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添削杯Vol8 レポート

久方ぶりに筆をとりました、たちばなです。
最近は車アンリコは妖怪の一種として認識され、目の前にいる存在がソレだと後で認知される事が増えました。
今はもう余程いい車を売らないとアンリコは買えなくなりましたね、恐ろしい事です。

添削さん、スタッフの方、参加者の皆様
お疲れさまでした。
いつも楽しいイベントに混ぜていただいて大変ありがたい限りです。
この場を借りて感謝を。

突然ですがヴィンテージは『1ターン目に決着するんでしょ?』といった認識を持たれることが往々にしてあります。
僕が始めた頃2017年ごろはそんな事はなかなか起こらず、偶にTPSがストームで瞬殺してきたり、MUDが磁石のゴーレムを連打してきたりするくらいでした。楽しかったですね。
そのくらいの速度感でしたから、対話を試みる墓荒らしはメタの一角で、すこぶる元気でした。
闇の腹心を戦場に送り込み、ゆるゆる受け札を探す事が罷り通るのですから、そりゃ強いです。
かつてヴィンテージ選手権に墓荒らしで出場した時は『突然の衰微でオースを破壊する』というシンプルなゲームプランでオースを3タテして優勝しました。
当時は2マナの受け札が間に合いやすく、結果墓荒らしはキープ基準も緩くて、トーナメントでの実戦値が高いデッキでした。闇の腹心と衰微あるからキープ!みたいな。

ところが、モダンホライゾンをはじめとした新たなエキスパンションがパワーカードをどんどん送り込んできた事で、ゲームは高速化していきます。
攻め側がウルザの物語の様な交換の難しいカードを得て、受け側もピッチ呪文を増量し、0ターン目から応じ手を指せるようになりました。
メイン最強だった発掘系デッキは速度負けし、闇の腹心は悠長だと解雇され、マナがちゃんと出るデッキにも関わらず、ピッチ呪文がメインボードに10枚近く装備される。
結果として、現在は先手第一ターンはクライマックスだと認識しています。
有名なアレです、アレ。

今のゲームは3つのステップに分かれている。
第一段階(序盤)がコイントス。
第二段階(中盤)がマリガンチェック。
第三段階(終盤)が――先手第一ターンだ。

これほどではないにしろ、環境は高速化しましたね。
つい先日、長年の相棒だった墓荒らしに別れを告げ、ルールスを使用するようになりました。

なんで墓荒らしやってたのか言語化することはあんまりなかったのですが、
結局のところ、相手の攻勢をうまいこと捌いてそれっぽい動きがしたかったのです。
直近の溜め込み屋のアウフで押さえつけるのは実は自分のやりたかったこととちょっとズレてました。
次に墓荒らしを組んだ時は、アウフを0枚にすると思います。
今のルールスは環境でも最高の受けデッキで、特に青黒は同型やイニシアチブに強く作れ、求めている動きができるデッキでした。
まことクロックパーミッションではないか。さらば死儀礼のシャーマン。俺はこいつと旅に出る。

優勝するつもりで取り組んできましたが、ミス、悪いドローいずれもあり
今回も大した成績ではありませんでした。
ヴリンの神童ジェイス、マナ吸収はマッチを数度破壊したのでガチカードだと思います。
ジェイスはタミヨウやネザーゴイフがライバルですが、今後もジェイスメインで調整するでしょう。
マナドレインは同型、MUD、DD当たりとのマッチアップでルールスを速やかに回収してゲームを終わらせに行く攻防一体のカードとして大活躍しました。
ロリアンとも相性が良いのがいいですね。ただ、ロリアンは1枚朦朧への突入のほうがよかったなぁ…。

エターナルウィークエンドに参加する場合はTimetwisterを購入する必要があるため、今から身辺整理を進めようと思います。
安めのTwister絶賛募集中です。

おしまい。


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