Cursorを使ってみた
AIを活用したコードエディタ「Cursor」を使ってみました。
以下のサイトからインストールします。
起動すると以下の画面が出ます。私はShortcutsとVim/Emacsは「Default」に、Codebase-wideはEnabledに、Languageの部分は「日本語」にして「Continue」を選択しました。
VSCodeにインストールしている拡張機能をCursorでも利用するかどうかを聞かれます。私は利用したいので「Use Extensions」を選択しました。
アカウントを作成します。
試しにtest.pyファイルを作成してCursorで開くと、以下のような画面が出ました。右側でAIとチャットができるようです。
試しに「Pythonで画像の拡張子を.webpに変えるプログラムを提示してください。」と入力してEnterキーを押します。
すると、以下のような回答が返ってきました。
回答のコードを貼り付けてコマンドで実行します。
コードを見て予感はしていましたが、以下のエラーが出ました。
osというものをインポートすれば解決することは分かっていますが、試験的にエラー文をコピーしてチャットで聞いてみました。
以下のような回答が返ってきました。
ファイルを実行すると、ちゃんとtest.webpファイルが生成されました。
次は、以下のように、選択したコードを解説するように指示します。
コードの解説が返ってきます。これまではChatGPTのブラウザ画面に移動してコピペして聞いていましたが、コードエディタ上でできるのは便利ですね。
次はコードを編集させてみます。コードを選択し、Ctrl+Kを押します。
出てきた入力画面に「保存した画像のサイズをコンソールに出力したい」と入力してEnterキーを押します。
上から順にコードがチェックされていき、追加箇所にコードが追加されました。「Accept」を選択し、書き換えられたコードを受け入れます。
Pythonファイルを実行すると、画像のサイズが表示されました。このように、既存のコードを編集することもできます。
また、公式ドキュメントを参照させて回答させることもできます。@マークの後に「langchain」と入力することで、LangChainの公式ドキュメントを参照して回答させることができます。
「Youtube動画を文字起こしするプログラムを提示してください。」と入力してEnterキーを押しました。
以下のような回答が返ってきました。おそらく動画の音声から文字起こしするわけではなく、字幕からとってきているようです。
コードは以下のとおりです。
from langchain.document_loaders import YoutubeLoader
# YouTubeの動画URLを指定します。
youtube_url = "https://www.youtube.com/watch?v=dXc0TLi374A"
# YoutubeLoaderを使用して動画情報を取得します。
loader = YoutubeLoader.from_youtube_url(youtube_url, add_video_info=True, language="ja")
# トランスクリプトをロードします。
transcript = loader.load()
# トランスクリプトを表示します。
print(transcript)
文字起こしする動画は以下の動画です。「LangChain」と検索して一番上に表示された動画であったため、利用させていただきました。
Pythonファイルを実行すると字幕が実行されました。
Cursor料金体系は以下のとおりです。無料だと制限があります。
しかし、設定で自分のOpenAIのAPIキーを入力すれば、アップグレードしなくても使えるようです。
生成AIの登場に伴い、コードエディタも変わっていくのでしょうか??
今後の展開が楽しみです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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