恥ずかしながら帰ってまいりました

ごめんなさい。めっちゃ早いのは理解していますが、帰ってきました。
いや、「帰ってきた」が本当に正しいのかわからないのですが、note.comをブロックしないで済むようになりました。

何やねん、と思われる方もいるかもしれないし、単純に自分のための記録も兼ねて、事の顛末を簡単にですがここに記しておきます。

何をやらかしたのか

端的に言うと、委員長について書かれたある人のnoteに、かなりアタリの強い長文コメントを連投してしまっていたんです。
それで自己嫌悪に陥ってしまっていました。

その筆者の方(仮にAさんとします)のnoteは以前からちょくちょく読んでいて、ご本人とも色々なルートでやり取りしたことのあるくらいには親交のある方でした。そもそも最初は、Aさんの書いたあるnoteがとても良くて僕がTwitterで紹介したのが交流の始まりだった気がします。

Aさんはにじさんじ全般について手広く書かれる方で、基本的には僕も楽しんで読ませてもらっていたのですが……ただし、1つ問題がありました。Aさんが記事の中で描く委員長像は、僕にとってはいつ読んでも解釈違いだったのです。
これにはAさんの物の考え方というか、文章に求めるものが僕と全然違っているからだろうな、というのが、Aさんのnoteに触れていく中で段々わかってきました。
例えば委員長が○○と言った、という発言を考察するとき、僕はとにかく委員長の周辺に論拠となるファクトを求めるタイプで、前後の文脈とか、過去に委員長が同様の発言をしなかったかとか、そういうのを調べて積み重ねようとします。
でもその方は、○○は過去の偉人の△△に似てるとか、誰々が歌った□□の歌詞に同様のフレーズがあるとか、そういう切り口で思索して、その中で得た随想をつらつら書き連ねる方だったのです。

なのでそりゃ解釈違いにもなるわな、という感じなのですが、とはいえAさんはAさんなりに委員長を1つのコンテンツとして楽しんでいるわけで、僕にはそういう楽しみ方を否定できる権利もなければ否定したくもなかったんです。
でも解釈違いは解釈違いで、読むと僕のほうが辛くなるので、だからなるべくAさんが委員長について書いた記事は読まないようにしてたのです。

ただ知る限り、そういう意味での「自衛」をする機能ってnoteにないんですよね。マイナス検索もできないから、委員長の名前で検索したらAさんのnoteは必ず引っかかるし、そもそもトップページにもオススメで出てくる。

で、ある日、自分が記事を書きたくてnoteにアクセスしたらトップページでAさんの記事をオススメされて、うっかりクリックして読んでしまい、僕の中での許容ラインを超えてしまって、つい……という有様でした。
しかも気持ちが落ち着かないうちに「コメントに返信がつきました」って通知が来て、思わず見てしまってまた長文コメントを投下して……という。

そんなこんなで、僕は僕自身に対してもつくづく嫌になってしまったし、noteというサービスのユーザー体験としても最悪な経験をしてしまったため、noteに触れるのをやめよう、自分なりに心の整理をしよう、と思ったのです。

noteでの自衛

で、帰ってこようと思った理由の1つは、上で触れた「自衛」がそれなりにできるようになったから、です。
具体的に言うと、noteの記事一覧から読みたくない記事をフィルタして消してしまう自分専用のChrome拡張を作ってしまいました。検索結果からもトップページからも、こちらの指定した条件にマッチする記事は全部表示されなくなりました。

元々JavaScriptの知識は多少あったので、気分が落ち着いたらそういうのを作ってしまうのもいいな、とは思っていたのですが、日曜の夕方に気まぐれで作ってみたら、その日のうちに意外に簡単にできてしまいました。
自分用フルカスタムで、「こういう記事は表示させたくない」と思えばそれをJavaScriptで書き込めばいいので、なのでnoteの仕様に振り回されることはほぼなくなりました。

通知は今のところ制御の方法がわかってないのですが、ただ読みたくない記事にさえ触れなければ、そのリアクションの通知が来ることもないだろうし……
ということで、常にnote.comをブロックしておく必要がなくなりました。

僕自身の心の整理

あと、「noteから離れよう」と決心した時点で大分心が収まって、冷静に色々考えることができました。
上で書いたAさんの文章の傾向だって頭の中ではわかっていたことなんですが、「解釈違いを起こす人」というので、心の中のどこかで感情的なしこりを消しされずにいました。でも離れようと思った時点で、そういう感情面がリセットされて、心の底から理性的に考えられるようになれました。

それで冷静に自分を振り返ってみて理解した、ずっと自己嫌悪の中心になっていたことは……自分がいつのまにか老害みたいになってたことです。

僕は委員長のデビューから1〜2ヶ月遅れて追うようになりましたが、今となってみればすっかり古参リスナーですし、その古参の中でも委員長に対する知識はかなりある方だと思います。
で、いつからかわからないですが、誰かが委員長のことを語っているのに委員長についてよく知らない、あるいは間違った知識を持ってる、ということに多少のイラつきを覚えるようになってました。それを今回の件で自覚しました。……ホント、良くないですよね。
こういう気持ちさえなければ、今回もAさんの記事に長文コメントを連投とかしなかったかもしれません。書いた内容が間違っていたとまでは思ってないのですが、最初のイラつきさえなければ感情的にはならなかったし、だからもっと落ち着いた、理性的なコメントができたんじゃないかな、と思います。

で、もしかすると今回の件に限らず、自分が比較的新参の人に対してアタリが強かった場面があったかもしれません。もし不快感を覚えた人がいるなら、お詫びしたいです。
委員長は初見や一見さん、ご新規の人をとにかく大事にする人なのに、ファンの僕がご新規の人にそういう態度をとっていたとしたら、それは委員長のファン失格なので……

だからnoteを離れようと思った当初は、ホントはnoteのアカウントも、Twitterのアカウントも全部消そうか、と思ったりしたんです。
でも今は、今のこの心境のままでどこまでちゃんと振る舞えるか、どこまで自分を改められるか、試してみよう、というつもりになっています。

なので、今後もし僕が老害ムーブをしているな、と思ったらぜひ教えてください。

[5/1 追記] 

上で書いた「やらかし」に関してこのnoteを参照しつつ批評している記事を読みました。通知が来たので。
ざっと軽く読んだだけですが、基本的にほぼ全面的に同意です。「見えてねーんじゃねーかな」だけは違っていますが、それ以外の部分については否定する要素は見当たりません。僕に対する評価についても。
その上で、本件に関するこれ以上の発言はもうしない、という意思表明がこの記事に書いたこと(の一部)です。だからこその「ブロック」なので。
そもそも、ブロックしてたので件の方の反論記事の存在も今知りましたし、しかし本文を読む気は今後一切ないです。
「この怪物を産み出した責」かぁ……うーん、色々思うところはありますが、申し訳ないですがノーコメントとさせて下さい。

……追記の追記だけど、さすがに怪物呼ばわりはちょっとどうかと思いますよ。それだけは明記しておきます。

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