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デジLIG卒業生が「リーダーズ講座」に参加してみたレポート

こんにちは😃
デジLIG卒業生 tatamiです。
現在はインハウスのWebデザイナーとして働いています。
デジLIGの「リーダーズ講座」に参加してきたので、レポートします!

卒業しても繋がれるスクール!それが「デジLIG」

私が通っていたデザインスクール「デジLIG」では、卒業した後もSlackで情報を共有していただけるなど、卒業後も必要とあれば学校と繋がれます。
働き始めると忙しかったり、会社のコンプライアンスがあったりと、なかなか同業者と繋がるのが難しいので、とっても心強いです。

そんな卒業後に繋がってて良かったな〜な、イベントがありましたので参加してきました!

▶︎リーダーズ講座とは?

卒業後してもスクールの講座に参加した理由

デザイナーとして働くこと数年。スキルが伸びている実感がないまま、時間だけが過ぎてしまう怖さを感じています。会社の方向性や人間関係、自分のキャリア設計、何かともやもやしてしまう中で、久しぶりに開いたデジLIGのSlackでリーダーズ講座のことを知って参加しました。もやもやの突破口が見えるといいな〜と思ったのです。

今回の講師は、株式会社シフトブレインの浦川 航さんでした。
▶︎浦川さんのインタビュー記事はこちら

転職活動中、インハウスの今の会社に決まる前は、制作会社も視野にいれていたので「わ!シフトさん!!」とびっくりしました。さすがLIGさん。横の繋がりが強力です。

気になる講座の中身は?

講座は2週間、DAY1、2の2回に分けて行われました。

最初はてっきり座学中心で、デザイン思考とは?みたいな、スライドに情報が書き連ねられているような講座かと思っていました。実際は、ワークショップを中心に、自分のことを表現するためのイメージ設計を、実践ベースで具体的に教えて頂きました。

サイト設計だと、以下のプランニングのフローに当たるのかな〜と思いました。

①情報を集めて、お客様のことをよく知る
②イメージを分解、解釈を広げ、捉え直す
③本質を言語化、明文化する

インハウス前は、ディレクターとして似たようなことをしていたので、得意分野だと思っていたのですが、、自分と向き合う難しさ…!!

なかなか進まない課題と、自分の内面と向き合う辛さにおぇーっとなりながらなんとかDAY2までの1週間で完成させたものをご紹介します。

仕事より大変?リーダーズ講座の制作課題

【 課題1 :リファレンスの作成】
自分を表現する3つのキーワードと、
キーワードに対してのビジュアルをまとめました。

[ CRAFTMANSHIP ]
職人の手仕事、設計図、技巧を凝らしたドレスなどをビジュアルとして挙げました。
[ EMPATHY ]
俯瞰して見ているような風景、双眼鏡を覗く人、大人の靴を履く子供の写真を挙げました。
[ FESTIVAL ]
御神輿、屋台、提灯、フェスの写真、にぎやかなリーフレットを挙げました。


【 課題2:制作物 】
3つのキーワードを表現するものを何か制作する、という課題でした。
最初は写真を撮ろう!と思っていたのですが、必要なものを集めるのが大変だったので、「計画書」を作りました。

またサイト制作に戻りたいな〜と思っていたのと、モノづくりが「計画段階も含めて好き」という気持ちも込められるので、ちょうど良いかなと!

それがこちら↓

ドキドキのDAY2はまさかの展開に…

なんとかオンスケでDAY2の前日に制作完了しました。
働きながらの課題制作はなかなかきつく、久しぶりにいつもと違うアドレナリン?がでている一週間でした。

これで良かったの?とドキドキしながら迎えたDAY2は、みんなの作ったリファレンスと作品を浦川さんが直接見てくださるとのこと。

参加者の皆さん、それぞれ個性が表現されていて。「好奇心」「作る系のワード」が多かったのは、やっぱりWebデザイン関係に進む方ならでは〜と思いました。制作物は名刺が多かったです。

それにしても、浦川さんの誰をも否定しないながら、相手に気づきを与えるお話の仕方が秀逸でした。話し方から、百戦錬磨感が滲み出てくるような。

私の課題でいただいたコメントを要約させていただくと
・キーワードのバラけ方がバランスよいので、面白いものが作れそう
・サイト構成は、相手の知りたいことを与えてあげるのが大事。想定の構成では長すぎるかも
とのことでした。なるほどです。

講座を通して印象的だったワード

・運動性を止めない
・クリエイティブとは何かを悩むこと

・普段使っている言葉が一番伝わる
・体重の乗った言葉
・本当に思ったことしか言わない
・常に読み手の気持ちになる
・アウトプットで理解させる
・作ったものの労力を相手にひけらかさない
・本当によく知っていることは簡単に喋れる
 喋れない時はインプットが足りていない
・なぜあなたはものをつくるのか?という問い

講座の間に聞いて印象的だった言葉を挙げてみました。
まだ自分のなかで噛み砕いている途中の言葉も多いです。

もやもやの突破口は?

参加した目的は「デザイナーとしてのキャリアにもやもやする自分の現状打破」でしたが、受講後もまだもやもやの渦中です。
むしろ、突破口を探す行為こそが、デザイナーというものなのかも?と思い至りました。(突破口といえば突破口)

これから、ひとつひとつ言語化して、広げて、再解釈して、何かを作っていこうと思います。久しぶりに、仕事以外のものを作って、自分の至らなさも思い知ったので、手を動かしつづないと、と焦りも感じました。

ぜんぶあなたが決めればいい

今回浦川さんから、受講者がいただいた大きなメッセージ「ぜんぶあなたが決めればいい」。とても重い言葉でした。

「ものづくり」を生業にするとき、ともすれば「クライアントに、上司に言われた通りにやった結果だし」と他人に責任転嫁する場面もでがちです。趣味ではないので、全て自分の思い通りに作れることはないにしても、手を動かして作ったのは自分なわけで。

今回の課題も、決めるのは私。(この言葉がなかったらさぼってしまったかも。)

在校生の方はこれから自分のキャリアを作っていくかと思います。卒業生も卒業後のキャリアを育てていく。その過程に、勇気を奮い立たせてくれるような、励ましをもらえるような講座でした。次の機会も楽しみにしています。

以上、リーダーズ講座レポートでした。
長い文章を読んでいただいてありがとうございました!

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