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〔浜魂アーカイブ〕第28回浜魂開催レポート(2020/3/31掲載)

<「浜魂」公式サイトアーカイブ>
※本記事は、「浜魂」公式サイトに掲載されていたものです。
肩書・内容は掲載当時のものとなります。

第28回浜魂

■開催日:2020年2月13日(木)19:00〜22:00
■会場:まちポレいわき2階
■司会:大塚知里(福島高専5年)/小野寺孝晃(NPO法人TATAKIAGE Japan
■登壇者:6組 

・i-step株式会社
「子供から大人、高齢者すべてが笑顔になれる場を作りたい! 『多世代交流型ボードゲームカフェ』で地域の問題解決」

・一般社団法人 とみおかプラス
「町の未来をつくる人材を地域に呼び込むための事業をプロモートしたい!」

・NPO法人 中之作プロジェクト
「海辺の町の魅力を活かし新たに作り出す、10年後・50年後の中之作ライフプランづくり」

・一般社団法人 ふるさとと心を守る友の会
「時間・空間・背景を超えて関わる全員が活躍できる仕組みをデザインし、新しい参加型モデルを発展させたい!」

・学校法人 明照学園
「防災×園×地域、園を中心とした地域防災コミュニティを構築しよう!」

・ゆにいく株式会社
「インバウンド観光客がいわきを最高に楽しむための体験型観光コンテンツを作ろう!」

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28回目となる今回の浜魂は、地域の企業が抱えている経営課題に対し、学生が経営者と協働して解決に取り組む地域実践型インターンシップ「復興・創生インターン(いわき・双葉郡ブロック)」(復興庁主催)とのコラボレーションで開催しました。インターン生18名を受け入れるいわき市、富岡町、大熊町の6つの企業・団体が登壇し、インターン生と地域住民の皆さんが一緒に、企業・団体の課題解決に向けたアイデアを出し合いました。

司会は、タタキアゲジャパンの小野寺と福島高専5年の大塚知里さん。大塚さんは、2018年度夏季地域実践型インターンシップへの参加経験者でもあります。OGとしての経験も踏まえて、プレゼン内容に的確にコメントしてくれました。

本編の開催前には、2019年7月の「第26回浜魂」で、「花粉飛散量の多いいわきの人に花粉ブロックツールの効果を検証する有償モニターになってもらう為のアイデア」を募集した川尻大介さんから、その後の活動報告がありました。足つぼに微弱な電流を流す仕組みで花粉症の症状を軽減するグッズを開発し、一定の効果が表れたそうです。実は、花粉の飛散量が非常に多いいわき。引き続き、効果検証に協力してくれる方を募集しているそうです。

続いて、イントロダクションとして、「まちポレいわきとまちづくり」というテーマでお話してくださったのは、今回の浜魂の会場でもあるいわき駅前の映画館「まちポレいわき」の代表を務める鈴木修典さん。この日初めていわきを訪れたという学生も多い中、Uターンしてから駅前の映画館を中心にまちづくりに関わることになった経緯や苦労話をお話しいただきました。

本編終了後の交流会は、引き続きまちポレいわき2階で行われ、インターン生が登壇者や地域の方々と自由に意見を交換するよい機会となりました。

今回、浜通り地域の課題解決のために、青森県、東京都、愛知県、兵庫県、京都府など全国各地から集結した18名の学生は、今回の浜魂への参加を通して、地域の現状や、各企業・団体の課題を確認しました。さらに、そこで得たアイデアや地域の方々とのつながりを活かしながら、浜魂翌日の2月14日(金)から3月12日(木)までの約1ヶ月間、各企業・団体の課題解決に取り組みます。

写真 橋本栄子
グラフィックレコーディング 長谷川久三子

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