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S23 最終最高レート2000最終190位 受けループ「ホウオウヤドツルギ」

S23お疲れ様でした。初めましてととろと申します。目標としていたR2000を初めて達成したため、構築記事を書かせていただきます。

使用TN:シールド  

成績:最終190位 レート2000   (187勝128敗)

目標  ホウオウ軸でレート2000達成すること

<構築経緯>
最強のポケモンであるザシアンに後出しから勝てる伝説ポケモンとして、前期まで燃え尽きるを覚えさせたソクノホウオウを使用していたが、ピンポイント気味で、立ち回りも窮屈であったため、以前YouTubeでスポンジさんが紹介していたスカーフホウオウに変更。
ブーツを持っていないホウオウ軸はランドやバンギ、カバ、ラグ、ゲロゲ、マンムー、ガブなどのステロ+岩技を覚える岩、地面タイプのポケモンが非常に重く、ホウオウが対面で勝てない上にステロを撒かれただけで簡単にパーティが崩壊するので、後出しから霧払いでステロを無効化しつつ、それらのポケモンを対処することができる腕白HBカミツルギを採用。
更に、一般上位ポケモンのサンダー、レヒレ、ポリ2や禁伝のダイナ、ゼルネを受けることができ、ホウオウと共に再生力ループが出来るガラルヤドキングを採用し、上記の3体を構築の軸とした。
残りの3枠はゴチルに捕まらないオーガ受けのヌケニン。黒バドやイベル、レシラム等の禁伝や、ポットデスやガラルファイヤー、ドラパ、ウツロ等受け構築が重くなりがちな一般ポケモンを対処することが出来るHDバンギラス。ウーラオス、ジガルデ受けのマッシブーンで構築が完成した。

<コンセプト>
1.全ての禁止伝説ポケモンに対応出来るようにする。
2.受けループミラーを崩す手段を用いることで、一方的にカモれる様にする。
3.ゴチルゼルに選出やプレイングを縛られない。

(2.については、前作のusumまでは滅びメガゲン、追い討ちバンギラス、ギロチングライオン等ミラーで強引に数的有利を取る手段があったが、剣盾に移行してからそのようなポケモンが数を減らした。特にシリーズ10ではホウオウ入りやダイナ入りでtodが多発し、その傾向が顕著になったため、ハサミギロチンや未来予知、スカーフでの奇襲を用いて数的有利を取り、一方的に受けループをカモれるようにした。)

<個体紹介>*性格はミント使用後の物を記載。

1-ホウオウ

持ち物:拘りスカーフ 特性:再生力
陽気 努力値AS252 B4振り

フレアドライブ/ブレイブバード/聖なる炎/地震

S-スカーフカイオーガやミラー意識で最速

フレアドライブがH振りザシアンに56.2%で乱1
無振りザシアンは確1
せいなるほのおが無振り黒バドレックスに確2
ブレイブバードが無振りダイナ、イベルに確2

眼鏡黒バドのアストラルビット急所以外確定耐え

構築の要であり、本構築のMVPその1
数多くのザシアンを葬ってくれた。対面からであれば、ほぼ確実にザシアンに勝つことが出来る。万が一フレドラを耐えられて、ワイルドボルトを撃たれたとしても、反動込みで1対1交換に持ち込むことが出来る。ゴツメやステロで削ってから対面するのが理想的。ザシアン以外にも、鉢巻を持ったウーラオスやヒヒダルマを上からワンパンしたり、スカーフ以外の黒バドや、メテビ以外のアタッカーダイナ、今季流行ったチョッキイベル等にも対面で打ち勝つことが出来る。因みにこの構築は、岩雪崩れ持ちの化身ランドロスが受かってないが、ホウオウが毎回聖炎火傷を引いてくれたため、勝つことができた。スカーフのデメリットは風船ヒードランに返り撃ちにされてしまうことと、ザシアンのワイボでワンパンされてしまうこと、他のポケモンにスカーフを持たせられないことぐらい。個人的には今季かなり刺さっていたポケモンで、肝心な場面で火傷を引いたり、岩技を避ける等、自覚も高かった。ただ、今季の終盤からは全対面からザシアンがワイボを撃ってきたためかなりきつかった。

主な役割対象:ザシアン、ヒードラン、ゴリランダー、テッカグヤ、ギルガルド、日ネク等
オーガ以外の禁止伝説をやんわり     

2-カミツルギ

持ち物:ゴツゴツメット 特性:ビーストブースト
腕白 H252  B172  S84振り

リーフブレード/ハサミギロチン/光合成/霧払い

S-最速ウオノラゴン抜き

HB-余りで物理耐久最大

頑丈顎スカーフ意地or砂かき鉢巻意地ウオノラゴンの先行エラ噛み2耐え(ダメージ35.5〜42.1%)
頑丈顎鉢巻意地ウオノラゴンの先行エラ噛み+後攻エラ噛み急所以外確定耐え
A特化130族(ガブ、マンムー)のタイプ一致地震2耐え(ダメージ36.1〜43.3%)
A特化鉢巻バンギラスの噛み砕く高乱数2耐え
(ダメージ43.9〜52.4%) (84.4%で耐える)

地雷枠であり、本構築の真のMVP
ノラゴン受け、受けループ崩し、ステロの無効化等、相手目線からは見えない勝ち筋として数え切れない程仕事をしてくれた。特に序盤は多かった砂+ウオノラゴン+ザシアンの並びや、サンダーザシノラゴン、前期結果を残したホウオウ軸の受けループにはこのポケモンのお陰でたくさんイージーウィンを取ることができた。ノラゴンに対しては、鉢巻、スカーフ、砂かき含め、トリル構築以外は安定して見ることが出来た。砂で光合成の回復量が落ちても、自慢の耐久力で砂ターンを枯らすことができる。ムドーがいない受けルに対してはホウオウ、ムゲンダイナ対面以外(ドヒド、バルジ、ブルル、ラッキー、バンギ等)は有利対面なのでハサミギロチンを連打し、数的有利をとってから再生力ループをするだけ勝てる。ヤドキングが出せない時はドヒドイデの処理ルートをこのポケモンのギロチンに一任していたぐらい信頼していた。オーガ入りなど、パーティ単位で厳しい相手に対しても、初手に投げればオーガは引いてくれるので、裏のポケモンにギロチンを当てる等、沢山犯罪ムーブをした。炎技を切っているテッカグヤや、日ネクもこのポケモンに打点がないため、ホウオウがやられても勝ち筋を追うことができる。また、後半岩技持ちのマンムーが増えたが、ホウオウとマンムーが対面した時は一度このポケモンに引くことで、安全に処理することが出来た。HBのゴツメランドロスや、スカーフランドロスの地震も2耐えするため、カモることが出来た。霧払いはステロだけでなく、今季流行ったねばねばネットや毒菱、撒菱等の対策になり、これらで崩しを狙っている相手の計算を狂わせることが出来た。ここまで強いことしか書いてないが、身代わりビルドランドロスや炎技持ちバンギラス、剣舞ガブリアスは受からないので、それらのポケモンが増えた終盤はかなりきつかった。有利対面はギロチン安定。ドヒドイデと違ってワイルドボルトに耐性があるのもエラい。

主な役割対象:ウオノラゴン、カバルドン、バンギラス、ランドロス、マンムー、ラグラージ、ガマゲロゲ、 ムドー以外の受けポケモン全般、剣舞の無いガブリアス等

3-ガラルヤドキング

持ち物:突撃チョッキ 特性:再生力
控えめ HC252振り D4振り
AとSは妥協 (Aは混乱自傷とイカサマ意識で逆v、Sは同族意識でvにした方がいいです。)

ヘドロ爆弾/未来予知/冷凍ビーム/火炎放射

C-未来予知で耐久無振りダイナが高乱数1(87.5%)
   冷凍ビームで超高乱数2(98%)
 ヘドロ爆弾でH振りサンダーが乱2(0.3%)(毒込みで押し切れる)

HD-c特化眼鏡サンダーのボルトチェンジをほぼ3耐え(再生力で追いつく)(ダメージ28.7〜34.6%)
     c252振り補正無し眼鏡ダイナのダイマックス砲が乱数2耐え(98.9%耐える)
     c252振り補正無しムゲンダイナの+1メテビ&+1ダイマックス砲急所以外確定耐え

本構築のサンダー受け
ボルトチェンジを撃たれても引っ込めるだけで回復するため、サンダー入りのサイクルパには有利に立ち回ることが出来た。メテビ型や眼鏡等のアタッカームゲンダイナに対しては、後出しから受かる訳ではないが、[冷凍ビーム→ホウオウバック→上から地震]という動きで安定して処理することが出来た。並びで見ているため、単体では命の珠ダイナのダイマックス砲ですら、3発で倒されてしまうため、注意が必要。メインROMが2000行った後、サブROMでこのポケモンが珠ダイナに突破されてしまったため、そちらの構築では黒いヘドロ持ちのHD(技構成はショック/放射/瞑想/怠ける)の型に変更した。2000に乗ったのがメインROMのみだったため、本論ではチョッキの型のみを紹介している。ポリ2やサンダー、ゼルネやダイナ対面が安定するため、ヘドロ型も利点があるが個人的には裏に負荷をかけたり未来予知で受けを崩すことが出来るチョッキ型の方が使い易かった。麻痺バグや暴風混乱の運ゲに泣かされることは何度もあったが、レート2000チャレンジで、麻痺した状態からサンダーとポリ2 を突破してくれたので全てOK!やれば出来るポケモン。

主な役割対象-ムゲンダイナ、ゼルネアス、サンダー、レヒレ、コケコ、テテフ、ロトム系統、ポリ2 、ドヒドイデ、エアームド、霊獣ボルトロス等

4-ヌケニン

持ち物:防塵ゴーグル 特性:不思議な護り
寂しがりAS252振り
妥協個体その2(ダウンロード意識で、D>BになるようにBの個体値下げた方がいいです。)

ポルターガイスト/影撃ち/鬼火/堪える

A-影撃ちが無振り黒バドレックスに確定2発
(ダメージ割合82.2〜98.2%)

オーガ、ゼルネアス受け
持ち物はバンギと同時選出したいので、防塵ゴーグル一択。ステロはツルギの霧払いで何とかする。世間の認識は禁伝対策ポケモンであるが、水ウーラオスやカプ・コケコにも出すことがあった。レジエレキに出したら原始の力やダメ押しがとんできた。意外と黒バド入りによく刺さり、ステロや砂でこのポケモンの影撃ち圏内に入れて勝った試合も何度かあった。炎牙や噛み砕くが無いザシアン入りの選出も歪ませることが出来る。他のオーガ受けのトドンや貯水ヌオーと違って、ゴチルゼルをカモれる所が1番評価している点。ジガルデもこのポケモンに打点がないが、とぐろを撒く&身代わりで詰んでTODで負けるため要注意。一度だけザシアン入りに投げて勝った試合がある。

主な役割対象-カイオーガ、ゼルネアス、カプ・コケコ・水ウーラオス、テテフ、等

5-バンギラス

持ち物:カゴの実 特性:砂起こし
慎重HD252 A4振り

ロックブラスト/噛み砕く/眠る/ステルスロック

HD-補正無し黒バドレックスのリーフストーム確3
(ダメージ割合41.5〜49.2%)実際はcが2段階ずつ下がるので、もっと耐えます。

 眼鏡黒バドレックスのリーフストームc下降込みで乱数2(1発目が61.8〜73.4%)

HB-ホウオウの特化鉢巻地震急所以外確定耐え
(ダメージ割合84.0〜99.5%)

A-H振り黒バドレックスを噛み砕くで確1

 HB特化ホウオウをロックブラストで乱1
 (4発以上当てればワンパン)

黒バド受け
眼鏡リフストは受からないが、拘っているならサイクルを回して誤魔化せる。大体の場合向こうがこちらの交代読みで裏のポケモンに下げるので、眠って回復出来る。黒バド以外にも、今季流行ったイベルタルや、ホウオウ、ルギア、レシラム、ホワイトキュレム、ルナアーラ、月食ネクロズマ等対策してなくて来たら困る禁止伝説に投げることが出来る。但し、対戦したホワイトキュレムは全員気合い玉持ちだったため、返り撃ちにされた。イベルタルの蜻蛉返りも抜群で入ってしまうため下手に投げると削れてしまう。安易に後投げせずにホウオウを経由し、上手くサイクルを回したり、処理できそうならそのまま対面処理したり立ち回りには工夫が必要。このポケモンもヌケニンと同じで、対禁止伝説専用ポケモンと思われがちだが、ホウオウ軸の受けループで重くなりがちな、両刀ドラパルトやポットデス、ウツロイド、ガラルファイヤー等の一般ポケモンにも強いので、それらのポケモンを見るために投げることもあった。ゴチルとサンダーが同居している構築にはガラルヤドキングでは無くこのポケモンを投げた。悪技は噛み砕くが優秀で、イカサマやバクアと違って黒バドをワンパン出来るだけでなく、追加効果のBダウンを引いてポリ2 やアッキサンダー等の耐久ポケモンを突破出来る点が優秀だった。サンダーやホウオウ対面はロックブラストをたくさん当てて突破してくれた。ロクブラ5発当てたり、リフスト避けたり、ポリ2 対面50%くらいの確率で噛み砕くのBダウン引いたりとにかく自覚の塊だった。

主な役割対象:黒バドレックス、イベルタル、ホウオウ、ルギア、レシラム、ホワイトキュレム、ルナアーラ、月食ネクロズマ、ドラパルト、ポットデス、ガラルファイヤー、ウツロイド、ゴチルゼル、ヒートロトム、化身ボルトロス、サンダー、ポリ2 、ヤドキング(両方)等
ギラティナ、レックウザ(?)

6-マッシブーン

持ち物:オッカの実 特性:ビーストブースト
腕白HB 252 A4振り(レート使用時は攻撃に努力値振られていなかったため、急遽振り直しました)

ドレインパンチ/地震/冷凍パンチ/眠る

HB-特化悪ウーラオスの暗黒強打が乱数4発(49.7%)
A無振りジガルデの+6サウザンアローが確定4発

A-H4振りヒヒダルマをドレインパンチで確1
 H252振りヒードランを地震で乱1(81.2%)

悪ウーラオス、ジガルデ受け
この2体がどうしても重かったので、いいポケモンがいないか探し、他人の構築記事のポケモンをそのままパクった。持ち物だけゴツメをカミツルギに取られ、カゴの実をバンギラスに取られ、炎タイプが重いため、仕方なくオッカの実にした。この持ち物がめちゃくちゃ刺さり、エースバーンやヒードラン、ガラルヒヒダルマに対面から勝てるようになったり、炎の牙持ちガブリアスに安定して後出ししたり何度も勝ちを拾ってくれた。+6ジガルデや、鉢巻悪ウーラオスに素眠りで回復が追いつくのは普通にバケモン。物理耐久オバケ。

主な役割対象-ジガルデ、悪ウーラオス、ガラルヒヒダルマ、ガブリアス、ランドロス、エースバーン等

主な選出

<有利>

砂+ノラゴン、ザシアン…初手ツルギ+ホウオウ@1

砂始動とノラゴンをカミツルギで見て、ザシアンをホウオウで見る。@1は裏に刺さっているポケモンを投げる。大抵の場合裏にレヒレかサンダーはいるので、ヤドキングを選出することが多かった。脱出パックバンギの馬鹿力だけ要注意。(一応受かる)

ザシアン、サンダー、トドンorランド
ザシアン、ムドー、トドン…ヤドキング、ホウオウ、カミツルギ

ヤドキングがサンダーやムドー対面で裏のポケモンに通る技を押せればかなり有利になる。相手の構築にウーラオスがいなければ、シーズン序盤のサンダー、ザシアン+地面の並びにはかなり勝てていたと思う。

ダイナ、カグヤ、バンギ
ダイナ入り受けループ…ヤドキング、ホウオウ、カミツルギ

ダイナ、カグヤ、バンギはバンギが特殊受けの型ならカモれる。バンギが鉢巻型の場合は、馬鹿力を読んでホウオウを後投するなど、立ち回りを工夫すれば有利に戦える。ムドー入りの受けループはギロチンが通らないが、サイクルを回すだけでこちらは回復出来るため、ステロに対して霧払いを撃ったり未来予知を絡めることでTODになっても確実に勝つことが出来る。

ホウオウ入り受けループ…カミツルギ、ホウオウ、バンギ

いかにカミツルギをホウオウ以外のポケモンと対面させてギロチンの試行回数を稼げるかの勝負。たまに鉢巻型のホウオウが交代読み地震を撃ってくる場面があるため、ホウオウを経由してからバンギに引くなど、立ち回りは慎重に行う。

黒バド、ランド、水ラオス…バンギラス、カミツルギ、ヌケニン

水ウーラオス一点読みで、ヌケニンを投げていた。ランドがステロ型の場合は霧払いを使ってツルギで対処。鉢巻型で有ればヌケニンを使ってうまく立ち回っていく。最悪バンギが黒バドに突破されてもヌケニンで詰ませることも出来る。裏にいるコケコが選出されることも多くヌケニンが、かなり刺さった。

ジガルデ入り…マッシブーン、ヤドキング@1

ジガルデをマッシブーンで詰ませてTODにすることが多い。大体レヒレとセットで来るのでヤドキングを選出する。ヤドキング、レヒレ対面で裏に通る技を押せればそのままスムーズに勝てる。

<五分くらい>

日ネク入り…ホウオウ@2(カミツルギ)

@2は裏を見て決める。ホウオウ受けのHBランドがいた場合はカミツルギ、レヒレやサンダーがいたらヤドキングを投げる。日ネクを対処出来るのがホウオウかツルギのギロチンしかいないため、竜舞を沢山詰まれる前に上から聖炎を撃って火傷を引くか、ギロチンを当てる必要がある。

黒バド+エアームド…ホウオウ、バンギ、@1

ホウオウの刺さりが良かったが、ムドーにステロを撒かれるとかなり不利になる。@1はツルギ、マッシブーン、ヌケニンのどれか。

<不利>
イベルタル軸のサイクルパ(ドヒド、ガブ)…カミツルギ、ホウオウ、バンギ

相手の選出はほとんどドヒドイデと襷ガブリアスだった。ガブリアスに不利対面を作って、剣舞を積まれると一気にきつくなる。ドヒドイデはハサミギロチンで突破する。イベルタルに対しては、蜻蛉返りを警戒して、すぐにバンギを投げずにホウオウを後出ししていた。ホウオウにイベルタルを対面処理させることもかなり多かった。

ツボツボ、ザシアン、化身ランドロス…ホウオウ、ヤドキング、カミツルギ(先発はホウオウかヤドキング)

化身ランドロスが受からないため、ホウオウで火傷を引くか、ヤドキングの冷凍ビームで対面処理するしかない。ツボツボのステロやねばねばネットは霧払いで対処する。大体ホウオウランドロス対面で火傷を引かせる運ゲーになる。

<かなりきつい>

バナコーオーガ…ヤドキング、カミツルギ、ヌケニン

コータスがカミツルギでは勝てないステロ巻きなのでかなりきつい。一回だけ、ヤドキングでコータスを削ってからステロ読みでカミツルギに引いて、霧払いで脱出パックを強制発動するという宇宙ムーブで勝ったことがある。基本的に勝てないので初手カミツルギで脳死ギロチンを撃つのが多分1番勝率が高い。

重かったポケモン、並び

<立ち回り次第で何とかなるレベル>

ウーラオス
水か悪か、鉢巻かスカーフか襷かで対処が異なる。パーティ次第ではマッシブーンを出しづらく、選出択になることも多い。幸い鉢巻型が1番多かったので、初手ホウオウを出してブレバで処理することが多かった。スカーフ水流連打や襷の岩技で返り打ちになることも何回かあった。黒バド+バルジやバンギなど、悪タイプと同居している場合は大体水ラオスなので、ヌケニンで対処していた。型を読み外すと3タテされる。

ウツロイド、エアームド
ツルギが勝てないステロ撒き、前者はバンギ、ヤドキングや襷でなければ対面からホウオウのスカーフ地震で処理出来るが、メテビ型より襷が多く、確実に仕事をされるのできつい。ムドーはホウオウかヤドキングで処理する。幸い鉄壁型が少なかったので、ツルギで1回は突っ張ることも出来る。ノーウェポンムドーはカモだった。鉄壁型はホウオウでも突破できなくなるのでかなりきつい。

鉢巻バンギラス、鉢巻ランドロス
馬鹿力でツルギが乱1で飛ぶ。大体初手に出てくることが多く、1発目のダメージ量で持ち物が分かるため、択になることが多い。馬鹿力、地震読みでホウオウを出し、岩技読みでツルギを出すなど相手の行動パターンさえ読めれば何とかなるが、一回でも読みを外すとパーティが崩壊する。

岩技持ちの化身ランドロス
ホウオウで焼くか、ヤドキングの冷凍ビームで対面処理。化身ランドロス+ザシアンを使う人は釣り交換めちゃくちゃするイメージがあった。

<かなりきつい>

身代わりビルドランド
後半勝てなかった要因その1。身代わりビルドを詰まれる前にリーフブレード急所を引くか、ギロチンで突破するしか無い。何度か3タテされた。

剣舞ガブリアス
後半勝てなかった要因その2。剣舞+スケイルショットで誰も勝てなくなる。イベル入りだけでなく、黒バド入りに入っていることも多かった。剣舞読みでホウオウがブレバを打つくらいしか勝てない。聖なる炎で拘っている時に裏から出てきたら焼くしか無い。襷よりラムの実の方がきつい。炎牙を切ってることが多いため、カミツルギ、マッシブーンは対面勝てるが、大体裏に引かれて不利サイクルになる。一度スケイルショットを詰まれるとホウオウも上を取れなくなるのがきつい。何度も3タテされた。

エースバーン
誰も受かってない。対面勝てるのがマッシブーンとホウオウのみ。襷型はホウオウでもダスト+不意打ちで乱数で飛ぶ。マッシブーンを入れる前は3タテされることが多かった。オッカの実に何度か助けられた。スカーフより襷型の方が多かったのがかなりきつかった。一回だけ、バンギラス→ヌケニンで膝を空かして不意打ち読みで鬼火を入れて勝つことがあった。マッシブーンで対面処理出来なかった場合は技外しに期待するか、択に無限に勝ちまくるしか無い。

全対面ワイボを打ってくるザシアン
後半になると、カミツルギやヤドキング対面でもワイルドボルトをガンガン撃たれた。後出しで出てきたホウオウがワンパンされ、そのまま負ける試合が多かった。ワイボ読みでツルギで突っ張って読み勝ったとしても、次のターンインファで飛ばされる。

レジエレキ
アタッカー型は大体原始の力かダメ押しを持ってるため、誰も受からない。壁張り型ならまだ何とかなる。何故かホウオウ対面で原始の力を撃ってくれたので勝てた試合がある。(特性とタイプ一致込みで電気技のが威力が出る。)

<絶望>
風船ヒードラン
拘りがバレると、ホウオウが返り撃ちにされる。サイクルの中で割らせてくれればラッキー。拘って無い読みで風船が割れてから裏に引いてくれれば勝てるが、上手い人には拘ってることがすぐバレるので、何度も詰まされた。一回風船+原始の力持ちのホウオウの殺意MAXの型に3タテされた。

カイオーガを選出しないカイオーガ軸
ヌケニンが腐るため、実質2対3で戦わなければならない。

コータス
カミツルギが勝てないステロ撒きその2。ワンパン出来るポケモンがいないため、確実に仕事をされる。霧払いで脱出パックを無理矢理発動させるか、ギロチンの30%に賭けるしかない。

ロクブラ持ち日ネク
ホウオウが避けるかツルギがギロチン当てる。

グラードン
誰も勝てない。岩技持ってなければホウオウで勝てる。基本的にほとんど持っているので避けるか聖炎火傷引くしかない。

炎技持ちバンギラス、砂かきパッチラゴン
対戦ありがとうございました。

<反省点>
前期に結果を残した並びに対して、強くなるようにパーティを組んだため、今季の序盤は楽に勝つことが出来た。後半になるにつれ、カモっていた並びが激減し、対策していないポケモンが増えたため、あっさり負けることが多くなっていた。出来ればサブROMも2000載せたかったが、勝ち切れなかった。来季からは、環境の変化に対応し、後半増えてきた並びやポケモンにも対応出来る様にしたい。とりあえず目標のレート2000は達成することが出来たので、次の目標は最終2桁を目指す。ダイマックスの択は苦手だが、最善を尽くしていきたい。

<あとがたり>
拙い文章でしたが、ここまで見ていただき、ありがとうございます。構築記事を書くのが初めてだったため、かなり苦戦しました。質問やご指摘等がありましたら、Twitter(@sb4sLA6orp6HNJo)
までどうぞ。

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