マレーシア(ペナン島)での機械産業③
こんにちは。
茨城大学工学部2年のTatsushiと申します。
私は大学で機械工学を学んでいるので、それに関連したものをフィールド調査していきたいと思います。
第3回目は1回目と2回目で調査した業界以外の機械産業がどうなっているか調査しました。
また、最終レポートということで全体のまとめについて書こうと思います。
まずはエスカレーターについてです。
私が滞在中に訪れたモールにあるエスカレーターは高確率で日本企業のものが使われていました。
具体的には以下のような企業です。
MITSUBISHI
FUJITEC
日本にいる時でさえ、どこの企業のエスカレーターが使われているのかなど全く気にしたことはなかったのですが、マレーシアという外国の地で日本企業のエスカレーターが頻繁に使われていることは意外な発見でした。
次はバイクについてです。(1回目でもふれましたが)
バイクは車と違って、どこの企業のものかは確認しづらいため、お店の前や大学に停めてあるものを調べました。
バイクは必ずと言っていいほど、日本メーカーのもので、HONDAとYAMAHAのバイクしか確認できず、割合はどちらも半々といった感じでした。
マレーシアで見られるバイクはどれもかっこいいものが多く、デザインを重視してバイクを購入しているのではないかと推測できます。
大学内の売店には、簡易医療機器が売られていて、日本企業のものも売られていました。
OMRONとTERUMOが日本企業の製品です。
最後に重機についてです。
ペナンでは土地開発が至る所で行われており、その場所には重機が盛んに使われています。
重機については日本企業の活躍はあまり確認できませんでした。(そもそもどこの企業のものかを確認するのが難しいです)
唯一確認できたのが住友の重機でした。
まとめ
マレーシアの機械産業には日本企業のものが多く使われており、それと同時に日本企業はマレーシアを重要な市場としているのが分かります。
私は個人的にベトナムに行ったことがあり、マレーシアと同様に日本企業の製品が多く見られました。
つまり日本企業は東南アジア全体で活躍していると言って良さそうです。
東南アジア以外の国には行ったことがないので、ヨーロッパなどの地域ではどれほど日本企業の製品が普及しているのかが気になります。(恐らく、マレーシアほど普及しているとは考えにくいです。)
私が3回のレポートを通して1番伝えたい事は、「日本企業は凄い」ということです。
よくメディアでは日本を悲観するようなニュースばかり見られますが、私の調査に協力してくださったペナンの方々は日本のことをとても褒めてくださいました。
私が調査したものはネットに転がっているデータを調べればすぐ分かることですが、実際に外国に来て、自分の目で確認することでその凄さを実感出来ると思います。
このレポートがその一助になれば幸いです。
それと同時に、日本で機械工学を学んでる一大学生として、もっと学ばなければいけないと感じました。
これで私のレポートを終わりたいと思います。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。
余談
私は皆さんと比べて好奇心を持てない人間であり、それ故に集団行動が苦手であります。
第1回目のレポートを読んでくれた方々が、私が500台の車を調査したことを冗談混じりにイジってくれたおかげで、私は皆さんと仲良くなれた気がします。
2024年度以降、この研修に参加しようと思っている方がこのレポートを読んでいるのであれば、積極的に仲間と関わることをおすすめします。
最後にこの研修に関わった全ての方にこの場を借りて感謝を申し上げたいと思います。
ありがとうございました。
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