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【立山】室堂ターミナルへ来たら見ておいて①

皆さんこんにちは、
立山大好き❤たてくろです。
ご訪問ありがとうございます。


立山黒部アルペンルートの中で最も高い標高2450mに位置する室堂ターミナルは、たくさんの登山客や観光客が行き交い、思い思いの目的地へと足を進めていく拠点になっています。

日帰り登山であれば帰りの最終便の時刻は厳守しないと大変なことになりますし、宿泊の方もいろいろ予定があります。
ですから、どうしても室堂ターミナルでゆっくりする時間って、取りにくいと思うのです。

私のように何度も訪れる機会があれば別ですが、初めての方や滅多に行かない方に、
室堂ターミナルのここは見ておいたらいいかな、っていう所をいくつかご紹介します。

峰本社旧社殿 展示室

峰本社旧社殿
旧社殿の部材

室堂ターミナル内のメイン階段を3階まで上がり、外へ出る扉の反対側へもう半階ほど上がったところにあります。
雄山山頂の現在の雄山神社峰本社が建て替えられたのが1995年。それまで建っていた旧社殿が復元されて展示されています。使える部材はそのままに、傷んでダメな部分は新しい材料で組まれていて、傍にはボロボロの古い部材も並べられています。
ものすごい厳しい環境で長年耐えた、貴重な姿を見ることができます。

佐伯有頼像

白鷹を従えた佐伯有頼像

室堂ターミナルのメイン階段の踊り場に展示されています。富山市の呉羽山公園展望台にある像の原型レプリカだそうですが、私は呉羽山のものは見たことがありません。
(富山市に何年も住んでいたのに…)

佐伯有頼は飛鳥〜奈良時代にかけての人物です。逃げてしまった父の白鷹を追いかけて立山へ入り、そこで阿弥陀如来のお告げを受けて、立山を開山したという話が伝わっています。
JRの特急はくたかの名前は、この伝承の中の白鷹が由来で、名前を公募した時は応募数が最も多かったというくらい、地元では有名な話です。

室堂ターミナルを乗り継ぎだけで通り過ぎると見逃してしまいます。
見るだけならそんなに時間はかからないので、ぜひ見ておいてほしいと思います。

以上、せっかく室堂ターミナルまできたなら見ておくといいかな、というものを、今回は2つ紹介しました。

まだいくつかありますのでタイトルに①と付けました。続きはまたの機会に。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは、また。

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