『凄いiPhone手帳術』は、スケジュール管理の方法以外にも注力して書いてあります。
「iPhoneを手帳にする」と聞くと、スケジュール管理のために使う方法の解説だと思われる方が多いと思います。実際、Googleカレンダーとの連携や、標準のカレンダーアプリ、またタスク管理アプリ「Todoist」などの使い方も触れていますが、それ以外の内容も力を入れました。
それはたとえば、ワードローブや蔵書の管理、またポイントカードをiPhone内にまとめていれてしまうことです。ポイントカードはケースにしまうのではなく、情報として内蔵してしまう方法を紹介しています。
これらは、それぞれアプリで実現されます。
そして一つ一つのアプリの紹介というよりは、それらが、iPhoneの利用目的として“手帳”を設定したときに利用可能だという点で取り上げているものでもあります。
さらに、「ニュートラルボックス」(キングジム)を使えば、箱の中身をiPhoneで管理することが出来ます。こういうことも紹介しています。
ちなみにYahooJapanクリエイターズプログラムの動画でも同じ内容を紹介しております。
・すべては、「iPhoneを手帳として使うため」
繰り返しになりますが、これらはすべてiPhoneを手帳として使うという一つの目的のためです。
そして、私が定義する手帳とは、使う人の時間やタスク、お金、ものなどの各種リソースを一元管理し、情報を記録・管理し、いつでも参照できるためのものです。
そしてiPhoneはこのような目的のためには、紙の手帳では、むずかしいワードローブや蔵書の管理などが簡単に出来るような各種アプリが存在しています。それをいちどうに紹介・解説したのが『凄いiPhone手帳術』というわけです。
だから『凄いiPhone手帳術』は、iPhoneの本としては一風変わった本です。ですが、同時に多くのiPhoneユーザーに役立つものだとも思います。