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〔浜魂アーカイブ〕町民をつなぐ写真アプリを作りたい(2016/1/3掲載)

<「浜魂」公式サイトアーカイブ>
※本記事は、「浜魂」公式サイトに掲載されていたものです。
肩書・内容は掲載当時のものとなります。

吉永 隆之さん
浪江町職員/Code for Japan Fellow
町民をつなぐ写真アプリを作りたい


浪江町でタブレット事業を推進している吉永隆之さんが3人目のプレゼンター。10年勤めた民間企業を辞め、現在は浪江町役場で働く吉永さん。これまで、浪江町民向けに6500台のタブレットを配布し、町の情報を発信するとともに、町民の絆を維持するためのアプリ開発などに取り組んできました。

吉永さんが目下注目しているのが「写真」と「コミュニティ」と「アプリ」の融合です。吉永さんが関わりのある鎌倉市では「鎌倉今昔写真」というイベントが行われており、古い写真と現在の写真をデジタル技術で繋ぎ合わせたり、さまざまなアクションが生まれ、高齢者と若者の交流が生まれているそうです。

そこで吉永さん、どのようなアプリなら町民から必要とされるか、イベントの主役となる若者を集めるにはどうしたらいいか考えたいとプレゼン。具体的に「来年3月リリース」という目標も掲げながら、浪江町の高齢者と若者がつながる写真アプリについての議論が交わされました。

前職を辞めて復興に関わろうと福島県に飛び込んで来た吉永さん。その言葉には思い説得力と、行動力が感じられました。
若者と高齢者の交流。福島県以外でも必要性が盛んに議論されるテーマ。会場の皆さんの活発な議論のおかげでアイデアも研ぎすまされていきました
ハマコンでは、ブレスト中に皆さんから提案されたアイデアを1つ選び、具体的に実行に移します。まずやること、それが「ベビーステップ」

●ブレストテーマ

どのようなアプリなら町民から必要とされるか、高齢者と若者が交流できるようにするため、イベントの主役となる若者をどのように集めたらよいかをみんなで考えたい。

●吉永さんが絞り込んだアイデア

写真だけでは引っかかりが小さいので、例えば「みんなで地図を埋めよう」といったゲーム要素を入れる。

●ベビーステップ

高齢者の意見もリサーチする。

写真は、過去と現在を繋ぎ合わせる素晴らしいコミュニケーションツールです。高齢者と若者の交流の場を作るということは、浪江町に限らず各地で求められていることですので、ぜひここで成功モデルを作って、「浪江モデル」として町外でも応用されるように展開できればいいですね。3月というスケジュールもはっきりしていますので、今後またすぐに進展があるかと思います。またこちらのサイトでご案内致します!



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