(230706a) 園芸農業初心者は露地地面でなく鉢植えを推奨する。

園芸や農業の初心者は、可能な限り、
露地などの直接地面に種や苗を植えるのではなく、
鉢植えや、底に穴が開いていない容器で、栽培する事を、
(まだあまり自信は無いが)僕は推奨します。

理由は、狭い空間や閉空間で植物がどういう事になるか?が
判るからです。
鉢植えならば、体積も小さい空間の土で育てなけらばならない。
木も植えられない。等々、制約が多い事がある事は承知している。

まして、底に穴が開いていない容器での栽培を、
なぜ推奨するか?
それは、
水やりだったり肥料だったりpH調整だったりの【結果が露骨に出る】から
つまり、「(自分のやった事の)結果が全て反映されるから」です。

穴が開いた鉢植えだと、水や(酸性)肥料の効果や液肥の効果が、
多少の事ならば、流れ去ってしまい、
自分のやった事の結果が、判りにくくなる。

確かに、安全弁であるとする考え方もある。
しかし、植物の育て方を学ぶ時には、安全弁があった為に、
気付くべき失敗に気付けなかったって事になりかねない。

だから、あえて私は、初心者の時は、
底に穴が開いていない1L以上のPETボトルなど
で栽培する事を推奨します。
水を与えすぎても、判らない?
透明なPETボトルですから、与えすぎはすぐ判ります。
僕は、その上に多少の工夫を加えました。
つまり、PETボトルの底の方には、
パーライト(真珠岩を焼いたモノ。多孔質のガラスと思えば良い)を
5-10cmの深さ?厚さ?入れて置きました。
パーライトは、多孔質なので水を吸収して保持してくれます。
それをある程度の厚さで、底に設置する事で、
水の与えすぎは、パーライトを入れた所が(PETだから)見えます。
一目瞭然で判ります。それに、パーライトは多孔質ですから、
一種の毛管現象みたいな事が起こる筈です。
だから、パーライトの部分の所に、水面が来ていれば、
毛管現象で、パーライトの上にある土などに適度に水分を与えてくれる筈
です。

以上の様な工夫をして、
PETボトルにパーライトを下に配置した鉢植えを作りました。
これならば、自分がやった結果が、露骨に正確に反映されます。
穴が開いた鉢植えの様に、流れてしまう事がありません。
あと、穴が開いていないので、畳の上などでも基本的には?栽培出来ます。
まあ、板張りの床の方が良いに決まってますが。

うまく言えていませんが、
上記の様な(底に穴が開いていない)PETボトルで、
植物を栽培しています。
透明だと、根が伸びてきた時や土の色?などや変色がすぐに判ります。

ちょっと、変則的な植木鉢だとは思いますが、そんな風にして、
私は植物を栽培しています。
PETボトルのせいだったのかなー?
土壌があっと言う間に酸性になってしまったのは?
まあ、自分のやった結果だから、そうなんだって判ったが。

なんと言っても、PETボトルを使った理由は、
容器代がタダに近かったからです。
貧乏な私にとっては、プランターを金出して買うのも辛かったから。

まあ、PETボトルに穴を開けるなんて事は、
カッターナイフで簡単に出来ますから・・・。


最後に、
パーライトを扱う時の注意点があります。
パーライトは基本的に多孔質のガラスです。
ガラスは、動物や人体の中で化学反応しません。
だから、パーライトが呼吸器官などに侵入すると、
アスベスト(石綿?グラスウール?)に近い事が起こるかも知れません。
だから、購入したパーライトを水で濡らして、
パーライトの粉が空気に舞わない様に注意して下さい。
水を含んでいないパーライトは非常に軽い。
だから、運搬は簡単です。
しかし、家に持ち込んだら、さっさとパーライトに水を含ませて、
細かいガラスの粉が空気に舞い上がらない様にすべきだと思います。


以上の様な感じで、私は、今、園芸・農業の勉強をしています。

以上です。