないということでnoteに起こします。
2~3ツイートで完結した短めのもので、30秒~1分程度で見れる内容ですので、四コママンガを見る感覚でみていただければと思います。
※朝の出勤時間の限られた数分の中で思い浮かんだネタをショートショート化したものです。

まずは、「堀裕子」シリーズのうち5つを記載します。
今回紹介するのは下記5つです
・ユッコ、ペンギンたちを救う 2020年12月14日初出
・ユッコがっ、美穂のっ、アホ毛くねくねー! 2021年02月24日初出
・サプライズ誕生会      2021年03月10日初出
・クイズ王決定戦の成果    2021年04月08日初出
・広いお庭の景色を見た    2021年04月28日初出
これで、絵を書く才があればなあ…と思うところです…。

【ユッコ、ペンギンたちを救う】

ユッコ「南極でロケ?」
P「そうだ。ユッコのサイキックでペンギンを救ってみようって企画」
ユッコ「…なんですかそれ?」
P「サイキックで氷をとかして、
 南極の寒さで凍ってしまったペンギンを救おうっていう…」
ユッコ「やります!!!」

ユッコ「……で、なんですか……これ…」
P「氷だ」
ユッコ「氷の中にある絵は?」
P「ペンギンだ」
ユッコ「このスタジオは…?」
P「南極セットだ」
ユッコ「周りにいるのは…?」
P「ペンギン隊の子どもたちだ」
ユッコ「…教育番組かあああああ!!」

子ども1「ユッコおねえちゃんのちょーのーりょく、みてみたい」
子ども2「さいきっくみたーい!」
子ども3「氷溶けるの楽しみ!」
ユッコ「ま、眩しい視線!!……ユッコ、完全復活です!
    氷だって、むむむ~んと溶かして、
    ペンギンを助けちゃいますよっ!!!」
子どもたち「わーーい♪」

P「…いい笑顔だ」

【ユッコがっ、美穂のっ、アホ毛くねくねー!】

美穂「ぁぅ…なんか恥ずかしい…//」
卯月「美穂ちゃん、どうしたんですか?」
美穂「あのね…さっき、テレビにユッコちゃんと一緒に出たんだけど…」


司会「そういえば、ユッコちゃんって、ムンっ!って言うと周りで不思議なことがおこるという噂が」
ユッコ「サイキックですっ!(キリッ」
司会「サイキック?」
ユッコ「はい!………むむ、いまはとても調子が良いようです!
    言葉ではなく、サイキックを特別にお見せしましょう!!」
美穂「わあ♪」
ユッコ「いきますっ!…ちょうど手元にあったスプーンがっ!」
司会「(ユッコちゃん、どこからスプーン出したんだ??)」
ユッコ「むむ、むむむーーん!!!」



ユッコ「あれ?」
美穂「何も起きなかったね?」
ユッコ「おかしいです!今日の調子なら…今頃スプーンがうねうね
    曲がって?」
司会「…あっ!み、見てください!!美穂ちゃんの髪の毛がっ!
   まるで意思を持ったかのようにうねうね動き回っています!!」
美穂「ええええええ!!!?」
司会「なんということでしょう。これは仕込みではありません!
   ユッコちゃんの不思議なパワーを目の当たりにしてしまい
   ました!!!あと、美穂ちゃんすごくかわいいですね!!」

美穂「って感じで…」
卯月「なるほどー?」
美穂「ずっと動いてて、くすぐったいし、なんか恥ずかしいよお…//」
卯月「美穂ちゃん!可愛いからOKです!」
美穂「全然OKじゃないよ!!」

【サプライズ誕生会】

ユッコ「あれ、プロデューサー?……私になにか…隠していませんか??」
P「!!」
ユッコ「むむーん………早苗さんと雫ちゃんもなんだかすこーし、
    こそこそーってしてて」
早苗「(なんでこういう時だけ勘が鋭いのよ……?
    プロデューサー君、ばれないように とぼけるのよ!)」
雫「(隠し事ってなんだかドキドキしますねー♪)」
P「(汗)」
ユッコ「むっ!!見えました!!」

ユッコ「……これは…!ドッキリですね!!いまカメラが入ってて…!
    セクシーギルティーでのドッキリ企画が準備されてて、
    プロデューサーと早苗さん・雫ちゃんが仕掛け役!
    ふふふ…私をどっきりにハメようなんて、
    そうはいきませんよ!お見通しですっ!(どやぁ)」
早苗「(微妙に惜しい!!…けど、ユッコちゃんはユッコちゃんで
    よかった!)」
ユッコ「……………あれ?でもドッキリを見破っちゃったら
    テレビ的に美味しくなくて……ど、どうしましょう!!!?」
早苗「……大丈夫よ、なんとかなるから♪」
雫「私たちがなんとかします~♪」
P「ユッコはユッコのままでいいぞ!」
ユッコ「わ、わかりましたぁー!?」

【クイズ王決定戦の成果】

ユッコ「ふふふ♪ついに、エスパーユッコ、
    知識も手に入れてしまいました!」
P「???」
ユッコ「たくさんのアイドルとの幾度となるクイズ対決を経て…!
    頭脳明晰!サイキックパーフェクト美少女になって
    しまったのです!!」

P「???………じゃあユッコ、クイズだ…
  世界三大美女といえば…クレオパトラ、小野小町、あと一人は?」
ユッコ「……そんなの簡単です!!………それは…
    …私ですっ!!(どやぁ!)」
P「よかった」
ユッコ「え、ちょ、なんですかその目は~」

【広いお庭の景色を見た】

P「ん?何してるんだ?」
ユッコ「プロデューサー!えっと、いつも買っている雑誌なんですけど…
    未来の姿が見えるサイキックが載ってて…できないかなーって
    準備してるんです!」
P「(いつも買ってる雑誌にサイキック??)」
ユッコ「よしっ!準備完了です!!…むむーんと念じて、
    いざ、未来予知っ!」

ユッコ「おおお、見えます!何年後でしょう。…広いお庭で…
    バーベキューをしています!さいきっくバーベキューです!」
P「???」
ユッコ「(むこうに……あれ…私そっくりの子供がいて??
     一緒にバーベキューの準備をしてるようで??)」
P「どうした?」
ユッコ「(…えーっと子供があっち側に…
     この子のお父さんが………ぷ、プロデューサー???
     た、確かに子供も少しプロデューサーの面影があって…
     ってことは//え?こ、これって??)」
P「なにか見えたか?」
ユッコ「ひゃっ//な、何も!!!//何も見えませんでした!」
P「さっきさいきっくバーベキューとか」
ユッコ「ぷ、プロデューサーなんて、見えてませんってば///」


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