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会社の自販機に100円入れるのをやめてビットコインに投資してみた。(21日目)~HSP~


こんばんは。
tatsu_kuです。

・些細な一言を受け流せずグサッときてしまう。
・職場で機嫌が悪い人がいると気になって仕事が手につかない。
・相手の気持ちを考えすぎて自分の意見が言えない。
・人と長時間一緒にいると疲れる。


みなさんはこのような経験ありませんか⁇

これらは繊細でストレスを感じやすい人に当てはまることの一部です。

『繊細な人』とは⁇

繊細な人とは、ひといちばい感じる力が強い人のことです。
音や光、相手の感情など、まわりの人が気付かない小さなことにもよく気付くため、疲れやすかったり、ストレスを感じやすかったりします。

アメリカの心理学者エイレン・アーロン博士が提唱したHSP(Highly Sensitive Person)という概念がベースになっています。

HSP(Highly Sensitive Person)

アーロン博士の調査により、5人に1人の割合で「生まれつき繊細な人」がいることがわかってきました。

周りの人が気づかない小さなことに気づく人たちは、これまで「神経質」「気にしすぎ」などと誤解されてきましたが、繊細さは性格の問題ではなく、生まれつきの気質の可能性があるのです。

①HSPセルフチェック


まずは簡単なセルフチェックをしてみましょう。


1.自分をとりまく環境の微妙な変化によく気づくほうだ

2.他人の気分に左右される

3.痛みにとても敏感である

4.忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋などプライバシーが得られ、刺激から逃れられる場所にひきこもりたくなる

5.カフェインに敏感に反応する

6.明るい光や、強い匂い、ざらざらした生地、サイレンの音などに圧倒されやすい

7.豊かな想像力を持ち、空想に耽りやすい

8.騒音に悩まれやすい

9.美術や音楽に深く心動かされる

10.とても良心的である

11.すぐにびっくりする(仰天する)

12.短期間にたくさんのことをしなければならない時、混乱してしまう

13.人が何かで不快な思いをしている時、どうすれば快適になるかすぐに気づく(例…電灯の明るさを調節したり、席を替えるなど)

14.一度にたくさんのことを頼まれるのがイヤだ

15.ミスをしたり物を忘れたりしないようにいつも気をつけている

16.暴力的な映画やテレビ番組を見ないようにしている

17.あまりにたくさんのことが自分の周りで起こっていると、不快になり、神経が高ぶる

18.空腹になると、集中できないか気分が悪くなるといった強い反応が起こる


19.生活に変化があると混乱する

20.デリケートな香りや味、音、音楽などを好む

21.動揺するような状況を避けることを、普段の生活で最優先している

22.仕事をする時、競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できなくなる

23.子供のころ、親や教師は自分のことを「敏感だ」とか「内気だ」と思っていた

繊細さんの本

以上の質問のうち12個以上に「はい」と答えたあなたはおそらくHSPでしょう。
たとえ「はい」が2つしかなくても、その度合いが極端に強ければ部分的にHSPと言えるかもしれません。

HSP専門カウンセラーでもある武田友紀さん。
彼女もまたHSPであり、読者と同じ立場に立った視点で書かれた本です。

ここではHSP=繊細さんと呼びます。

この本では
・自分の繊細さを克服すべき課題と捉えるのではなく、いいものとして捉える。
・繊細さんが生まれ持った力を活かした、繊細さんが幸せに生きるための技術を上達させる。

ことを伝えたいと言っています。

アーロン博士によると繊細な人とそうでない人では、脳の神経システムに違いがあるといいます。
生まれつきの気質なので、小さなことに気づくのはごく自然なことです。

ところが、それを「自分が気にしすぎなんだろうか?」と疑い出し、ますます自信を失ってしまうのが繊細さんなのです。

繊細さんに必要なのは「気にしない」という言葉ではなく、気づいたことにどう対処したらいいのかという具体的な対処法なのです。

②刺激から自分を守る工夫

繊細さんは人の感情やわずかな光など、さまざまな情報を感じ取るため、その分だけ疲れやすいです。
そんな刺激から受けるダメージを減らす工夫があります。
感覚を鈍らせたり心を閉ざすのではなく、まずは刺激を物理的に防ぐのです。

それでは、五感別に見ていきましょう‼︎

・視覚

目から情報を取り入れやすい人、自分に関係ないものまで見えすぎている人は、見えるものを必要最低限に抑えることが大切です。
メガネやコンタクトの度を落としたり、伊達メガネをかけるなどが具体的な対策です。

・聴覚

突然の大きな音だけではなく、小さな音も気になる敏感な方は、苦手な音がする場所を避ける・換気扇は止める・寝室に電化製品を置かないなど、まずは小さな工夫を徹底してみましょう。
他にも耳栓をしたり、イヤホンで心地よい音楽を聴くなどが具体的な対策です。

・触覚

触覚が鋭い人は、苦手な相手や場所の嫌な感じを肌から受け取っているようです。肌触りの良いカーディガンやストールを羽織るなど、心地よく肌を守ってみましょう。
他にも肌の露出を減らしたり、明るい色の服やお守りを身につけるとよいという繊細さんもいます。

・嗅覚

満員電車の匂いや、香水の匂いなど嗅覚が鋭い繊細さんは心地よい匂いで自分を包むことがおすすめです。
他にもマスクをしたり、アロマペンダントをつけたりと自分の好きな匂いで包んであげることです。

・味覚

味も刺激なのだと考えると、さまざまな添加物の入った食べ物が体調に影響を与えると言えます。なるべく成分表を見て原材料に添加物の少ない食べ物を買うなどの工夫が必要です。

③相手との境界線を引く

ただでさえ人と一緒にいると疲れる繊細さん。その上相手がガツガツしたタイプの人だと、余計にエネルギーを消耗してしまいますよね。

繊細さんはそんなガツガツした人の話を全部聞いて拾おうとする傾向があります。

要は拾わなければいいのです。

そんなことできるの⁇とお思いでしょうが、相手の話を聞いていて疲れを感じたら、その人はテレビの画面の向こうの人だとイメージするのです。

それでも尚、相手の感情が強いと感じる時は、自分と相手の間に分厚くて透明なアクリル板があると心の中でイメージします。

物理的な境界線ではないため目には見えませんが、それだけでも効果は抜群です‼︎

④繊細さん仲間を見つける

先にも述べたように、世の中の5人に1人は繊細さんであるとは言え、平気なフリをして繊細さを封じ込めている人や、そもそも本人に自覚のない繊細さんもいます。
そんな中、同じ繊細さを共感しあえる相手や仲間がいれば心強いですよね。

・いいなと思うお店に通う

自分がいいなと思う場所には、似た感性の人が集まります。『居心地がいい』と思うのはそういう理由かもしれません。
何度も足を運ぶうちに顔見知りができたり、お店の人と仲良くなったりと、共感できる相手が見つかるかもしれません。

・いいなと思う人の周りを探す

気の合う人を見つけたら、その周りも探してみましょう。『類は友を呼ぶ』という言葉通り、いいなと思う人の周りには、自分と同じような感性や価値観、生き方に共通点がある人たちが集まっています。

今の時代、Twitterやブログ、InstagramなどのSNSですと、探しやすく繋がりやすいかもしれません。

⑤まとめ

僕自身も『気にしすぎ』『考えすぎ』て神経をすり減らしながらこれまで生きてきました。
この本は共感することばかりで、同時に心がとても軽くなりました。

みなさんも少しでも当てはまる部分があれば、今回の工夫や対策を上手く取り入れて、自分らしく生きていきましょう‼︎

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それでは今日の結果です‼︎

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