もうすぐ45歳

今年で45歳を迎える。
40代の残り時間をどう過ごすのか、50代をどう迎えるのか、ふと考える時間が多くなってきた。
考える時間が増えた原因はやはり不安なのだと思う。子供が大きくなり守らなくてはいけないものが増えてきた。また稼ぎも中途半端に増えてしまったためそれが減ることに大して臆病になってしまったのだ。お金に余裕ができたため、新しい趣味を四方八方に増やしてしまったこともある。スノーボード、サーフィン、キャンプ、自転車、ゴルフなど、元々あった趣味に加えいろんなことに手を出している。40代になって体の衰えの感じ方が顕著になり、体がまだ動くうちにいろんなことをやっておこうという気持ちが強くなった。
守るものを守りながら趣味も継続させるには仕事もこれまで以上に頑張らないといけない、と思ってはいるのだが正直なところ今の仕事が"つまらない"と感じてしまっている。振り返ると20代からこれまで仕事がつまらないと感じたことはなかったと思う。どんな仕事で合ってもやりがいを見つけることができた。人間関係、組織のしがらみなどで"しんどい"と感じることはあったが、今のような感覚とは少し違う気がする。おそらく昔は守るものもなくただ挑戦さえしていればよかったので悩みなどなかった。もちろん日々の生活の悩みはあったが将来に対する不安はなかった。
私は仕事がつまらない、つらいと言いながらその仕事をやり続ける人間が信じられなかった。人生において仕事をしている時間は大変な量になるのにその時間を苦痛で過ごすと言うのは頭がおかしいとしか思えなかった。今の自分はまさにそのような状況になっている。
今の状況を変えるには、退屈な仕事をやめて新しいやりがいのある仕事を見つける、のが手っ取り早い。しかし今は労働すること自体に対して意欲がなくなってしまっている。もしかしたら過去自分の人生において"クズの時代"に入ってしまっているのかもしれない。やりがいのある仕事を見つけられる気がしない。毎日スノボやサーフィンのYoutubeを見て好きなことだけをして生活できないか考えてしまっている。ただ週末のために生きるような人間にはなりたくない。私の信条は"仕事も遊びも楽しむ"ことだ。
仕事を楽しめなくなった理由はなんなのか。仕事の内容に問題があるのか?私の仕事に対する姿勢が変わったのか?私の価値観が変わったのか?
次はもう少し掘り下げてみよう。

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