(240130a) ユダヤ人・タルムードの中にある「ゴイム」思想の解説(の試み)。

まず、
「ユダヤ人」とは、
この言葉(ユダヤ人)とは、日本人アメリカ人などの、
人種・民族・国家に属する人間の定義ではありません。
ユダヤ教徒(ユダヤ教を信奉する人たち)を指します。
だから、アラビア人でも旧約聖書のみを信奉すればユダヤ人です。
日本人でも旧約聖書のみを信奉する人は、ユダヤ人である。となります。
そういう言葉です。「ユダヤ人」という言葉は。
狭義では「イスラエル民族」を指す事もありますが、
今現在は、ユダヤ教徒の事を「ユダヤ人」と呼んでいます。
詳しくは、ウィキペディアを参照して下さい。

次には、
「タルムード」を解説します。
旧約聖書は、皆さんもご存じだと思います。
他には、新約聖書もご存じだと思います。
新約聖書を基本的に認めておらず、旧約聖書だけを認める人達が、
つまり、ユダヤ人(ユダヤ教徒)です。
つまり、旧約聖書がユダヤ人の聖典です。
しかし、実は、ユダヤ人にとって、他にも聖典と呼べるモノがあります。
旧約聖書が一般の人に公開されている成文律法です。
それに比べて、口伝律法が、タルムードと呼ばれているモノです。
このタルムードは、一般には公開されていません。
ウィキペディアの言葉を借りて来ると、
 ユダヤ教の伝承に依れば、神はモーセに対して、
 書かれたトーラーとは異なる、口伝で語り継ぐべき律法も、
 与えたとされている。この口伝律法(口伝のトーラー)である。
この口伝律法が、タルムードと呼ばれているモノです。
ただし、タルムードは文書の量が(旧約聖書に比べても)膨大になります。
その膨大な内容の中の一部の内容を「タルムード」などと表題した書籍が
存在する様です。あまり一般には出回ってはいません。

そして、
「ゴイム」という言葉の解説に入ります。
ゴイムという考え方・思想は、タルムードの中にだけ存在する様です。
つまり通常は、ユダヤ人以外は知らない内容です。
悪い言い方をすれば、ユダヤ人は隠れてこの様な考え方をしている。
もう少し正確に言うと、
タルムードの中に「ゴイム」という考え方(条文)・思想が、
確かに存在しています。
ただし、普通はこの考え方は、理由は定かでは無いが、
ほとんど開示されていません。(事実上、隠されている)

次は、
ゴイムという考え方の(僕が知っている範囲での)解説に入ります。
ゴイムとは、大雑把に言えば、
ユダヤ人以外の人間は(つまり他宗派の人間は)、
犬・家畜にも劣る劣等動物(人ですら無い・とまで断言する)であり、
これ(ゴイム)を殺しても罪にならず、
※つまりユダヤ教徒は、ユダヤ教徒以外の宗教信徒を殺しても、
 ユダヤ教に於いては、それは罪にならない。
これ(ゴイム)から恩を受けても返す必要がない。と言っています。
更に、ゴイムを殺す事は神に奉仕する事であるとさえ言っています。
つまり、他宗教信徒を殺す事はユダヤの神に奉仕する事だとすら言います。
などなどが、
ゴイムという考え方です。
ユダヤ教以外の宗教信徒を人間扱いしない教え・思想です。
要するに、ユダヤ人は、前述の様な選民思想・優生思想を、
暗に、持っているのです。

このゴイム思想があるからユダヤ人は世界でも度々問題になっています。
これらが、大雑把ではありますが、ゴイムの説明になります。

ただし、ユダヤ人の多くは、この教えを事実上は、実行していません。
ただ信条としては持っている様です。
それ以上の事はうまく言えません。
ただ、ユダヤ人がヒトラーから虐殺などのホロコーストを受けた遠因では?
とも思える側面があります。

※参考文献が無い為に、多少、記述が不正確になっています。
 ご容赦下さい。

つまり、
極端な例が、次の様なモノになります。
第二次世界大戦のナチスドイツ時代に、
リトアニア駐在の日本の外交官・杉原千畝が居た。
 ※杉原千畝(すぎはらちうね、通称SEMPO)
彼はナチスドイツから、リトアニアに逃れて来たユダヤ人を、
日本政府の命令(外務省など)に逆らって、ユダヤ人を逃しました。
そして、多くのユダヤ人の命を救った。
この杉原千畝の恩を返さずに、
 ゴイムの恩を返す必要は無いし、
 ゴイムを殺す事は神に奉仕する事ですから
更には杉原を殺してさえ構わないと、言いかねない考え方が、
その考え方こそが「ゴイム」という考え方です。
ただし、
現実には杉原に恩や感謝を感じないユダヤ人は、ほぼ居ません。

ただ、杉原千畝を殺す事さえ神に奉仕する事と説くのが、
ゴイム思想です。

更に、もう少しユダヤ人を弁護すれば、
ゴイムに関して「そう考えている」のでは無く、
「そう信じている(鵜呑みです)」のです。
つまり、ユダヤ人に、ハッキリとした悪意はありません。
ただ、ユダヤ人が疑心暗鬼に揺れる時に、
ユダヤ人は、このゴイム思想が頭を過(よ)ぎり、
このゴイム思想に頼ってしまう危険性が、ユダヤ人には在る。
という事です。

このゴイム思想については、
いつか後ほど、記事にする予定です。

とりあえず、

以上です。