ドラゴンエンパイアとサンクチュアリ

所変われば正義も変わる
秋月です

ドラゴンエンパイアとサンクチュアリは長く争ってきたのは有名な話
ブラスターブレードの時代はユナイテッドサンクチュアリの視点から
天輪世紀はドラゴンエンパイアの視点から物語は描かれました

ユナイテッドサンクチュアリの主人公性は「絆」と「仲間」
ドラゴンエンパイアの主人公性は「祈り」とされています

翻って、敵キャラクターとして描かれている双方を見てみましょう
ケテルサンクチュアリの敵性は「階級闘争」と「格差社会」
ドラゴンエンパイアの敵性は「破壊」と「暴力性」として描かれています

ここで興味深いのは、天輪聖竜ニルヴァーナを輩出した暁紅院はブラスターブレードの時代から存在する………
つまり、焔の巫女はドラゴニックオーバーロードの時代にも居た、という事です

祈りとは言葉なき戦いです
言葉なき戦いを敵から見たらどうなるでしょうか
おそらく、「命尽きるまで破壊の限りを尽くした」と映るでしょう

バーサークドラゴン然り、アークレイダー然り
ドラゴンエンパイアからは、度々そういう最期を迎える兵が出ます

そもそもバーサーク(狂える)ドラゴン(竜)という名前自体、まるでユナイテッドサンクチュアリが名付けたような一方的な名前です
ドラゴンエンパイアでは彼の事を『プレアドラゴン(祈りの竜)』と呼んでいたかもしれません

「バーサークドラゴンをコール!」
「渦巻く炎で、眼前の敵を焼き尽くせ!!」
先導アイチのために〈かげろう〉を操った櫂トシキの立ち回りにも味が増しますね

ドラゴニックオーバーロードは「誰のために祈り、何度でも立ち上がったのか」

ブラスターブレード打倒のため、というのはユナイテッドサンクチュアリに残る記録です

暁紅院の記録も読み解いてみたいですね

拙い文章にお付き合い頂き、ありがとうございます
戦う種族の誇りを胸に、古より出でよ

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