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未知の土地八戸市へ

青森市に移住してから3ヶ月近く経ちました。
青森市から車で1時間前後で行ける所は何カ所か行ってみて、青森県には良いところがたくさんあるな、と嬉しく思っています。

先日初めて八戸市に遊びに行きました。
私は八戸市に行ったことがなく、ほとんど何も知らない、私にとっては未知の土地です。

今回の旅行の一番の目的が朝市で、朝が苦手な私は、朝市に間に合うような早朝に1時間30分以上も車に揺られて(運転は夫がしてくれます。感謝感謝です☺️)行くのは辛いので、一泊で行くことにしました。

館鼻岸壁朝市

噂には聞いていましたが、予想以上に早い人の出と、賑わいでした。
私たちが目的の館鼻岸壁朝市に着いたのが朝5時頃で、その時にはたくさんの購入品を手に、帰っていく人の姿もありました。行列の出来ている屋台もありました。
車で約10分のホテルから朝の5時に到着するように出るだけでも、頑張ったつもりなんですけどね…
Googleマップでは営業時間が日曜日5:00-9:00となっていますが、もっと早くからやっていて、5時前には売り切れてしまうものもあるようでした。
あとから知ったのですが、青森県民の朝は早いそうです。
早起きして早く活動しないともったいないと思っているようです。
道理で、みんな朝から元気でした。
朝が苦手でだらだらと一日を始める私からしたら、尊敬に値します。
とりあえず会場全体を見てから朝食を選ぼうと思っているうちに更にどんどん人が増え、歩くのも大変なくらいになってきました。
作りたての食べ物が並ぶのでどれも美味しそうでしたが、朝からそんなには食べられないので、私と夫、それぞれ食べたいものを決めて、分けながら食べました。
出来立ての食べ物を活気あふれる朝市の会場で食べる朝食は、美味しく、楽しいものでした。
野菜や海産物も安くて美味しそうなものがたくさんあったのですが、すぐに帰るわけではないので、悪くなりそうで何も買いませんでした。
いろいろ買って帰れたら更に楽しかったと思います。

種差海岸

八戸に遊びに行くことを決めてから色々検索して、良さそうな所だなと思い、種差海岸へ行くことにしました。
それまでは全く知らなかった所です。私が無知なだけなのかな?青森の人に言ったら笑われるかもしれません。
全長約12kmの海岸線は変化に富んだ、見どころがたくさんある、素晴らしいところでした。

八戸に着いた日に、種差海岸インフォメーションセンター駐車場に車を止めて、そこから歩いて行ける範囲を散策することにしました。
種差天然芝生地から歩き始め、波打ち際まで広がる天然の芝生や、ニッコウキスゲ、キリンソウなどの花を見て、植物の逞しさや美しさを感じながらの散策となりました。
淀の松原の辺りまで歩き、駐車場までの距離も考え、戻ることにしました。
この日は濃い霧が立ち込め、松の並木や海岸線は幻想的な雰囲気ではあるものの、海や空に色味がなく、視界が良くなかったのが残念でした。

やはり美しい青空と青い海を見たいと思い、二日目も行くことにしました。
葦毛崎の駐車場に車を止めて、まずは葦毛崎展望台からの景色を楽しみました。
青い空と海が広がっています。これだけで来たかいがあるというものです。
この辺りはごつごつとした岩場の海岸線です。
風が強かったので、岩に波が白く砕けます。
大須賀海岸は鳴砂の砂浜らしいので、それを確かめに、大須賀海岸までを目標に歩きました。
広い砂浜の、どの辺りが鳴るのか分からなくて、鳴ったとしても波の音が大きくて聞き取れない可能性も大いにあります。
大須賀海岸までは行ったものの、残念ながら、やはり分かりませんでした。
でも、鳴砂というのは、不純物の少ないきれいな砂の証と言われているらしいので、それほどきれいだということでしょう。
広い砂浜に寄せては返す白い波は、岩場の砕け散る波と比べると、だいぶ穏やかに見えます。
この日も前日見た花と同じ花や、また違う花も咲いているのを眺めながら、度々足を止めながらの散策となりました。

二日間にわたって散策し、種差海岸の多様性に富む魅力を満喫しました。
とはいえ、全長約12kmの海岸線のほんの一部を見ただけですし、季節が変わればまた違う花が咲くのでしょう。
きっと何度訪れても、その都度いろんな魅力を見つけられるのではないかと思います。
大変すばらしいところでした。

種差天然芝生地
キリンソウ
ニッコウキスゲ
エゾフロウだと思うけど、咲く時期が違うような…
白い花はエゾノシシウドかな?
松のあいだから崖下の海を見下ろす
植物の逞しさを感じます
葦毛崎展望台
アサツキ
スカシユリ
ノハナショウブ
中須賀
大須賀海岸

まとめ

今回の旅行で、八戸市について「八戸市には豊かな自然があり、その中で培われた豊かな食文化がある」ということを、少し知ることができたと思っています。
要するに、きれいな景色を見て、美味しいものを食べて、満足したということです。
私にとって、八戸市はもう未知の土地ではなくなりました。
楽しかった、また行きたい町です。

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