(231118a) 宗教2世のドラマ(神の子はつぶやく)を見た感想(その3)

しばらく、休んでいました。
ドラマを見ていて、またもや、感想が噴き出したので、書きます。

あくまでも、個人的な感想だって事で了解して下さい。

羅列して書いてゆきます。

ちょっと、長ったらしいので、
【区切って読んだ方が、良いかも知れません】。
気長に読んで下さい。




信者というモノは、基本、
神や教祖を否定する考え(や、そういう人)に対して、
極めて、凶暴になる。(性格が急変する?、本性を現す?)
つまり、信者は(内心では)「神を信じていない一般人」を、
下に見ていて、秘かに軽蔑している。
(まあ、一般人も、信者をバカにしている。)
こういう構造は(互いに軽蔑し拒絶している事)は、
どの宗教でも、存在する事では無かろうか?(ドラマでも)
(キリスト教各派でも、創価学会でも、エホバの証人でも、)

ちょっと、ギモン。
  サタンの誘惑が、そこら中に垂れ流されるほど、
  神様の力って、そんなに弱いのって?
  全知全能で万能の神様が?そんなに弱いの?って。


母アイコは、入信前の状態は、
不動産で仕事をしていて、仕事は出来なかった。
ひと言で言えば、(無能と言うよりは)
ピントが合って無い感じ。地に足が着いていない感じ。
いわゆる、
やる気と言う問題よりも、
生活の為に、食って行く為に、仕方がなく仕事をしている。という感じ。
自分が何をしていいのか判らない。現実の生活と自分がツナガッテ無い感覚
生活や金を得る為に、無理に仕事をしている感覚だなーって思った。
だから、
(不動産の)仕事で、何をやって良いかが、判らない。感じ。


信仰を広める時も、
彼ら(信者)は、一般人を軽蔑や拒否している傾向が見られる。
そう感じる。
創価学会でも、信者が、一般人や他宗教を、邪宗(じゃしゅう)と呼び、
軽蔑している。

神や教祖をバカにしたり、ボウトクすると、凶暴化したり、して、
その本性(軽蔑している事、拒絶している事)を、現す。



宗教に入信すると、他人(一般人)を拒絶する様になってくる様だ。
彼ら(信者)は、それ(拒絶している事)に気付いていないのか?

悪(又は、サタンの誘惑)と決め付けている、その一般人について、
「その(決め付けている)根拠は?
 よくよく考えてみる必要が有りそうだ。
 」
自分(の心の中での決まり事)と、マッチしていないから、ダケでは?
無いのだろうか?そうでは無いのか?


しかし、
信者たちは、布教の為に、(などなど)に、宗教活動に、
本当に!、一生懸命働くよねー。
本当に、ここまで一生懸命働けたら、
一般人の中でも、絶対、認められて褒められるよ!って感じ。
なのに、一般と馴染まなかった原因は、何が原因だったのか?

でも、信者は、一般人を(心の中で、暗に)拒絶しているという面も
有るが、
一般(一般人)の中で、ヒドク不遇な思いをしていて、
その不遇への復讐では?と思うけど、
それを思うほど、宗教・教団の為に尽くしている。
【彼ら信者は、本当に、よく働いている。感心する程に】。


今思えば、まあ、不遇への復讐自体は、基本、悪い事では無い。と思う。
何故ならば、不当な不遇待遇は、一種の不当暴力に相当すると思うから。
だから、むしろ、正義ですらある事だって有る。
ただ、信者のやり方は、復讐の仕方を間違えている気がして、ならない。
堂々と、復讐すればいい。と思う・・・?

貧乏に追いつめられた事に対しての、一般人への復讐では、なかろうか?


教団の集会は(一般から追い出されて、無くなった【愛子の居場所】)
愛子にとっての、たった一つの居場所だった。???
つまり、
一般人が、愛子の居場所を用意さえしていれば、
宗教へ入信したり、凶暴化などをしたり、しなかった。だろう。

心の居場所を提供する事で、
愛子は入信し(狂暴化)する様になった。
「神を信じなければ滅びる」というロジックを信じ、確信している。が。
じゃあ、一般人は滅びているか?
違うじゃん。テキトー?に、うまくやっている。
まあ、自分達だけさえ良ければという点があるが、
テキトーに、ウマクやっている。


唯一?の(一般の)失敗は、
愛子の居場所を、キチンと用意しなかった事。
自分達の居場所を貰ったのならば、
当然、
愛子など(他人の)居場所も、用意すべきだった。
  (
  ( 裁くな。裁かれない為です。
  (
  ( 自分が、良い思いや、良い待遇を受けたら、
  ( 他人へも、そうしなさい。

矛盾???
  御心のままに」と言うけど、
  神が救わない人も、神の都合で、生かそうが殺そうが、
  やりたい放題で、
  それでも、神は正しい。らしい。
  そんな自分勝手を、(神を自称する者に)認めている。

(教団の集会で、信者から)
布施(寄付)を集めている時、
(愛子の家族は、貧乏ゆえ)出す金が無かった。
そんな愛子たちは、すごく惨めで、引け目を感じただろうな!!!。


ドラマでは、
水族館は、母の愛子や家族にとって、
(父さんからの)居場所の復活だったのでは?とも思った。

父さんにとって、家族が、(神様に匹敵する)居場所だった?。
母愛子にとっては、
(頼り無いが、一生懸命な父さんが、
 妻愛子にとって、父さんが居場所では無かったのかも?知れない
 )
まあ、よく聞きかじる言葉で、
女や妻にとっては、
 「夫よりも、子供!」って言うしなー。


愛子にとっては、
教団が居場所だった?。
何故なら、教団は、愛子の事を認めた(褒めていた)から。
たぶん、愛子は嬉しかったのだろう。

父さんは、家族の為に、死ぬまで(死んでも?)一生懸命働いていた。
これは、事実だろう。(ドラマの中に於いては)

そして、(神が居たならば)神は、父さんを見捨てた。(認めなかった)。


「これ以上、サタンの誘惑に負けぬ様に」
  ※ 「一般人がサタン」って言っている様なモンだね。

決まって、
貧しい奴ばっかり、居場所が無い奴ばっかりが、
宗教に引っ掛かってる。なー。


SMプレイって(特にマゾMのホウは)
実は、宗教と関係している。らしい。
要するに、
神を裏切った罪に対する罰なんだ。
その証拠に、
ハルカが、「心が軽くなる」って言っている。
「一縛(いちばく)」は、
  「ひと安心ください。」
  「一息(ひといき)つかせて下さい。」
って事じゃないのか?

【よく、ここまで、生きてたね!】(偉い!)


誰でも(このドラマを見た人間は)気付くだろう。
このドラマでは、
「居場所」という言葉は、
キーワードとして使われている。

ラストの方で、
愛子にとって、
「神様が家族を幸せにする【手段】だった。」
まあ、本末転倒だったが。・・・。

  「守破離」の概念に於いても、
  【「型を破っても」(教えに背いても)本文忘れるベカラズ。】
  って言われている。

母愛子にとって、の、本文は、
「家族を(子供を)幸せにする事」
だと思う。
子供や家族が、離散したり不幸になる事は、本末転倒だった。


このドラマは、(当然と言えば当然だが)
宗教2世の、一つのパターンを言ったに過ぎないから、
宗教2世の問題を、全て言い当てている筈もない。

でも、結構良いドラマだったと、思う。

あとは、
個別に、自分のケースでは、どうだったか?を
考える事は、必要になる。だろうけど。


ちょっと、かなり、ダラダラと書きました。
なんかの、(解決する)トッカカリになれば、嬉しいです。


以上です。