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〔浜魂アーカイブ〕いわきからトライセクターリーダーを発信(2016/1/3掲載)

<「浜魂」公式サイトアーカイブ>
※本記事は、「浜魂」公式サイトに掲載されていたものです。
肩書・内容は掲載当時のものとなります。

櫻井 翔太さん
大学生
いわきからトライセクターリーダーを発信したい


第5回ハマコン、最初の登壇者は、いわき市出身で麗沢大学に通う大学生の櫻井翔太さん。テーマは「いわきからトライセクターリーダーを発信」です。高校生時代には学生団体に所属し、いわきの復興のために様々な活動をしてきたそうです。現在も地元との関わりを保ち、様々な活動を続けています。

活動を続ける中で痛感しているのが「トライセクターリーダー」の必要性。トライセクターリーダーとは、企業と公共、非営利の3つのセクションを超えて動く人材のこと。しかし、社会人の多くは「どれか1つ」に所属せざるを得ないため、「学生トライセクターリーダー」を育てることが大事だと語ります。

大学生の場合は、3つのセクション以外にも「大学」との接点があり、専門性や専攻を活かした「マルチセクターリーダー」リーダーになれるという可能性を示した上で、これからの地方創世の時代には、学生リーダーを育てることの重要性を力強くアピールしました。

高校時代は学生団体「コネクト」で八面六臂の活躍を見せていた櫻井くん。大学生になった今も、その頼もしさは変わることがありません
ブレストでは「課題解決型スタディ合宿」についてのアイデアが固まりました
いわきの地元側だけではなく学生サイドのニーズも聞き取る必要性を確認

●ブレストテーマ

学生リーダーを育てるためのスタディツアーを開催したいと考えているが、どのようなスタディツアーならば学生の学びになるか、どのように展開していけばいいのかのアイデアを集めたい。

●櫻井さんが絞り込んだアイデア

既存で行われているスタディツアーの主催者や、ツアーのテーマに沿った方々などを呼んで出前授業を行ったうえで、何かしら地域に還元できるアクションを起こすことをプランに盛り込むなど、事前に課題を与え、それを解決する「課題解決型ツアー」を企画してみる。

●ベビーステップ

地元側のニーズだけではなく、参加者になるであろう学生たちのニーズを聞く必要もあるため、学生にアンケートを取る。

こうしたツアーが完成すれば、スタディツアーというよりも「課題解決合宿」といった重厚な学びのツアーが完成するような気します。単なるツアーに参加するだけでなく、参加者なりのアクションを起こすことも中身に入っているという意味では、「リーダーを育てるためのツアー」という目的にも合致しますね。櫻井君、今後どの程度具体的な動きに繋げられるか。私たちも継続してサポートしていきます。

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