WORK HAT
ワークハットという商品は今まで作ったことがなかったです。
ワークウエアでハットというのは、あまり目にしないと思います。勿論、農作業用などはありますが。
ワークウエアではキャップが多い。だけど、前々から思っていたけれど、キャップのツバが邪魔をする場合があるのじゃないかと思うのです。
私自身、少しの間、車のタイヤ工場で働いたことがありました。あまり頻繁にではないですが、やはり顔を突っ込んで作業したりする際、キャップのツバが邪魔になる場合もありました。
かといって、ハットならば尚更です。
でも、ハットのツバが閉じたような形であったならよいのではないか?
そして、そのツバがポケットになっていたら 尚更良いのでは?
ということで、出来上がったハットです。
N HATという商品を以前から作っています。その発送と同じですが、今回は更に変更されています。
N HATは非常に被りが浅いハットでした。 今回のワークハットは 通常の帽子の被り心地と同じ感覚で被れます。深くしたという事です。
加えて、深くかぶっていても ツバが下に来ない(作業しやすさを考えて)ように、ツバの取り付け位置を通常よりも上に取り付けています。
これにより、ツバがある事での作業のしにくさも軽減され、更に被り口とツバの縫い合わせを分けることによって、被り口の汗が外ににじむことも防ぎ、そもそも群れ自体を軽減しています。
そして、そんなワークウエアとしての工夫が、街着として取り入れたときに、普通に被っていても、何とも浅くかぶっているように見えるという視覚的な効果を発揮し、その具合がなんとも独特で癖になります。
僕が目指すワークウエア。デザインとしてのデザインではいからこそ、街着として取り入れたときに独特であって、ワザとらしくない。
こんなハットを作業服として被っている人たちがいたら、なんて素敵なんだろう!と思うハット。
そんなハットで、是非本間織布さんの素材を味わっていただきたいです。
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