献血54回目 「横浜SKY献血ルーム」
前回、吉祥寺の献血ルームタキオンにて、 AB型全血の400mlが不足とのことで急遽400ml献血をおこない、3ヶ月空いての献血となった。
※献血には、大きく２種類あります。
・血液を丸ごと献血する「全血献血」
・血液を一度取り出して撹拌、赤血球と血漿、血小板に分け、赤血球のみ体内に戻す「成分献血」
「全血献血」は、取り出す時の動作が比較的単純かつ時間もかかりにくいため、はじめて献血をする人におすすめしやすい、また30分ほどの短時間で行えるというメリットがありますが、赤血球を抜く→体内ヘモグロビン値が低下、貧血を起こしやすいなど身体に比較的大きな負担がかかります。
（そのため、前回の全血献血から3ヶ月は空けないと次の献血は行えません。）
「成分献血」は時間がかかりますが、身体の負担は比較的少なめ、2週間空ければ次の献血をすることができます。
53回目 血小板献血（成分）
神奈川県 「横浜SKY献血ルーム」
横浜駅東口の地下街を歩くとすぐ見えてくる
久しぶりの献血、まだ行ったことがないルームに行きたくて、渋谷から東急線に乗って横浜まで出向いた。遠い。
献血ルームは、横浜スカイビルの27階にある。
高すぎる。血圧が少し上がりそう。
大阪梅田の「阪急グランドビル献血ルーム」の24階をも超えるとは。
入り口は、よくあるオフィスビルのような構造。カーペットの廊下が歩きやすい。
（献血ルーム内では、写真を撮ることができません。なるべく覚えている限りを書きます。）
入ると、まず手前に荷物入れロッカー（3段×14列くらい？）があり、受付で献血カードを渡し、ロッカーに荷物を預ける。
ロビーには地元のサッカーチームのグッズで溢れていて、横浜に来たなと強く感じた。
天井にサッカーユニフォームが吊るし飾られていたり、サイン入りボールが展示されていたり、「ここはもしかして、サッカー用品店KAMOなのか？」と錯覚するほど。
ここのルームは、問診前にセルフで血圧を計測するスタイル。
前回よりも血圧が上昇していた。きっと階層が高いからだろう。
受付で渡されたポケベルのブザーがなったので、事前問診回答に向かう。体重が前回よりも増えていて（60kg→62kg）嬉しかった。ちゃんとご飯食べて生活しているのだと、毎回この体重測定で感じる。
無料ドリンク自販機のバリエーションも素晴らしい。（24種販売機×3台）
よくみるコーラやレモネード、ブランドのお茶、コーンポタージュやみそ汁まである。
献血には、多くの体内水分を必要とするため、ほぼすべての献血ルームに無料の紙コップ式飲料自動販売機が設置してあります。
続いて再びブザーが鳴り、医師による問診回答室に向かう。
問診回答室は「ルームS」「ルームK」「ルームYの3部屋」回転率も高い。
医師に本日の血圧を見せると「ふふっ、いつもこんなもんですか？」と鼻で笑われた。
あまりにも悔しかったので、「普段はもう少し低いです！」と言い返してしまった。
矢継ぎ早に、採血前の血液検査に向かう。
ここまでとてもスムーズ。
血液の濃さを確認していただき、無事今回は血小板成分献血ができる。
本番の採血を行う前に、反対側の腕で「事前血液検査」を行い、その日の血小板数、赤血球濃度を測定、献血ができる血液状態であるか確認します。
本番の採血まで15分ほど、ロビーで待つ。
ビルの27階にあるので、見晴らしは抜群。
もう少し晴れている時に、また訪れたい。
ロビー内の待合席にも、席ごとに充電用USBポート、プラグがあり便利。室内もかなり綺麗。
大学の自習室のような感じ。
最後のブザーが鳴り、いよいよ本採血に移る。
全血用は手前、奥に成分用の採血ベッドが15ほど並んでいる。看護師の方も非常に多い。
ベッドのテーブルにはあらかじめ見たことのないブランドの500mlペットボトルスポーツドリンクが置いてあり（ルームによっては、自分で採血ベッド用の飲み物を自分で選んで取る所もある）、とても親切。
担当の看護師さんに、「若いのに偉いね」と褒められた。今年25歳になるので、「若いのに偉いね」と言ってもらえる環境は貴重。ものすごく気分が良い。
ベッドに備え付けのiPadには、Tverや各局見逃し配信が観られるアプリが入っていた。
昔ながらの献血ルームには小型テレビが備えつえられて、地上波が映ったりしたが最近は見なくなった。
献血開始 13:02
献血終了 14:19
かなり血の調子が良かった。
最後、ロビーで献血カードを返してもらい、参加ノベルティの歯磨き粉をもらった。
自動販売機のアイスクリーム（セブンティーン）が設置されていたので、誰でも一つもらえるのかと思いきや、それもノベルティの一つだったらしい。なので今回は貰えず。
清潔感あふれる献血ルーム、横浜は東京からは正直遠くて、電車賃もかかるので頻繁に行くことは出来ないが、また行きたいと思えるルームだった。