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37.1℃の熱発でビビるオイラ…(´-ω-`)

1.閉めるも大変…開けるのも大変…

 昨夜(3月27日)の晩、会社で少しだるいなと思って熱を測ったら37.1℃だった。普通なら何でもないのだけど、このようなご時世、もしもオイラが感染してて、会社の人に伝染したら大変なことになると思い、大事をとって真人間のまま帰宅。昨夜から寝室に閉じこもっている。
 もともと26日~27日にかけて1泊2日でお江戸に出張だったけど、25日の夜に、お江戸のみどりのおばさんが不要不急の外出を避ける自粛要請に踏み切ったため、急遽26日の会議はキャンセルとなって、26日~27日は事務所に出勤してたのであるが、ここでもいろいろ問題があって忙しかった。
 オイラたちは行政の所有する公共施設を運営する、指定管理業務というのをやっているんだけど、これが宮崎市内に新型コロナウィルスの感染者が見つかったため3月上旬から閉館をしている。ただ閉館しているならいいけれど、お客さんの問い合わせや年度末の決算などいろいろ業務はある。休業補償もはっきりしていないまま仕事は続けてきた。そんでもって4月1日から再開するように指示が来たんだけど、これが施設利用者の名簿を全員分、感染ルートを解明するために作成とか、消毒液やマスクの確保とか、検温の実施とか条件がめちゃ厳しい。今のままの人員ではくたばってしまうくらいの仕事量になるうえに、なんせ消毒液や非接触の体温計やマスクなんてそう簡単に対応できない。いくら探してもないのだ…
昼間はドラッグストアや薬局を回り、夜中にネット通販で探してどうにか開館再開までに間に合うように手配はしたものの、その金額ざっと数十万円。これ誰が保証してくれるのと言いたいんだけど、みんな同じ苦労してるんだよね~と反省してしまうことで、過労が溜まったのか37.1℃の熱発。でも一晩寝たら36,1℃になってて、味覚も嗅覚も大丈夫みたいなので一安心。

2.何故、今頃になっての不要不急の外出(自粛)なのか?

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 2020年3月24日にオリンピックの開催延期が決定、小池都知事が25日に不要不急の外出自粛要請を発表した。タイミングが良すぎるというか、延期の決定を待っていたかのような感が歪めない。
 もともと行政には情報が集まるかのようになっている。おそらくマスコミよりもこの手の情報はいち早く入手できるはず。24日までの東京都の感染病床の確保数は118床。それを4000床ほどに増やすという。これは、オリンピックという大義名分を盾にして、感染症対策を市民に見えないようにしていたのであろうと誰が考えてもそう思うよね。ほんでもって次の日には、重大局面と言い出すのは猿芝居の猿に謝って欲しいくらいのダメな芝居である。まぁタヌキ芝居ってとこか?
 3月27日正午時点で、アメリカの感染者数が中国を抜いて85,505人、死亡者が1,288人と率にして1.5%。第2位となった中国は4%。各国で感染者数の統計の取り方がまちまちなので何とも言えないが死亡者の数だけで見ると
1位はイタリアで死亡者数8,165人で致死率が10.1%。
2位はイランで死亡者数2,234人で致死率7.59%、次いでスペインの7.2%となっている。4位はフランスの5.8%、5位は英国の4.9%。6位が中国で4%、7位が日本で3.31%となっている。
 あれだけクラスター発生が話題となった韓国は致死率1.48%となっており、ドイツにいたっては死亡者は267人もいて日本の5倍以上の数はあるが致死率だけみれば0.6%なのである。まぁ前出の国でも一番死者が少ないのは日本の46人なのであり、それはそれで相当頑張っていると思うのだけど、日本はPCR検査をごく限られた人にしか実施していないのが他の国と違うところで単純な比較は難しい。
 もし希望者全員に検査をすれば、感染者数(疑陽性)を含め圧倒的な感染者数は増えてきて、その人たちがみんな病院を目指せば医療崩壊が起きるのは目に見えているのだから、日本が選択した手法はある意味評価は出来、一見うまく機能しているように見える。だけど、これは極めて初期の段階で通用する手法であって、次のステージをこの間に確実に準備しておかないといけなかったのが、オリンピックの延期を正当化させるためギリギリまで待っていたため遅れたのではないと思ってしまうんだよねぇ…

3.今からでも遅くない…かも?自粛要請ではなく命令へ

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 このままでいくと自粛要請を週末だけやってても2倍4倍8倍と増えていく可能性はある。集団免疫を目指そうというのならわかるけれども、少しでも死者を少なくしていくためには、週末2日間の自粛を行うよりも2週間程度ちゃんと保証制度も示したうえで経済活動を全部をストップさせる。その期間に感染者を確実に診断できるよう国立競技場やその他の大型競技施設内に仮設療養所を作り、そこで徹底的な治療にあたるような作戦はとれないものだろうか?
 まぁ夢みたいな話と鼻で笑われるかもしれないが、このまま少しづつ蔓延していって週末の自粛要請が、数カ月とか1年の自粛命令にならないとも限らない。判断は難しいところだが、今だったらまだ傷は浅い。このタイミングで出来ることは何か、みんなで真剣に考えてみてもいいんじゃないか?
 パチンコ屋は営業を続け、花見客も後を絶たない、某首相夫人はレストランだから大丈夫だと花を愛でているようだが、そもそもレストランの従業員が無自覚の保菌者だったとしても全然おかしくはない状況である。

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 レジェンドは自らがレジェンドっていうもんじゃない、いろんなことに挑戦して、それが後世まで語り継がれるようになってから呼ばれること。TOKYO2020はどうでもいいけど、COVID-19にどうやって打ち勝つのか?情報を隠したり後出ししたりではなく、今、未来にとってやらなければいけないことをオイラたちは選択しないといけないんじゃなかろうか?



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