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そうは言っても新聞記者に敬意を持ってる。対してメンタリストDaiGoは胡散臭い。その点踏まえような
有料にしました。
そのうち何かで公開するので買わないで。
急遽noteを書きました。
先ほどから、このツイートが伸びています。
某新聞社を退職し、記念に「退職イベント」をするのですが、自称前職の上司から脅しDMが飛んできました。ネットストーカーご苦労様ですwもしかして業務の一環かな?
— たつのん/無職 (@tatsu_note) October 26, 2019
御社職員の入場料は『5万円』に決めたので、お祝いよろしくお願いします🥰ご来店の際にはお名前と社名を載せてお礼ツイートしますね🥰 pic.twitter.com/4eeB6afUfV
応援してくださる方が多いことをありがたいと思うと同時に、取り急ぎ、私の考えをメモしておきたいなと。
有料部分では届いたDMのモザイクなしバージョンを公開!なんてセコイ商売はしません。有料部分はありません。
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私に届いたDM自体は、実在の上司や先輩記者の名前を出したものでした。
こんなことするクラブはあそこだな、とおおよそわかっています。レベルの低い、ただの嫌がらせです。10/28に私のイベントを楽しみにしてくれている人がいるのに、冷やかしで邪魔しようとするのならば、こちらとしても対処するしかない。
だからこそ煽るようなツイートをしました。来るなら5万円を持って、社名と実名を掲げて来いと。まだちょっかいをかけてくるのならば相手をします。
が、こちらからはこれ以上言及はしません。育ててもらった恩もある。地方にいた頃の上司や先輩も、辞める直前の先輩も全員尊敬できる人ばかりでした。
基本的には自ら前職の悪口を言うつもりも何かを暴露するつもりも現時点では一切ありません。
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私は新聞社をはじめとする、マスメディアに敬意を持っています。自分自身が新聞記者だったことにも誇りを持っています。
最近、メンタリストDaiGoさんがYouTubeでマスコミ批判、記者批判を繰り返していますね。
マスコミは忖度だらけ、フェイスクニュースだらけだそうです。心を影から操ったり支配したりし得をしようとする、他人の恥や悲しみ、罪の意識につけ込んで金を稼ごうとする・・・と。
新聞記事は、一次情報に取材し、何人ものチェックが入って作られています。
人間が書いている以上、100%正確・公平になんてできない。間違うことだってある。しかし新聞記者は反対意見や反論も取材し記事に込める。取材した情報源が適切か吟味する。解釈の飛躍を避け、緻密に記事を組み立てる。
友人のえらいてんちょうが、先日のYouTube配信で「メディアは物語」だと言っていました。
「どういうロジックで物語を作るのか考えるのかがメディアリテラシー」です。
新聞は出来事を切り取り、記録する。記録の際には記者が物語を紡ぐ。
会社員である記者は、意図的なフェイクニュースを流しません。信用は積み上げるのに時間がかかり、瓦解するのは一瞬です。マスゴミだ、誤報だと言われようとも、多くの人はテレビや新聞には基本的には事実が掲載されていると認識しています。新聞社は100年にわたり、信用を積み上げてきました。
一方で、YouTubeやニコニコの有料会員で収入を得る個人。一つの論文を引用し、大学や研究機関の権威性だけで「これが真実だ」と示す。わかりやすくキャッチーかつ扇動的な発言をすると注目が集まりさらなる収入につながりますね。
どちらがより正確な情報を出していると言えるでしょうか。
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私は報道の仕事が好きでした。記事になるかもわからないことのために膨大な時間と経費をつぎこんでてもスクープを狙い、「俺の記事で社会を変えてやる」と青臭いことを言うジャーナリストの生き様に憧れた。
薄い紙の上。字数の限られた四角いスペースに収まった文字に、愛しさを感じる。特ダネを掴んだ瞬間の高揚感。他社を出し抜いたときの快感は麻薬を超える。ときには自分に酔って、刑事ドラマの世界に入ったかのような歯の浮くようなセリフを口にすることもある。
いい記事なんて、1円にもならない。それでも各々がなにかしらの矜持を胸に、プライベートや趣味を犠牲にしてでも戦っている。きつくてつらいし、勤務形態はブラック企業のそれでも、自分が信じる社会正義のためだけに命を燃やす。
退職した今も、それらを否定するつもりはないし、バカを集めるためにキャッチーな言葉でマスメディアを否定する人間は間違っていると思う。
マスメディアに敬意を持っています。そういう話でした。
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面白かったら画面の右下かどっかのハートマーク(いいね)押しといてください。
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参考
なんかちょうど今日の夕方、論文についてツイートしていたので貼っておきます。
だいたいの場合、論文や研究データ、統計の数字なんてものを示されて「つまり、こうなんです」と言われたら信じてしまう。情報の受け手を扇動するような恣意的な運用をどこまで抑えられるかは、使用者のモラル的な部分ですね。 https://t.co/9KPdOCqhau
— たつのん/無職 (@tatsu_note) October 26, 2019
参考文献は使用するデータや解釈の妥当性から吟味しないと100%正しい事実とは言えないわけで。論文の漠然とした"権威性"で自分の主義主張に正当性持たせるのはちょっと違うのです。何が言いたいかと言うと論文YouTuberって難しそうと思われがちだけど面白いからみんな見ましょう。 https://t.co/gVOGgChzU6
— たつのん/無職 (@tatsu_note) October 26, 2019
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