今日のアート

美術検定に向けて細々と勉強中。
今日勉強した中で感動したアートを。

岩佐又兵衛
浄瑠璃物語絵巻

17世紀前半、つまり江戸時代初期の頃。
この時代は日本のルネッサンスのような時代だったそう。源氏物語をはじめとする王朝期の古典に取材したものが多くあったらしい。

これも、あきらか舞台は書かれた時代より遥か前のものでしょう。
とても色彩豊かで見惚れてしまう。
岩佐又兵衛は浮世絵の始祖ともされ、色遣い含め当時の他の絵とは何か違う、と感じさせられる。

なんといういい時代。


【勉強メモ】※今回の絵には関係なし
“あみあみ”がややこしいのでここにメモ。

観阿弥・世阿弥(15世紀、室町時代)
→能を確立した

能阿弥・芸阿弥・相阿弥(14〜16世紀)
→将軍の同朋でいわゆる美術コンサルタント。水墨画もお得意

本阿弥光悦(16世紀)
→上と関係なし。読み方も「ほんなみ」
作家かつ総合的な芸術プロデューサー。俵屋宗達と一緒に鶴図下絵和歌巻を作成

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