ホームを守るとは

約2ヶ月ぶりのホーム観戦。それでも新しく見えてくるものはあるわけで。色々と悩んでいたけど、答えはホームコートにあったとか、なかったとか…。

勝てない

結果から先に、負けたよ。2020年、ホーム6連戦、6連敗。今シーズン、ホーム2勝15敗、ホームで勝ちを見ていないファンもいるでしょう。ええ、僕のことだね。

東頭、5outやめるってよ

オフェンスには変化があり、カイルをインサイドに配置するようになった。5outでインサイドのスペースを広げることを狙っていたがそのプランをやめたのだ(※)。東頭さんはその意図を公で語っていないので、あくまで予測だか、狙いは以下の通りだと思っている。
(※)一時的か、これからずっとかは不明

メリット(狙い)
①オフェンス停滞を改善
カイルは球離れが悪く、オフェンスが停滞していたので配置転換

②インサイドの得点増加
カイルにポストアップさせる、ドライブへの合わせをインサイドで行うことでインサイドの得点を増やす

デメリット(実際は)
狭い、とにかく狭いペイント。カイルに加え、ナナがピックでポップすりゃあ良いのにロールするし、そんな状況でもハンドラーは愚直にアタックするからね。もうね、狭すぎて、くりぃむしちゅーの上田さんだったら「インリンの水着の面積くらい狭いよ」とお決まりの例えツッコミするだろうね。

ニューヒーローは年上キラー！？

相変わらず得点とれないなぁ～と嘆いていたら、ニューヒーローが現れた。

・高木 慎哉
大東文化大学4年 SG/SF
第１戦　3p 6/12本　18点
第２戦　3p 0/7本　0点

ボールを貰ったらシュートを狙う。自分の間合いなら迷わず打つ。シューターらしいマインドを持った大学生。2戦目はマークが厳しかったし、シュートタッチが悪く0点だったが、迷わず打つ姿勢には好感しかない。

さて、1戦目の後、家で妻との会話
僕「高木くん凄かった」
妻「高木くん？そんな選手いたっけ？」
僕「新しく入った大学生(画像を見せる)」
妻「この子、年上にモテそうだね。笑顔がかわいいもん」
との評価を貰ったよ。

柏倉の帰還

アスフレで好きな選手は誰か？と聞かれたら、即答で柏倉と答える。そんな柏倉大好きマンな僕。

シーズン序盤は怪我で遅れ、復帰して10試合程度したら、また怪我で離脱。今シーズンは思うようにプレーしていない。一時的に復帰した10試合程度、本当にコンディションが酷かったんだよ。怪我明けだから仕方ないんだけど、動きにキレがないし、チープなターンオーバーが多くて見てられなかったよ。柏倉大好きマンとしては、この柏倉は柏倉の外見をした偽物だと思ってたくらい。

そして、今節、本物の柏倉がコートにいた。 オフェンスエントリーが早く、意図のあるパス回し、ゲームコントロールが抜群だった。自身の得点力不足は相変わらずだったけどさ。

アースフレンズの夜明け

高木くんの活躍でプレータイムが減った仁平が第２戦の終盤で3pを２本決めた。僕は先輩としての意地があったと思っている。
コータローは苦戦していたゲームコントロールを柏倉に任せることで得点が増えた。
増子とカイル、良くも悪くも二人の出来に依存していたが、少しだけ脱却した今節だった。
確実に、オフェンスに良い連鎖が起き始めている。

ホームを守るとは

今回の記事も長いね。でも、ここからが本題だよ。覚悟しろよ。

連敗中、チーム公式と選手から「ホームを守る」という言葉が何度も出てきている。そこで、ふと思うのが「ホームを守る」とは何か？

今節は久しぶりのホーム観戦だった。そこには大好きな空間が広がっていた。大好きなMCが声で、大好きなDJがクールな音楽で包み込んだ空間で、Zgirlsは最高を更新し続けるパフォーマンスを披露してくれて、Zboysがアスフレに新たな風を吹き込んでくれて、 最高のファン仲間と一喜一憂しながら、大好きな選手とコーチのバスケを見る。これって控えめに言って最高じゃん。

もちろん、勝ちたいけどさ、ホームを守るということ、それはアスフレ選手やフロントは十分に達成できてると思うよ。

自信を持て

東頭さんや選手に一番言いたいことは「自信を持て」ということ。下向く暇はないとか言いながら、下向いてんじゃん。コアファンだからそれくらいわかるよ。

いきなりだけどドレイクの言葉を紹介する。バスケ界ではラプターズのビッグファンで有名な、ラッパーのドレイクがグラミー賞で同じアーティストに対して以下のように話している。

意訳・抜粋「キミの曲を一言一句間違えないで歌えるファンがいるなら、地元のヒーローと慕われているなら、仕事で稼いだ大事な金で雨でも雪でも駆けつけてくれるファンがいるなら、こんなトロフィーなんて必要ない。そういうファンがいるならキミはすでに勝者だ、約束するよ」

これを言うに至った背景は割愛するが、大事なものは何か？ということを強烈に発信している。

仕事で稼いだ大事な金で雨でも雪でも駆けつける、なんて恩着せがましく言うつもりはない。勝てないことに自信をなくすこともよくわかる。だけど、少なくとも君たちを見に行くファンはいるよ。そこは自信を持ってくれ。

私は好きにした、君らも好きにしろ

ファンに楽しかったか？なんて聞かないで欲しいし、「申し訳ありません」なんて謝りもいらない。好きなようにプレーしてくれ。ファンはファンで楽しんだり、批判したり、好き勝手行動とるからさ。

「これが俺たちのバスケだ、ドヤッ。」って見せつけてくれたら、それで良い。君たちさ、勝てるバスケに変えるとか、相手によって戦い方を変えられる柔軟性ないでしょ。全ての試合で勝てるわけではないから、自分たちのバスケを表現する、それだけに集中してくれれば良いよ。

ファンは気にせず、やりたいことやって、ファンの想像を超えるからこそ、本当の「Amazing」だと僕は思うよ。

よし、言いたいことは全部言った。
では、また。
Go　Win　Z！！！