配信アバターを作ろう BeatSaber Mod よちお1号開発 #1
きっかけ
SF小説をゴロゴロしながら読んでいたら、よっちがBeatSabarのModでアバターを使いたいそうだ。MMDはVR使用禁止のものが多いので、使えないから作ろうとしていた。
特にやることもないので、久しぶりにモデリングでも挑戦してみようと思って「よちお1号」を作ることにした。ただし、早く動かしたかったので、極力手のかからない方法で持っていけないか試してみた。
【手順】
1.Modeling,UV[Maya]
2.Texture[SubstancePainter]
3.Rigging[Mixamo]
4.Avatar作成[Unity]
5.BeatSaverにPluginを導入する
[参考にしたサイト]
1. モデリング、UV:MayaLT(2時間くらい)
あまり複雑なことはしたくなかったので、簡単そうなロボットを「よちお1号」にしてみることにした。UVもAutomaticでポチっと一回押しただけの展開にした。
2.Texture:SubstancePainter(1時間くらい)
これを6色分
1.FillLayerを作成する
2.BlackMaskを追加する
3.マスクを追加する
胸にテキストを入れたかったので、このYouTube動画を見て「よちお1号」を追加した。
「Font」で検索すると、Textを追加するAlphaが見つかるが、Defaultで日本語が使えるのは「Font Han Sans Japanese Chinese」のみ?()
3.Rigging:Mixamo (30分ぐらい)
UnityにHumanoidの骨が入ったFBXを持っていけばいいみたいだったので、簡単に骨が入れられるMixamoを使うことにした。
MixamoからはT-Poseのモーションをダウンロードした。
Mixamoでハマったポイント
・FBXのバージョンは2013以下じゃないとアップロードできない
・なぜかChromeからだとDownloadが出来なかったので、IEからログインしたらDownload出来た
4.Avatar作成[Unity]
概ね、この記事のUnity部分を参考にすればOKだった。
ハマったポイント
Head,Body,RightHand,LeftHandの階層を「AvatarDescripter」をアタッチしたGameObjectの直下に作らないとAvatarを作成できなかった。
TemplateAvatarフォルダにTemplateのシーンがあったので気付くことが出来た。
5.BeatSaber Pluginを導入する
以下のプラグインを追加した
・IPA、前提MOD (v1.3.0用)のリスト
・SongCore,SongDataCore
・CameraPlus
・Custom Avatars
Steam/steamapps/common/Beat Saber
にPluginを配置する
Unityから出力した.avatarのファイルは、CustomAvatarsの下に配置する。
6.BeatSaberでAvatarを表示する。
BeatSaberを起動する。
【カメラの切り替え(F1キー)】
F1キーでカメラを切り替える(1人称⇔3人称)ことが出来る
カメラの設定は[UserData/CameraPlus/cameraplus.cfg]で設定することが出来る。設定する前にバックアップを取っておくと前の設定に戻せる。
どういったCameraにするかは、Unity側のMainCameraを動かして、MainCameraのPosition,Rotationを使うとイメージ通りのカメラを作りやすくなる。
【キャラクターの選択(PageDown,PageUpキー)】
PageDown,PageUpキーでCustomAvatarsに配置した.avatarを選択することが出来る。
追加したキャラクターが表示できていればOK。
【プレイヤーにもキャラクターを表示する(Homeキー)】
Homeキーを入力することで、プレイヤー側にもキャラクターを表示することが出来る。
【課題】
5時間くらいでBeatSaberにキャラクターを作って動かすことが出来た。
色々と課題が残った。
・手がまっすぐになっていない。(MixamoによるRiggingは使えない?)
・握りに関するシェイプを設定していないので、Saberを握れない(DCCツール側で作業追加する)
・簡単な形状過ぎて色んな所に刺さってしまっている(もうちょっとモデリング頑張ろう)
・公開しているAvaterがAスタンスなので、Aスタンスにする。
自分ではやろうとは思わなかったので、チャレンジしてみて面白かった。
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