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目標がその日その日を支配する

みなさん、こんにちは。

今日は8月最終日。みなさまいかがお過ごしでしょうか?月の最終日ということもあり、数字目標などさまざま追いかけてらっしゃる方もいるかもしれません。もちろん、数字だけではない目標設定を掲げてらっしゃるかたも多くいらっしゃると思います。そこで目標設定と目的達成について、僕がどうとらえているか、考え方について、今月の僕自身の事例を書いてみたいと思います。これが正しいとか、正しくないではなく一つの考え方としてとらえて頂ければ嬉しいです。

誰もが目的達成のための目標設定が身近にある

まず初めに、僕個人としての目的と目標の定義は、以下として捉えています。

最終ゴールを目的に掲げ、それを達成するために目標達成を積み重ねる

みなさんは目的や目標設定をして、そこに向かって逆算・行動していくか考えてみた経験がある方が多いのではないでしょうか?実際に、学生や社会人、ほぼ全員が”目的を掲げて生きている”とは言いません。しかし、各シーンで目標設定していることが比較的多いと思います。各シーンで目標設定しているのは、達成したい目的があるからだと僕は考えています。

例えば、先日まで行われていた甲子園で行われていた全国高等学校野球選手権大会(画像引用元)に出られていた高校球児の方々。

甲子園

彼らは甲子園出場を目的にして、そこを目指していたからこそ、毎日の練習において個人でも、チームでも目的を持ち、毎日の目標に取り組めた結果だと考えます。もちろん、その陰には関係者の方々のサポートや応援もあったからこそ目的・目標達成にむけて毎日頑張れたという要素もあるとは思います。

また、社会人の方々も営業の方であれば売上目標があり、日々関わるお客様のおかげで売上達成できた経験や、なにかが足りなくて未達だった経験をされてらっしゃるのではないでしょうか?

僕自身も入社して、研修後から6年間は営業職を経験していたので、売上目標を達成できた時もあれば、未達だったこともあり、酸いも甘いも経験してきました。

このように、スポーツや仕事を例え話として出しましたが、僕が伝えたかったことは

目的は毎日の目標達成の積み重ねでしか達成できない

と考えています。

それは、毎日100%全力で目標に取り組み達成しなければいけない!ということではありません。もちろん、毎日100%全力で継続できる方はそれがベストだと思うのですが、多くの方はそんなにストイックに何かを続けることはなかなか難しいと思います。僕も毎日100%全力を継続することはできないタイプの人間なので痛いほどよくわかります。

しかし、それでも目的達成をしていかなければいけない時が誰しもあると思います。目的達成のためには、目標を達成していくための思考が必要だと考えています。それが、タイトルにもなっている目標がその日その日を支配するという思考です。これについて、今月の僕の事例を踏まえて触れていきます。

僕のこの夏の目標設定

毎日100%全力を継続できない僕が、この2021年8月の夏に目標設定したことがあります。それは、

ランニングで月間走行距離100kmを達成

なぜ、ランニングで目標設定したかというと、理由は2つあります。

①ランニング中は、考えたいテーマを設定してしまえば、それに関することしか考えない時間を作れるすぐに始められて、最適な環境だと考えるから

②目標の月間走行距離を達成するには、残りの距離と残りの日数のバランスを見ながら、毎日スケジューリングを考える必要があるから

そして、月間走行距離100kmの目標設定の目的

考えを期限内にまとめるため、考える時間を確保すること
(目的と締め切りの設定)

ということから、100kmを目標設定して実行しました。

結果はトップの画像にも出しましたが、8月を2日間残した29日(日曜日)に無事に100km目標を達成することができました。

画像7

走るときは基本的に、暑いので7時台からが多く、そのまま40分程度走りシャワーを浴びて、出勤するという流れで8月は過ごしていました。31度で走るのは本当にタフで普段から走っているわけではない僕にとってが非常に過酷な一か月となりました。

夏

目標達成したが毎日全力を出せたわけではない

とはいえ、目標達成できたのでよかったのですが、毎日の内訳をみてみると、決して毎日頑張れたわけではありません。以下のグラフは、横軸が8月の日付、縦軸が走行距離になっています。

デイリー

月初めのスケジューリングでは、”毎日5km走れば、31日間あるので155km。少しさぼっても、100km目標設定は簡単にいけるな”と思っていましたが、実際はそう簡単にはいきませんでした。

8日より手前では、3km付近で”疲れたなあ~”と思って気持ちに負けてやめてしまいましたし、お盆期間(15日前後)は雨だったので”雨だし嫌だな~”と環境要因と気持ちを理由にして走りませんでした。

当然そうなると、目的としている”考える時間を確保する”ができない。結果、なかなか考えがまとまらない状況になり、月間走行距離目標100km達成どころか、考えをまとめるという目的達成も怪しかった8月前半戦でした。

ただ、100kmを目標設定していたので、絶対にクリアしなければいけないと考えました。そこで、長くつづいた雨の流れが止まった月の後半戦(15日以降)は、残りの日数と残りの距離と常に計算して、”どうすれば目標達成することができるか?”という思考で再度スケジューリングして走ることにしました。目標の再設定です。

月の後半戦では、前半戦に考えたことをより深く考えようとして、走行距離が自然と長くなっていきました。つまり、

考える時間が長ければ、走行距離も長くなる

目的(考えをまとめる)のために、目標達成(100km達成)が近づく

という好循環を生むようになりました。

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このように目的設定⇒実行⇒目標の再設定⇒目標達成⇒目的達成をランニングを通じて僕は実感することができました。

目標がその日その日を支配する

最初に定義しましたが、僕は目的は達成したいゴールで、そのためにクリアしていくのが目標だと考えています。

タイトルとこの章の見出しにしていますが、

目標がその日その日を支配する

この言葉の通りだな、と改めて感じたこの8月でした。これは、僕の母校で今回の甲子園にも出場していた横浜高校の元監督渡辺元智さんが広めた言葉で、いま日本や海外で活躍しているプロ野球選手(教え子に元ボストンレッドソックス松坂選手、ピッツバーグパイレーツ筒香選手楽天ゴールデンイーグルス涌井選手)にも伝わっている言葉だそうです。(※元々は横浜高校の創立者黒土さんの言葉)

おかげさまで僕自身、思考の整理が進み、まとめたかった考えをまとめることができました。また来月も、目的・目標設定をして地道に進んで参ります。

人生や年次、シーンごとに何か目的がある方はぜひ、毎日の目標を立てて、積み重ねていくのはいかがでしょうか?

最後までお読みいただきありがとうございました。


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