(240421a) 他人を傷付ける事を止められず負のループになる。そのカラクリ？

他人によって、しつこくしつこく傷付けられていて、
相手（傷付ける側の人）の気持ちが判らない。理解出来ない。
等があると思います。

僕の考える所では、これは、相手がキチンと考えていて
意図の下にあなたを傷付けているのでは無いと予想しています。
つまり、この行動は意図に従って為されている行動ではない。
一種の自分でも抑えがたい感情に負けて、自分でも制御できずにいる。
そんな状態であると予想しています。

以前の僕の記事で書いた内容ですが、
「自分が惨（みじ）めで、しようがない。この惨めさを自認する事が大事」
という様な内容で書いたと思います。
ここら辺絡みの記事のタイトルは、今、僕は思い出せないので、
とりあえず、今は、自分の力だけで、僕の記事の中を探索してみて下さい。
けっこうな量を書いたと思います。あちこちに。

他人と比べて、自分が惨めであると感じて、
その惨めさを自分で自分を慰める為に、する事は単純なことです。
他人の方が自分よりも惨めであると思える事があれば良いと考えるだろうと
思います。
これが、実は、愚かな行動を引き起こします。
というのは、
その人（自分が惨めであると感じている人）は、
誰か、自分よりももっと惨めである生け贄を探し求めては、
それ（生贄）を見ては、自分を慰める様になる。
（こいつよりは、自分は惨めではない。というワケです。）
でも、こうした過程で、その人は、その生け贄にする人を、
自分よりもヒドイ状態にしてやろうと画策して、
自分よりもヒドイ状態に蹴落とそうとするんです。
この蹴落とす事は、一時的には、当人の心を慰められます。
でも、相手を蹴落とした事で、自分が更に惨めな感情に襲われるという
負のループに陥るんです。
見れば判る通り、この負のループを延々と続きます。
自分で気付いて、止める時が来るまで。
生け贄にされた他人からは、多分止めさせる事は出来ないかも知れません。
その人が自分で自分を慰める為に、自分の状態を悪くしていて、
状態を悪くした事によって、更に自分が惨めになり、
堂々巡りの、生け贄の相手を傷付けずには、済まないという
負の感情のループです。

言葉を替えて言い換えるならば、他人と比べて、他人を傷付けて、
他人を蹴落として、自分を持ち上げても、一時的にしか、満足出来ない。
そして、一時的に安心した（自分を安心させた）代償で、
もっと自分が惨めになり、もっと他人を傷付けずには、居られない。
居ても立っても居られなくなる人間に、その（自分が惨めな）人が、
変化？してしまうんです。
こうなると、ほとんど、当人も他人も止める事が出来ないんです。

前述した様に、この事は、
意図ではなく（自分の明確な意志ではなく）
自分で制御できない感情（ヒステリー？）の類いじゃあないか？
と思っています。

こういう状態じゃないか？と思うんです。

もし、その通りならば、
基本的には、負のループが出来上がっていて、
当人からも他人からも止める事は出来ません。

多少の、改善させる方針ならば、あります。

・自分が惨めで惨めである事。
　他人を蹴落としては居られない程自分が惨めである。
　その事に自分がそうである事に気付く事。
　（当人が冷静さを持つ事）
　※負のループに気付き、自らＳＴＯＰさせる事。

・自分が苦しくても、他人を思い遣れる様にその人が変わる事。
　※自分の心の傾向を変化させる事。

負のループに陥る原理を解説したので、
あなたでも、その厄介さとその構造が見えて来ると思います。
あとは、どういう手法で、相手を立ち直らせるか？です。

こういう話が、あなたを傷付けて来て、止められない人への、
対処方法になります。

とにかく、
他人をイジメる負の感情は、たぶん意志ではなく、
感情、特に惨めさの感情に負けているヒステリー的な行動じゃないか？

と思っています。

言ってしまえば、こんな感じになると思います。

とりあえず、

以上です。