MTG レガシースニークショウのなんたら



どうも初めまして、福岡から名古屋に移転したるーじゅと申します。最近色々な方のMTGの記事を見ていて思いました。

スニークショウの記事が全然ない!

じゃあ自分で書いちゃおう!そしていざあなたもスニークショウ使いに!
(※ミラーマッチは因みに嫌です)


そもそもスニークショウとは?

スニークショウというのはレガシーの中でも歴史あるデッキの一つで実物提示教育、騙し討ちから大型クリーチャーを踏み倒しそのまま殴りきって勝つという豪快なデッキです。
実物提示教育は英語名でshow and tell
騙し討ちはsneak attack
この二つの英名からsneak showって名前が付きました。
去年のThe Last Sun2023でもこのデッキで東京の本戦まで行きました。
それだけ強いデッキということです。

代表1
代表2

これらのカードによって出されるものも様々で時代とともに変わっていってます。昔はグリセルブランドを出して豪快に14枚ドローなどして更に射出するクリーチャーや砲台を使い一気にゲームを決めるのが主流でしたが、今ではアトラクサでカードを加えて安定して戦うデッキになっています。
派生で赤を抜き全知を4枚投入したオムニテルというデッキもありますが今回は割愛します。
まぁそれでもクリーチャーで殴る回数はあまり変わらずほぼ相手を即死させるコンボデッキに違いはないです。
なので巨大クリーチャーで相手を一発で倒したい!って人におすすめです!
1年前の私もこのエムラクールを使いたくてスニークショウを組んだ一人です。(カードが高いって?レガシーは高いんじゃ…)


君は時代が変わっても強いね…

主な戦い方

古えの墳墓や裏切り者の都などの2マナ土地から通常土地もしくは水蓮の花びらで3マナ!実物提示教育!アトラクサどーん、エムラクールどーん!
相手は死ぬ!
4マナまで伸びると騙し討ちで速攻付与されたアトラクサ、エムラクールどーん! 
相手はほぼ死ぬ!
簡潔に書いてしまえばこんな感じです。
結果だけみれば簡単じゃないか!と思うはずですがまぁそう簡単にはいかないのですよね…

最近のスニークショウの事情

一時期あらゆるデッキをボコボコにしてきたスニークショウは今は下火状態にあります。使用者はいますが多くもなく少なくもなく時々いるかな?くらいの現状です。ではなぜそうなってしまったのか…
まずは指輪物語で登場したオークの弓使い。こいつの登場によってグリセルブランドはほぼ死にました。まぁ色んなデッキに入ってるので大体察する方も多いのですが渦巻く知識、思案このキャントリップ、いわゆるブレポンがペイライフになり相手のサイズアップにもなるのです…
コンボパーツを探しにいくのが辛くなります。まぁそこは置いておきましょう…
グリセルブランドが使えないのがきついのです!
起動で7点払って7枚引くのですがスタックでオークをキャストされると、なんと7点ダメージが飛んできて相手のオーク軍団トークンが8/8になるのです()ライフによっては14点減ってるのでそれでゲームが瞬時終わる場合もありますし、死なずともグリセルブランドに7点飛ばされたらこちらには何も残らず相手のトークンを育てただけになるので結果として殴り殺されます()
そしてオークを入れるために黒をタッチするデッキが増えると何が起こるか…
そう…ハンデスと再活性が入るのです。そしてデッキによってはダウスィーの虚空歩きがいます…
もし手札にコンボパーツがあっても1ターン目で落とされては目もあてられません。さらにクリーチャーの場合そのまま再活性で釣りあげられることも少なくないです…
ダウスィーがいると更に状況は最悪なものになります。
全知などのクリーチャーでないカードもハンデスで相手にキャストされますし、普段ならデッキに戻るエムラクールも戻らず相手にキャストされてしまいます()
ハンデスがより致命的になるわけです。

じゃあどうやってフェア(即死)に持ち込むか?

オークによって死滅したドローカードは多いです。しかしそれに引っかからないものもあります。そうアトラクサです。
アトラクサはカードをデッキから手札に加えるのでオークの効果は誘発しないのです!わーい!やったね!
なので最近のリストではグリセルブランドが抜けてその部分が全てアトラクサに変わってる事が多いです。
しかも意志の力のピッチコストにもなるのです!強い!
めくれたカードが弱いときはそういう日と思いましょう(白目)

新たなキーカード


じゃあハンデスに対してはどうするのか?
皆さん大好き夏の帳です。

有能君!

そもそもハンデスされてしまってはこのデッキはゲームプランがほぼ崩壊してしまうので守れるカウンタースペルが多いのはいいことなのですがそうするとキャントリップや他のカードの枠を圧迫してしまいます。
しかし!このカードだと普通のカウンターと違い色限定ですがカウンター+キャントリップの役割を兼ね備えているのです。
さらに相手が黒でなくハンデスしてこなくてもカウンターされなくなるという謎の文章まで書かれています()
サイドボードに取る方も多いですが私はメインからとることを推奨します。
以前の私のデッキは青赤で夏の帳は入ってなかったのですがリアニメイトやANTやDooms Dayに何もできないことが多かったです。
しかし緑をタッチし夏の帳をメインから取ったことで最初からそういったデッキとも以前よりフェアな戦いができるようになりました(勝てるとは言ってない)

最後にぶっちゃけると…

このデッキ勝ち筋は簡単なのですがそれに辿り着くまでがとてもしんどいです!対戦された方はやっぱりスニショは強いなぁ~っていう方が割といますが戦ってるこっちは全然キツイです!
実物提示教育を1ターン目に何とか通してアトラクサやエムラを着地させても激しい叱責や相手のアルーレン、はたまたミラーマッチでエムラが着地することなんてのも珍しくないです…
それでもそれを乗り越えて大型クリーチャーで殴って勝った時はとても楽しいです!
今でも私がこのスニークショウというデッキを使い続けてる理由はそこにあります。
今の流行はコントロールやゴブリン青黒スキャムなど色々なアーキタイプがありますがここまで読んでみて気になった方は是非ともこのデッキを手に取ってみてください!レガシーの大味で大胆なパワー存分に楽しめることでしょう!
とりあえず初めての記事なのでここまでにします。
福岡でのリストなので少し古いです()
最新版は内緒ですがもっとスニショの詳しい事知りたい方がいましたら1年ちょいの経験ではありますが記事にしてみようかなと思います。


それでは良きMTGライフを!



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