マレーシア(ペナン島)での機械産業①

こんにちは。
茨城大学工学部2年のTatsushiと申します。
私は大学で機械工学を学んでいるので、それに関連したものをフィールド調査していきたいと思います。

第1回目はペナン島での自動車産業において、どんな車が使われているのかを調べ、特に日本の自動車がどのくらい活躍しているのかを調査しました。
方法は、私が宿泊しているホテルの近くの交差点とスーパーに停めてある車をそれぞれ調べ、車種を記録しました。 
その結果が以下のようになりました。

ダイハツ:154台
トヨタ:105台
ホンダ:102台
日産:31台
マツダ:12台
MITSUBISHI:7台
スズキ:2台
スバル:2台
いすゞ:3台
外車(日本のメーカーではない車):113台

調査した台数は531台で、その中で日本企業の車は418台もありました。
つまり、マレーシアで走っている車の約80%が日本車であると思われます。

この結果を見て、日本企業の活躍を認識することができました。また、ダイハツは日本よりもマレーシアで人気が出ているということが意外だなと感じました。
ちなみにマレーシアでみるダイハツの車はこのようなマークです。

マレーシアでみるダイハツの車

日本で見るダイハツのマークと違うことが分かるでしょうか。
私もタクシーの運転手からこの車がダイハツだということを教えてもらいました。
調べたところ、マレーシア政府とダイハツとの共同出資で作られた「プロドゥア」というマレーシアの車メーカーであることがわかりました。
つまり正確には、この車はダイハツという表現は正しくないのですが、今回の調査ではそうさせてもらいます。

その他に、日本産ではない車として「プロトン」という車が多く見られました。

プロトン(引用画像)

この車は日本では見たことが無かったのですが、調べたところ、マレーシアの自動車メーカーであることが分かりました。
事前調査不足でマレーシアに自動車メーカーがあることを知りませんでした。
この車も日本の自動車会社が深く関わっています。

マレーシアの自動車産業において、日本のメーカーは必要不可欠なものとなっています。
タクシーの運転手さんによると、日本の車は安いし、とてもコンパクトで乗りやすいとおっしゃっていて、それがマレーシアの人に支持される理由なんだと分かりました。

バイクにおいても、日本企業のものがよく使われており、YAMAHAとHONDAのロゴを確認することが出来ました。

海外に行くことで、自分の国の企業がどれだけ活躍しているのかを知ることができ、とても誇らしく思いました。

このレポートの内容はネットを見ればすぐ分かるようなものであり、これを読んでこの研修に参加してみようと思うことはおそらくないと思いますので、最後に私がフィールド調査中に遭遇した、日本では見られないような生き物の写真を載せて終わりたいと思います。

次回はマレーシアの家電産業について調べる予定です。
読んで頂き、ありがとうございました。














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