〔浜魂アーカイブ〕女性が、"そのままの自分"としてつながりを持てる「第3の場所」を作りたい!(2021/12/21掲載)
藤田瞳美さん(福島県石川町)
【現状の課題や想い】
心理カウンセラーとして活動中の藤田さん。自身の体験から、カウンセリングというスタイルとは別に、「もっと気軽に相談できる場=第3の場所」を作りたい、と考えるようになりました。心理カウンセリングはハードルが高いけれど、誰かに話を聞いてほしいという方、特に女性向けに、家庭や職場での役割を外して、ただの「そのままの自分」としてつながりを持てる場所を提供したい。そんな事業構想をさらに深めていくためのアイデアを募集しました。
【皆と考えたいアイデア、テーマ】
どんなイベント(テーマ)があると、女性がひとりでも参加しやすいと感じますか?
どのような要素があると普段の役割が外せそうですか?
この2つの観点から、3グループに分かれてディスカッションをしました。
【ディスカッションで生まれたアイデア】
「一人でもいいよ」という空気感の醸成や、外から見た入りやすさも重要。
主婦が夜のイベントに参加するハードルは高い。昼はランチ、夜はカウンセリングといった工夫が必要ではないか。
藤田さん自身のパーソナリティが分からないと相談しにくい。日常的な情報発信があると、雰囲気が分かり、女性は安心できる。
前提として、心理カウンセラーの方にどこまで相談していいか分からない。相談にスムーズに繋げられるような仕組みづくりが必要。
そこに行くとなぜか悩みが解決していく、という評判のようなものが醸成されるとよい。
多様性がある場だと、普段と違う自分になれる。そういう意味では、男性がいてもいいのではないか。女性特有のテーマではなく、仕事や子育てなどのテーマであれば、男性も参加しやすい。
悩みを相談する場というより、別の目的で訪れて、結果的に悩みの解決につながる場だとよい。女性なら、「運気が上がる」をキーワードに、風水、メイク、占いイベントなどはどうか。
初対面の人に突然相談することはハードルが高いので、「料理教室+食事をしながら相談できる場」のようなものを設けることで、徐々に関係値ができていくコミュニティづくりを目指したい。
子育ての悩みを心理学の先生に相談するイベントを開催したところ、母親同士が悩みを共有することで、同じ悩みを持っているという安心感が醸成され、イベント後に母親同士が自然とつながりコミュニティができた、というPTAの事例の紹介。
【選んだアイデア】
「カウンセリングをする場ではなく、人とのつながり、コミュニティを作っていきたい」と話す藤田さん。子育ての悩みを共有することで安心感が醸成され、イベント後に母親同士が自然とつながりコミュニティができあがっていったというPTAの事例が理想とのことでした。また、「占い」というキーワードにも惹かれていました。まずは、オンライン上で、「運気があがる」イベントを開催してみたいそうです。
藤田さんからは、「一般参加者さん達からの貴重なご意見が非常に有り難かったです。自分の「当たり前」と思っている部分を言語化する必要があるなと、新たな発見ができました」とうれしいコメントもいただきました。
「運気があがる」オンラインイベントの開催、楽しみにしております✊
浜魂では、今後も藤田さんのチャレンジを追いかけていきます!ぜひお楽しみに!
*プロフィール*
福島県白河市出身、福島県石川町在住。
人材サービス業界で営業企画、スタッフ採用、スタッフ管理業務を経験し2年前に心理カウンセラーとして独立。
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