自分にとってのお金を増やす仕組みを考える②
自分にとってのお金を増やす仕組み
前回は、お金を稼ぐ手法を一般論として考えてみました。
今回は、自分にとってのお金を増やす仕組みとは何かを考えてみました。
私が考えているのは、お金を増やす仕組みですので、短期的に儲ける方法という意味とは少し違います。もちろん短期的にも儲けられる方法があるのはすごいことだと思います。
お金は持っているだけでは増えてはいかない
お金は手元にあってもそれだけでは増えていくことはありません。
お金が増えて行く仕組みはわかりやすいのは利子です。
銀行に預けていたら利子が付きます。その利子分も含めてさらに利子がつくと、お金が増えて行くことになります。これが複利の考え方です。
複利の考え方を活用した仕組みづくり
お金を増やすとは、この複利の考え方をうまく活用して仕組みを作ることだと言えます。
では、自分自身がこれからの人生の中で、限られたリソースを活用して、どういう設計をして行くのかを、考えていきたいと思っています。
ビジョンや夢については幾らでも語ることができます。
しかしそれを叶えるための資金計画がなければ、それは戯言にしか過ぎません。渋沢栄一の「論語とそろばん」の「道徳なき経済は罪悪であり、経済なき道徳は寝言」だと言えます。
何でお金を稼ぐのか
まずは、基本となる「何でお金を稼ぐのか」があります。自分自身は給与所得で生活しているので、基本ベースは、給与所得になります。なので、何を伸ばすのかと言えば、サラリーマンとしてのスキルを磨いて、自分自身の価値を高めることが本来のあるべき姿と言えます。
しかし、サラリーマンは気楽な家業の反面、成果がそこまで明確に所得増には結びつきにくい面もあります。
それであれば自分自身の価値を高めて、もっと良い給与のところに転職するという選択肢もあり得ます。
単純に金銭的なことだけ言えば、これは正論かもしれませんが、これは20代や30代であれば可能性が高いのですが、40代後半となった自分自身の状況からすると現実的ではないような気がします。よほど引き抜きのような話がない限りは、転職して今よりも良い環境を得るということはないのではとおもっています。
それよりも、老後も含めた人生設計を考えた時に、残りのサラリーマン人生の価値の最大化を目指すのではなく、次に人生のための器づくりを始めたいと考えています。
お金を増やす方法
お金を増やす方法は、いくらでもあると言えます。
ある意味会社を作ることが、最大のお金を増やす手段と言えます。それ以外にも執筆活動をして、本を出版することや、スクール事業で、人を育てるなどのビジネスが、それにあたると言えます。
その中で、これまでの自分の経験値から考えると賃貸不動産業をベースに考えてみたいと思います。
賃貸不動産業
賃貸不動産は、稼働さえしていれば、不労所得的に安定した収入を得ることができます。不動産開発が上手ければ、収入を増やして行くことも可能でしょう。一方で、それゆえに競争も激しいので、すぐに陳腐化し、将来に対する稼働率低下リスクが高いと言えます。
そのためには、差別化戦略が必要で、単に住宅のスペックだけで差別化を図る場合は、短期的に効果があっても、周辺市場にキャッチアップされてしまいます。
大事なのはエリア価値を上げること
そこで、大事な考え方は、清水先生の「敷地に価値なし、エリアに価値あり」で、不動産開発するにあたっては、如何にエリア価値を上げるかが重要ということです。
実家の活用も視野に
今考えているのは農業をしている実家のその後の活用方法についてです。実際自分が生活している場所からは離れているので、今すぐ自分が実家に戻るということまでは考えていないのですが、両親が亡くなった後にどのように活用するかを今から考えておかないといけないと思っています。
以下はまだ妄想段階の構想案です。
中身については今後またブラッシュアップしていきたいと思いますので、現時点ではあらあらのプロットになりますので、そのあたりご容赦を
構想(案)
エコビレッジづくり
エコでサスティナブルなビレッジ
基本収益構造
基本は賃貸住宅による賃料収入
賃料収入15万円/月×10世帯 =150万円/月
×12ヶ月=1,800万円 ×10年=1.8億円
初期投資費用
賃貸住宅づくり(収益源) 集合、戸建て 木造高気密高断熱の家、エコハウス 3億円
ファームづくり 米づくり 農場 1億円
シェアキッチン 製造許可をとる、ワークショップ・サードプレイス 1億円
加工工場(ファクトリー) 3億円
レストラン、カフェ、ショップ 2億円
合計 10億円
10億円を10年で回収 →年間1億円の利益が必要
ランニング(逆算)
年間1億円の利益 利益率40%とすると、2.5億円の売り上げが必要
ランニングコスト1.5億円/年
最初の一歩
最初の一歩は、賃貸併用住宅の運用から
現在の母屋から別敷地に家族が住める部屋
県道が拡幅整備されることに伴って、県道沿いに新規に建設し、菜園付きの賃貸住宅の建設を第1期で行う。
木造2階建の高気密高断熱賃貸住宅を建設し、菜園付き住宅として供給する。
収益
基本は賃貸住宅による賃料収入
賃料収入15万円/月×10世帯 =150万円/月
×12ヶ月=1,800万円 ×10年=1.8億円
初期投資費用:1,000万円×10戸 =1億円
オーナー住宅+賃貸住宅として建設する。
デメリット:駅から遠い、東京から遠い、生活不便 家賃取れないのではないか?市街化調整区域:プロパン、浄化槽 建設可能か?
逆転の発想で、「農と暮らす」コンセプト、1期の入居者と一緒に、2期以降のビレッジを作って行く。移住用住宅、農の暮らしのインキュベーション施設を目指す。
母屋に関しては、第2期工事で、リノベーションする。
ここまで来て大事なのは、金融機関からお金を引っ張れるか?
事業計画を作成して、金融機関にプロジェクトファイナンスでお金を借りるかです。次回以降はこれらを考えてみたいと思います。
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