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売らないプロモーション

どーも こんにちは
tataです。

オンラインサックス部では、現在、まだ一般未公開の無料連載講座(制作中)を出来次第、公開しています。この無料連載講座は、有料講座「tataのSax通信講座」のプロモーションなのですが、無料とは思えない有料級のコンテンツを10日間にわたり配信するという内容です。

ようやく無料連載講座5回目のムービーが出来上がりました。
ここまでは純粋な無料講座でしたが、ここからは「tataのSax通信講座」のプロモーションも兼ねてムービーを作ることになります。

改めて「tataのSax通信講座」のプロモーションを考えた時に「売らないプロモーション」が今後、大切なんじゃないかと考えがいきついたので、本日はこの考えをシェアしたいと思います。

売らないプロモーションとは?

ビジネスや営業をしているとどれだけたくさん売るかが至上命題と思われがちですが、近年のコミュニティーベースで考える場合はいかに売らないかが大事だと感じています。営業マンが営業をするときに「売らない」という選択肢はなく、いかに売れるかを考えると思います。本屋に並んでいるビジネス書には「どうやって売上を上げるのか?」が書かれていて、「どうやって売らないのか?」を書かれている本はないでしょう。

価値ある商品を作ってそれを売るというのは真っ当なことで、価値ある商品は誰かのためになり素敵な未来を作っていきます。それは全くもって正しいのですが売れさえすればいいのではなく、その前にその商品はその人にとって本当に必要な物なのか?をそろそろ販売者側もちゃんと考えなくてはならない時代になってきたと思います。

10年前までは男性性の強い時代でした。お金はある方がよい、権力は強い方がいい、というゴリゴリマッチョが時代の寵児として持て囃されました。この時代は、売った方が勝ちだし売り抜ける人が強かったでしょう。時代は移り変わり現在は女性性が強い時代になりました。「コミュニティー」や「シェア」という言葉が時代に馴染んでいるのがまさに女性性の強い時代だと象徴していると思うのですが、詰まるところ現在で重要なのは「関係性」です。

なぜ、男性性から女性性の時代へ移り変わったかは「豊かになった」というのがひとつ挙げられると思います。物がない時代は、物を持っている人が強いですね。物を持っていること自体に価値があるからです。しかし、物が溢れ、物に価値を感じなくなると、誰といるかの方が重要になってきます。ユニクロの服は十分クオリティーが高いし、外食してもどのお店もだいたい美味しい。インターネットによる知の共有は商品クオリティーの均一化と低価格化をもたらしました。ブランドなどはステータスというより嗜好の要素が強くなり、本当に好きだから身につけるもので、ドヤ顔したいからという欲は満たせなくなっています
#だってもはや羨ましいとか思わなくない

そうなると「誰から買うのか?」「誰と一緒にいるのか?」の方が重要になってきます。同じくらいのクオリティーで同じくらいの価格なら知らんやつから買うより知ってる人から買った方が安心だよね、という事です。そんなこんなで「関係性」が重視される女性性の時代へ移り変わりました。そうなった時代だからこそ、販売者側のプロモーションにも「優しさ」が問われている様に思うのです。

なぜなら「関係性で買ってしまうから」です。
関係性で買うというのは、あながち悪い事ではないと思います。例えば、本質は「支援」である購入。昨年は新型コロナで飲食店がバタバタと倒れる中、行きつけのお店には「支援」という気持ちを込めて、クラウドファンディングで返礼品を購入したり、テイクアウトをしてお店に貢献した人も多いのではないかと思います。商品を買うという行為そのものが、自分にとって必要だからだけではなく、販売者の未来を考えてお金を払いたい(支援したい・応援したい)という気持ちが出てきたのもこの時代の特徴だと思います。

そして、サービスを継続する上で「支援してもらう・応援してもらう」という視点で設計するのは、めちゃめちゃ大事です。だからこそ「必要以上に売らないプロモーション」という視点が浮き彫りになってくるのだと思います。それはコミュニティー(関係性)を重視するのであれば、「関係性の維持」が長期的にみれば至上命題だからです。

必要な人だけに届ける

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5回目以降の後半の無料連載講座には、必ず「tataのSax通信講座」のプロモーションを入れていきます。プロモーションを考えるにあたり、改めて「tataのSax通信講座」の中身を確認したのですが自分でいうのもなんですがいい講座なんですよ(笑)それだけ時間をかけて作ったし、かゆいところに手が届く内容になっています。だからといって必要ではない人まで売ってはいけないと思うのです

ビジネスを学んでいけば、そこまで必要ではなくても欲しくさせてしまうテクニックはたくさんありますが、大事なことは本当に必要な人を抽出させることだと思います。逆にいえば必要じゃない人には「買わせない」という優しさが大事だと思っています。というのは、この「tataのSax通信講座」は「支援目的」で購入して頂く類の商品ではないからです。必要な人以外買わせない。でも、必要な人にはちゃんと背中を押してあげる、っていうプロモーションってめっちゃ難易度が高いですがその姿勢が大事なんだと思います。

その方法のひとつに商品の中身をしっかり説明するというのがあると思います。

無料連載講座では、上達に必要なノウハウはすべてお伝えします。つまり「How」の部分は全部、喋ってしまうつもりなんですね。商品の形態にもよるのですが、この教材に至っては実践的な教材なので「このノウハウの続きは有料で」とか「購入してくれたら秘訣を教えます」みたいな類は一切ありません。その上で連載講座で説明した方法をこんな形で実践しやすい講座を作ったんだけどどうですか?っていうテイストです。

今回の5回目の動画では講座内容を説明するだけで精一杯だったのですが、次回以降の動画では、しっかりと講座の魅力を伝えつつ、

・自力でやるならそれでもOKだよ
・こんな人にはレッスンの方が向いてるよー
・目的が違うなら辞めといた方がいいよ
・継続する時間がないなら買わないで(もしくは体験してから決めてね)

という様なことを誠実に伝えることかなと思ってます。

また、5回目以降のおまけ動画は講座のデモ体験を考えています。そもそも無料連載講座をただのプロモーションではなく有益な講座にしている理由も販売するためのプロモーションではなく、もし購入しなくてもコミュニティーから離脱しないプロモーションを考えてのことです。

これからも続く「関係性の維持」が大事なんですね。本当に必要な人だけ「届ける」、不必要な人には「買わせない」という誠実さや優しさが、最終的に僕の活動を支援したり、応援してもらい、一緒に同じ理想に向かって歩んでいくことに繋がっていくことなのかなと思っています。

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