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本当の強み・弱みは本人にはわからない

本人の本当の強みは本人にはわからない。
本人の本当の弱みも本人にはわからない。

強みや弱みに気がつけるなら、まだそれは自分の外部からくる異物だ。
自分が身につけたものではない。

本人の元々の強み・弱みがわからないのは、自分自身が近すぎて、麻痺しているから。

積み重なりすぎると人間は麻痺してしまうと思う。
何に関してもそう。

サッカーのリフティングをずっとやっていると100回が普通になる。1000回が普通になる。

2回とできない人から見ればとんでもない強みだが、本人は当然のように100回を超えてくるため、気がつかない。

今この一瞬一瞬のうちに時は過ぎ去り、時は重なる。

今この瞬間、何を積み重ねているのかが、
自分の長所短所を見えないレベルで決めるのだ。

縁に触れ折に触れ、人によって教えられ、ある程度わかるものでもある。

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