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もう過去には戻れない

なぜ人は生きないといけないのか考えても考えても答えがまだでない。
お金?欲望?家族?
答えが出ないまま今日も日常の生活を送ろうとしている。
明日もまたきっと同じことをかんがえているのだろう。

私が単純に生きている意味を見つけることができる時は幸せになっているのだろうか。
ただ現実から逃げる策をただみつけているだけかもしれない。
それが幸せと言うものだろうか。
探せば探すほど現実からの逃げ道を掴もうとしてる自分を勝手に創り出している。
こんな自分勝手でわがままな人間が人間と言うものなのだろうか。

私は側からみれば社交的な人間を創り出して真面目な人間のふりを社会に投影している。
良くこんな器用なこと今までしてきたなぁ、と自分でも感心している。
ただ、私はまったく器用ではない。
こんな文面に書けるくらいだったらもっと自分を社会にさらけ出すことが出来そうなのだが対人だといつも社交辞令に基づき会話をする。

実に哀れだ。

ただこの文字に自分をさらけ出すことで真っ当な現実から逃げることを考えているのだろうか。
もう、全てから逃げたい。
一度普通の精神状態の人が考えてはいけないことを感じてしまうと私は取り返しのつかないことまで考えてしまう。
どうやってここから逃げようか。
西成地区に行ってホームレスになろうか。
それとも生きている意味がないのならいっそう死のうか。

本当は人に助けてもらいたい。
そう思った時は四六時中、座ることが出来なくなっていた。
仕事中もろくな会話をしていない自分に気づく。
早く誰かに気づいてもらいたい。
もうこれ以上生きられない。耐えられない。
本当に好き勝手だ。

が、助けてもらうなんてまた、自分勝手だ。
本当に助けてもらいたいなんて思うことがこんなに辛いなんて思うなんて辛い。
私は卑怯な人間だ。
またこの文を書きながら逃げようとしている。

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