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"パーシモンホール公演"のその先に。vol.40〜felicity live 2020〜

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我々、ROTH BART BARON が所属しているレーベルは felicity 。
2014年、『ロットバルトバロンの氷河期』リリース以来、もう6年の付き合いになる。彼らは本当にアーティスト思いのチームです。

当時いくつかお誘い頂いていたレーベルの中でリリースを決めた一番の理由は、七尾旅人さん、ジムオルークさんと錚々たる諸先輩方の存在や、また海外でレコーディングしたいという我々の希望にとても共鳴して頂き、出来る方法を一緒に考えてくれたことだった。

そのレーベル企画の9年ぶりのライブ!との貴重な公演 "felicity live 2020" がこの新型コロナウィルスの影響で中止となった。

残念でならない。数々の諸先輩方を差し置いてロットの出演が決まったのは七尾さんが我々をコールしてくれたらしい。
旅人さん、ありがとうございます。

そしてこの貴重な機会に意外性のある見せ方を、と考え、我々は岡田拓郎(e.g)と ermhoi(key/cho)の5人編成で出演を予定しており、すでに先月2月に1回のリハーサルを済ませていた。

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会場となる渋谷 WWWX のハイスペックな音響を解像度高く表現するには彼女の KORG "Prologue" と私の Dave Smith や moog を多用したシンセのレイヤーはめちゃくちゃ楽しいに違いないという確信があり、そしてリハーサルでも既に実証されていた。
楽曲によって楽曲によってパルス波系、緩やかに動きのあるシンセパッドは流石のシンセ使い、ノイズ、ディレイの効いたシンセのバッキングは今までのロットではライブでは表現しきらない領域で、非常に豊か、加えて女性ボーカルでしか表現できないコーラスの世界が加わってとても素敵だった。

この日、このスタジオ練習の後、私の車で岡田くんと新宿のタワーレコードへ BIZARRE TV の収録に行ったのだが、興奮気味にこのハイブリッドな編成にテンションが上がっていたのをとてもよく覚えている。

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つい数日前、この felicity live 2020 のリスケの打診があり現在検討されています。実施されることを願っています。

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岡田くん、ermhoi さんも参加するツアーファイナル公演はこちら。
このご時世でも毎週、着実にチケットが売れています。
こんな経験は初めてです。
皆さん、本当にありがとうございます。

続く。




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