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〔浜魂アーカイブ〕スポーツでいわきを東北一の都市に(2016/1/29掲載)

<「浜魂」公式サイトアーカイブ>
※本記事は、「浜魂」公式サイトに掲載されていたものです。
肩書・内容は掲載当時のものとなります。

向山 聖也さん
株式会社いわきスポーツクラブ​・いわきFC
スポーツを通じて、いわきを東北一の都市にする


3人目のプレゼンターは、昨年末大々的に誕生が発表されたフットボールチーム「いわきFC」の向山聖也さん。いわきFCの誕生についてはすでにマスコミでも報じられていますが、改めて、いわき市出身のスタッフとして、いわきをスポーツによって東北一の町にしたいと映像を用いてプレゼンし、具体的に何をすればよいか、何をすべきかのアイデアを募りました。

いわきFCは、アメリカのスポーツアパレルブランド「UNDER ARMOUR」の日本正規代理店である株式会社ドームが運営母体に入ったフットボールクラブ。もともとは、向山さんたちが立ち上げた市民サッカーチームでしたが、昨年末からドームが運営に入り、改めてJリーグ入りを目指すことになりました。目標は、年間売り上げ100億円のビッグクラブ。サッカーだけでなく地域の再生を目標に掲げています。

この広いいわきで「地域性」を出していくのは至難の業です。そこで、向山さんが訴えたのが、市民の側からの盛り上げ。一企業のスポーツ事業にすることなく、市民の側から関わることで、本当の意味での市民フットボールクラブにしたいと向山さんは訴えます。ブレストでは、参加者からも積極的な意見が飛び出し、議論が活性化しました。向山さんも大きな手応えを感じたようです。

向山さんが訴えるのは、市民みんなでチームを盛り上げ、楽しもうということ。その先にある「東北一」という夢
草サッカーからチームを育ててきた向山さん。語る言葉には、確かな熱と説得力がありました
大企業のバックアップをアテにするのではなく、市民の側から関わろう。そんな姿勢が参加者にも通じ、議論が活性化


●ブレストテーマ

広いいわき市で、どのようにしたいわきのチームとにして認知され、受け入れられるようになるかを考えたい。

●向山さんが絞り込んだアイデア

いわき市13地区すべてに、選手を住まわせることで地域に根付く。

●ベビーステップ

まずは選手を連れて13地区ある小中学校を訪問する。

いわきFCは、ドームという大きな企業のバックアップを受けているため、資金的には問題ないかもしれませんが、やはり、地域から愛されるチームにならなければいけないんだという向山さんの強い気持ちが感じられるプレゼンでした。これだけ規模の大きなプロジェクトですので皆さん興味津々。参加者も積極的にブレストに入って頂けたようです。いつか選手の皆さんにもプレゼンしてもらいたいですね。

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