多くの文献を一望化する『目次マトリクス』

①独学のテーマごとにマトリクス(表)を作る
 作業が進むほど記入する量が増え、大きなマスが必要になるので、手書きではなく表計算ソフトではなく、表計算ソフトを使うことが望ましい。
②文献のタイトル、著者などを表の左端のマスへ入力する
 テーマに関する文献(書籍、論文など)を集め、表の左端の欄に記入。
③目次から「見出し」を拾い出し、マスへ入力する
 本文中から各パートの見出しを抜き出し、表に記入する。一つの文献につき1行を使って、その構成を書き出す。
④必要なら各章の概略を追記する
 目次や見出しの記述だけでは不十分だったり、そもそも目次・見出しに欠落がある場合は、文献から各章の内容を拾い出し、概要埋めの作業を行う。
最初から詳しい概要を入力する必要はない。どこに何が書いてあるかを一目で見渡せるように可視化することが目的。
⑤同じ/似た内容をマーキングしたり囲んで繋いだりする
 表の中で同じ、または似た項目がある場合は、同じ色でマーキングしたり、丸や線でわかるように区別する。
⑥文献を横断読みしながら気づいたことを抽出し、整理する
複数の文献の間で共通して登場するトピックが発見できるor比較すべき異同に気づいたら、それらを項目化して1項目につき1列ずつ表に追加し、それぞれの文献ではどうなのかを追記する。

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