犬(タテ)社会と猫(ヨコ)社会 (Ver230302a)

ページトップの背景に、なぜ僕は「猫 社会」と書いたのか?

これは、私がずっと前から考えていた事で、僕の考え方と関係がある。

犬社会(タテ社会)の特徴は、
一言で言えば、ピラミッド型社会。
ボスが社会を治めている。
こんな書き方をするとイヤなイメージを持つかも知れない。
でも、悪い事だけではない。良い処だって確かにある。
例えば、ボスが善良で聡明でと優れたボスならば、
猫社会(ヨコ社会)より住み易いのは、本当のことである。

猫社会(ヨコ社会)の特徴は、
一言で言えば、「牛の尻より鶏の頭」を是とする社会。
つまり、横並びが強い風潮の社会。
社会を治めるのは、構成するメンバー全員である。
この猫社会が、良い特徴を発揮するのは、
ボスの一言で社会が動かない。良くも悪くも。
社会の構成メンバー全員を心底説得する必要がある。
そういう面倒臭さがある。
だから、ボスが腐ったヤツである時は、猫社会の方が圧倒的に住み易い。

特に最近の日本の政治を見ていると、
歯がゆいを通りこして、腹立たしいも通りこして、嘲笑している。
犬社会だと、こういう時に、なす術がない。

猫社会では、こんな独裁政治+暴力政治など実現できない。
猫だから、納得できない理不尽な命令?吹聴?が、効果がないからだ。

猫社会はだから、一種アナーキーズム(無政府主義)に近いかも知れない。
理想的な行き届いた社会では無いが、それなりに動いてゆく特徴がある。

ヨコ社会とタテ社会で犯罪が起こった場合。
タテ社会は反応が早くあっと言う間に鎮圧する。
ヨコ社会だとはそうは行かない。誰かがカクマうかもしれない。

しかし、ボスなどトップが腐った時、タテ社会は悲惨である。
ほとんどなす術がない。今の日本の様なもの。
構成メンバー(庶民)は、ジリ貧で自死に追いつめられるだろう。

僕は、けっこう昔から、犬社会(タテ社会)と猫社会(ヨコ社会)について
考えていた。

今の日本や米国やヨーロッパに必要なのは、
猫社会の良さを導入する事ではないか?とも思ったりする。

ダラダラと書いたが、昔から僕は、そんな事どもを考えていた。