ペイントの得点力
前回の記事で東頭さんのバスケと3pのことを書いたが、ペイントに関することを書くのを面倒になって止めたのを友達に一瞬で見抜かれてしまったので、今回はペイントエリアに絞って書くZ。
☑現状の得点力
ペイントでのシュート成功率は”13.1/25.9=50.8%”、試投数と成功率、共にB2最下位だ。3pの確率が低いから、せめてペイントは・・・と思っていたが、得点力で完全に離されての最下位は伊達じゃないってことだな(泣)。
☑東頭バスケ
・ポイント「インサイドにスペースを作りたい」
ペイントエリアでの得点が少ないことを語るには東頭バスケについて理解しておく必要がある。
Bリーグの外国籍はポストアップが他リーグに比べて多いという記事(下記のリング)があったが、東頭バスケはポストアップをほぼ行わない。さらに、外国籍選手はポストアップが苦手なストレッチ系ビッグマンしか契約していないという徹底ぶりだ。
狙いは5outに近い形で攻め、インサイドにスペースを作り、ドライブからゴールへアタックする。もし、DFがヘルプでインサイドによればキックアウトで3p、というわかりやすい布陣だ。
外国籍と帰化選手が上位独占する、Bリーグ得点ランクの特異性とは。
☑スペースを作れているか
・ポイント:狙いとは逆に密集地帯となるペイント
狙い通り、インサイドにスペースを作れているか?
という問いの答えはNo。理由は2個あるよ。
①3pが入らない
②スペーシング
①の3pに関しては、相手はアスフレの3p確率が低いことをわかっているのでペイントを優先してコンパクトに守る。群馬が将棋で言う「穴熊(※)」くらい狭い守りをしてきたのにはビックリした。
②のスペーシングに関しては、第1Qに5outで始まり、そこから4out1in、最終的には3out2inと何故か自らスペースを消していくんだよね。疲れなのか、焦りなのか、メンバー構成なのか、何故徹底できないかはわからないが…
(※)穴熊とは王手が掛からないように王の周りのスペース を消す、守りに特化した布陣。
・蛇足
大人になってから将棋始めたが、バスケ的感覚で楽しめている。ここら辺は別の機会に書く(かもしれない)
☑タフショットとターンオーバー
・ポイント:B2最下位ですが何か?
密集地帯にアタックするからタフショットになる(成功率B2最下位)。DFはポジション確保しているのでファールはもらえない(被ファール数B2最下位)。容易に囲まれるのでボールを奪われやすい(ターンオーバーB2最下位)。
さらに、ゴールへのアタックを諦めてミドルシュートを選択することや、ペイントタッチせずにキックアウトすることもあるが…
ミドルは確率悪いので打った時点で相手の勝ち。ペイントタッチせずにキックアウトは相手が容易にローテーションできるので、これまた相手の勝ち。
ふーー、悪循環、厳しい結果だ。
☑師門を使ってみませんか?
東頭さんが徹底できていないと発言している。「何を」ということはぼかしているので明確でないが、僕はオフェンス面(特にスペーシング)を指しているのでは!?と思っている。
3pが入らないことは直ぐに改善できないので、ここに解を求めるのは止めよう。スペーシングを40分間徹底する、これは自分達でコントロールできるはず。まずはここに期待したい。
そして、現状の構成でコートのバランスを唯一とれる選手が高山師門だと思っている。コーナーで待つのか、スペースを突いてカットするのか、判断が良い。なかなかプレイタイムはもらえていないが、ぜひ使って欲しい選手だ。
☑今年はオフェンス捨ててるの?
ここからは僕のとんでも理論。データを絡めた話もしない。暇でない限りバックしてもらってOK。
オフェンスで点を取れない理由を色々と考えているが、それど同時に僕の中の「東頭さんはオフェンスを捨ててる説」という考えがどんどん大きくなっている。だって全然変わらないんだもん。DFは良くなっているけど、攻めに関しては全く。局面、局面にこだわりを感じられない。限られた練習時間、DFに割くことにしたくらいに思っている。
ね、とんでも理論でしょ。では、また。
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