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〔浜魂アーカイブ〕福島を舞台に多様な人材・組織・地域がつながるプラットフォーム「Fukushima&Company」を作りたい!(2021/12/21掲載)

<「浜魂」公式サイトアーカイブ>
※本記事は、「浜魂」公式サイトに掲載されていたものです。
肩書・内容は掲載当時のものとなります。

菅家元志さん(福島県郡山市)


【現状の課題や想い】

ローカル企業のDX推進支援や新規事業開発を進める中で、IT系の人材不足を日々実感しているという菅家さん。一方、実は、「関係人口日本一」の福島県。この関係人口を有効活用して地域課題を解決するため、県外のIT人材が地域と関われる新しい仕組みを作りたいと考えています。それが、福島を舞台に多様な人材、尖った組織、地域がつながるプラットフォーム「Fukushima&Company」です。AIを活用し、県外在住で福島のために何かしたい!と考えている方々と、県内の尖った組織をつなぎ、場所や時間に縛られずに、地域と関われる仕組みづくりを検討しています。この企画をさらにブラッシュアップするためのアイデアを募集しました。

【皆と考えたいアイデア、テーマ】

  • 「Fukushima&Company」でプロジェクト化する、県内の尖った組織や地域のアイデア

  • ターゲット(県外在住の30代IT企業勤務者)とつながるための仕組みづくりのアイデア

の2点から、アイデアを募集しました。

【ディスカッションで生まれたアイデア】

  • 人材業界では、マニアックな仕事、解決が難しい案件、ひとりで扱うには難しい案件が持ち込まれる。このようなプロジェクトを集めるだけでも、「尖った」プロジェクトになるかもしれない。

  • ひとりで扱うには難しい案件に対し、グループで取り組み、ドラクエ方式で解決。副業友達コミュニティを作る。

  • 会津でスタートした再生可能エネルギーの電力会社とITを絡めたら面白そう。

  • 田舎らしさとITをつなげて魅力的なプロジェクトを作る。

  • 浜魂で出てきたホットなアイデアと人をつなげて案件化する。

  • 農業系の販路開拓やブランドづくり、商品開発などを本気でやりたい人と、首都圏人材とのマッチング。

  • 地域の情報を取材しているライターさん達からヒントをもらえないか。

  • 客観的に見て面白いプロジェクトを作るには、外からの視点が必要。地域おこし協力隊と共同で案件を作る。

  • 初回はAIボットではなく、アナログで対応する。

  • プロジェクトそのものはもちろん、そこに関わっている人の魅力がわかるストーリーを紹介する。

  • バーチャルオフィスを作って、プロジェクトの動かし方を外から見られるような仕組みづくり。

【選んだアイデア】

「マニアックな仕事や派遣会社では解決が難しい案件」というワードが気になったという菅家さん。人手は欲しいけれど、既存の派遣会社やコンサルティング会社ではマッチングが難しい、という案件の抽出にまずは取り組みたいということでした。また、プロジェクトを立ち上げるにあたって、「新しいこと」という自分のキーワードを大事にすることの重要性を改めて感じたそうです。具体的なプロジェクトとしては、会津での再生可能エネルギー事業との連携にチャレンジしてみたいとのことでした。


「Fukushima&Company」、ワクワクするネーミングですね!

浜魂では、今後も菅家さんのチャレンジを追いかけていきます。ぜひお楽しみに!


*プロフィール*

1987年福島県郡山市生まれ。 慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科修士課程修了。東日本大震災・原発事故をきっかけに大学院修了した2013年に地元・郡山へUターンし、株式会社プレイノベーションを創業、代表取締役社長に就任。「地方に進化を、世界に革新を」をビジョンに掲げ、ローカル企業の「デジタル進化」を加速するトータルサポートを行っている。具体的には教育・医療・福祉・交通・建設等の地域密着型産業群を対象に、ローカル企業のDX推進支援や新規事業開発を手掛けている。https://plainnovation.com/


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