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継続するためのコツとは

1.習慣化の難しさ

2月も終わり、3月が近付いてきました。まさに三寒四温を繰り返していますね。今年入試を終えた受験生のみなさん、教育関係者の方々お疲れ様でした。神奈川の入試の結果は来週なので私はまだソワソワしていますが、もうすぐに新しい世代に向けて準備を進めてます。さて、今年度もたくさん学ぶことがありました。生徒さん以上に私自身学ばさせてもらった一年だと思います。その中で、継続する力について今日は書いてみたいと思います。

2.好きなことなら続けられるは本当か?

私もこの仕事は10年以上携わっていますが、続けられる理由について深く考えたことはありませんでした。単純に好きだから続けている、それだけだと思いました。しかし、好きなことって続けられるでしょうか?この10年で好きだったけどやめてしまったこともたくさんあります。私は好きだけでは続けられないのだと思います。

3.行動の源泉は感情であった

私は、行動する源泉は感情だと思います。感情が動かなれければ私は行動できません。そうでなければ、毎日生徒のことを考える生活などできなかったと思います。もちろん、人によって優先順位は違うと思います。合理性を優先して行動できる人もいると思います。人それぞれと言ってしまったらそれまでですが、私はどんな人にも共通して必要なものがあると思います。

4.成果と承認

それは、成果と承認です。私がこの仕事を辞めたいと思ったことは例外なくこの2つが足りなかった時だと自覚しています。成果が出ていない時、これは教育をしていても感じます。本気で勉強しているのに成績が上がらない時が一番辛いです。そしてある程度継続して頑張ると成績が上がり始めます。ここまでが先生の一番の仕事だと思います。そして、成果が出ていない(または出ていないと感じる時)に承認できることが大切です。これは、環境に大きく依存すると思います。周りにあなたが失敗しても長期的に投資してくれる人がいるかどうか、その人の未来を信じられるかによってそこから先に行動が変わってくると思うのです。

5.あとがき

生徒さんが体験するときは心が弱っている子がほとんどです。勉強に対して、もう無理だと心が折れてしまっている子の勇気づけをすることが仕事だと思います。ある程度成果が出てくると人は変わります。だから教育者のすることは難易度調整です。成果が出ていると実感させることと承認することそれだけで良いのだと思います。能力に個人差がありますが、ほとんどの子供達にとって今の教科書や教育の仕組みは塾ありきだと思います。心が折れかかっている子たちを1人でも多く行動される次年度にしていきたいです。

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