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CBT67%からの国家試験逆転合格

皆さんお疲れ様です。先日医師国家試験に合格いたしました。

自分の経験が少しでも役に立てばと思いこの記事を書かせていただいております。なお個人的な見解ですので注意してお読みください。時間がない方はまとめだけ読んでもらえると嬉しいです。

まず自分の成績ですが現役で私立医学部に入ったものの、2年時には解剖全範囲再試験、神経解剖再試験など学内でも相当下位層だったと思います。進級については寛容な大学だったので仮進級などもせず4年生まで進級しました。それまでの間も再試験には2度ほどかかったと思います。

①CBT失敗

CBTが夏休み明けにあるため4月ごろからオンラインで勉強し始めました。当時、自分はとにかく問題を解いて闇雲に答えを覚えようとしていたので1日100問以上ジャンク演習していました。今思うとこの時の勉強法が間違っていたなーと感じます。

そんな勉強法で当然覚えられるはずもなく、CBT3日前に受けた模試で55%を叩き出しました。今から臨床をやっても間に合わないと感じ、基礎医学や公衆衛生を詰めました。本当に生きた心地のしない中本番を迎えギリギリ合格できました。(ボーダーは6割くらいだったと思います。)

②ポリクリ時代

こんな状態だったので、ポリクリ当初は知識が皆無に近い状態でした。そんな状況を打破したかったのですが、ポリクリで疲れて勉強する気も起きないという状況が3ヶ月ほど続きました。そんな中、ある日youtube でmedu4穂澄先生の動画を見つけ藁をもすがる思いで受講を決めました。(4年12月)

しかしあまり進まないうちに5年の6月になっていました。自大学では夏明けにメジャー全範囲を対象とした進級試験があるので、このままでは落ちると焦り対策としてこの3ヶ月は動画ばかり見てました笑笑。なんとか循環器 消化器 呼吸器 小児科 産婦人科を見ることができ無事合格しました。

その後は1日1-2コマをノルマとし、5年の1月までにはメジャー、マイナーを一周することができました。

年明けすぐに国試究極マップが販売されたので購入し、ここから2月まではこれのみ勉強していました。自分の中の目標として『114回で合格点付近を取りたい』というのがあったため2月末に114回を解いてみました。なんとか合格点には達していました。

③M6時代

コロナで実習が中止になったのもあり3〜4月の間に残していた講座を消化しました。

またこの頃から2周目として暗記シートで穴埋めできるか?疾患名見て臨床像を想起できるか?という勉強に移行しました。

medu4の臨床像は本当に良い問題が多く、その疾患のエッセンスが詰まっているのでこれを暗唱とまでは行かなくても覚えることで似た臨床問題に遭遇した際に瞬時に対応できるようになりました。

その後は卒業試験の勉強などでしばらくイヤーノートを暗唱する日々が続きました…。これが7ー10月まで続きました…。

10月末の卒業試験終了後は特講シリーズで弱点補強、回数別→新しいシリーズの復習、模試受験→復習などであっという間に年明けになってしまいました。回数別3周目、マップ(書き込むのは1周目のみ→その後は3周視聴)、臓器別4周目をこなしたらあっという間に本番でした。

本番はめちゃくちゃ難しく感じました。C.Dを解いてる時は今までで一番自信のない問題が多かったです。


まとめ

ここまで長々書いてきましたが自分の言いたいことは、medu4のみ信じてやれば国家試験は合格可能ということです。

ただ、やり方に注意が必要です。穴埋めをだけをするのは一般問題対策には非常に有用ですが、国家試験では臨床問題も多く出題されます。特に必修では臨床問題の比重が大きいです。

自分なりの対策として新しいシリーズの臨床像を覚えてしまうのは非常に有用と感じました。これによって応用も非常に効きやすくなり、得点もより安定すると思います。

これから受験される方は頑張ってください応援しています。

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