セブ島20日目〜踊ることを決めた日〜

3月20日(月)

月曜日！
週明けとは言え、いよいよセブ島最終週ということで、やる気満々だったと思う。
でも4コマ目のいつもエネルギッシュで明るい先生が、今日は何だか元気が無い様子。
話を聞くと、前日に従兄弟が亡くなってしまったとか…
えええ…！と言葉を失ってしまった。

なぜ今日休まなかったの？と聞くと、学生の大切な1日に穴を空けられないからと。
ありがとう、大丈夫よ！気にしないで！と優しい笑顔で話す先生を思い出すと、今でも泣いてしまう。。


私の通ってた学校では、卒業式で希望者がスピーチをする慣わしがあって、その先生から「そこで踊ったらどう？あなたのダンスが見たいわ！」と前から言われていた。

とは言え今まで踊った人はいないらしく(それはそう)、話を貰った時はお断りしていました。

でも、今日の先生の様子を見て、先生の想いに応えたいなと。英語を頑張るのもそうだけど、スピーチとダンスもやってみようかなと、そう思い始めていた私。

とりあえず体を動かすか！とジムでほんわか踊っていたら、学校の日本人スタッフの方とばったり。

「先生から卒業式で踊ったら？って言われて考えてるんですが…」とお話したら、「私も踊ったらどうかなって、見てて思ってました！」とまさかの回答。
スタッフさんから学校側に打診してくれる事になり、とんとん拍子で踊ることが決まりました。

曲は最初きのホ。にしようかなと思ったけど、みんなが知ってる曲の方が伝わりやすいよなぁと、英語の曲を候補に。
海外の卒業式でも歌われるらしい？こちらに決定↓

結果的にフィリピンの先生達がこの曲を知らなかったから、きのホ。でも良かったかもしれない…というのは後日談。

振り作りは思ったよりすんなり出来て、その日の内に完了。
学校に鏡張りのスタジオがあって、無料で使える(しかもほぼ私しかいない)という素晴らしい環境が幸いした。私、生まれ変わってもこの学校に通うよ。。

部屋に戻ってスピーチの素案も作った。
仕事を辞めて、眠っていた好奇心が全開になったみたい。
いつもより夜更かしな月曜でした。