Nintendo Switch『ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション』 + 『つながる未来』 をクリア(ネタバレあり)

※この記事ははてなブログから移行し、加筆・修正した記事です。

元の投稿日:2020/07/06

クリア時間は本編が38時間、『つながる未来』が10時間。いやー、面白かった。

前回の記事で

広大で美しいフィールドは魅力的ではあるけど、たまにコレクションアイテムが落ちてるくらいで探索に対するリターンがほぼ無くて、「風景がキレイ」以外で「探索したい!」と思わせてくれるものが欲しかった。

と書いたんだけど、腰を据えてサブクエストをやりながら探索してみると思いの他楽しいことに気づいた。ただ依頼人に報告するために何度も同じ場所を走らされるクエストのせいで再び退屈を感じるようになってしまい、終盤はほとんどサブクエをやらずにエンディングまで駆け抜けた格好。「カジュアルモード」を活用して一気にクリアした。なので38時間というのはかなり早い方だと思う。

このゲームの何が良かったかといえば、とにかくストーリー。序盤から最後の最後までしっかり伏線が張られているから、終盤になっても次の展開にドキドキワクワク。単に巨神界 VS 機神界の構図だけでは終わらないんだろうな、とは想像はしていたけど、全種族(ホムス、ハイエンター、ノポン、マシーナ)VS 神、の構図になってからクライマックスへの流れにはとても興奮した。

それと序盤のフィオルンから始まり(結局生きていたけど)、このゲーム、とにかく人が死ぬ。メリアの父(ソレアン)と兄(カリアン)、ガド、エギル、メイナス・・・。アニメ調のゲームってあまり犠牲者が出ないイメージ持ってたから、フィオルンがムムカにサクっとやられたシーンには思わず「まじか・・・」と口に出てしまった。そういう意味じゃ暗くてヘビーな物語だったけど、描き方が良かったので個人的には好印象。これで描き方が悪かったら「なんだこの暗いゲームは」となってしまうけど。

『つながる未来』はボリュームは少ないものの満足度は高かった。本編は僅差でフィオルン派だった僕だけど、『つながる未来』をやったらメリア派になってしまった。そりゃこんだけ魅力的に描かれたら好きになってまうわ。

チェインアタックに代わる必殺技のノポンジャーはコミカルで好き。威力が強力なのはもちろんだけど、それ以上に決めポーズが見たくて発動してた。

いまは本編の2周目を遊んでいて、コツコツサブクエストを消化しながら楽しんでいる。1周目では退屈と感じたサブクエストだけど、こうしてコツコツ消化していくのはすごく楽しい。たぶん、1周目はストーリーの先が気になりすぎてサブクエストが退屈に感じていただけのような気がするな。

さて、これでゼノブレイドシリーズを一通り遊び終えた。各タイトルの評価を比較するなら

2 <<<<< DE = つながる未来 < 黄金の国イーラ

って感じ。『黄金の国イーラ』はストーリーよし、サブクエよし、バトルよし、でぶっちぎりで面白かった。正直、最初に遊んだ『2』は不満点が多すぎてゼノブレイドシリーズは見限ろうと思ったこともあったけど、結果的に全部遊んで良かった。

『2』でイマイチだった点は『DE』や『黄金の国イーラ』でしっかりと改善されてきていると感じたので、モノリスソフトの次回作にもかなり期待。

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