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黙示録の剣について

剣といえばブラスターブレードにはじまるブラスター兵装があまりにも有名ですが、
ドラゴニックオーバーロードの使用している剣にも逸話があるのをご存知でしょうか

彼の所持する剣は、ドラゴンエンパイアの秘宝『黙示録の剣』
つまりオーバーロードの剣は彼の所持品ではなく
帝国から与えられた物になります

黙示録の剣にはブラスター兵装のような特別な能力は描写されていません

しかしオーバーロードの各形態ごとに異なる形状に変化している事から、持ち主の力量に合わせて変質する剣である可能性があります

余談ですが、ドラゴニックオーバーロードは時期によって二刀使いだったり一刀使いだったり
片方をドラゴニックディセンダント(末裔、の意)が使用していたりします

(ディセンダントはバージョンによって、黙示録の剣とは異なる黄土色の剣を持っている事もあります)

これは『黙示録の剣』が二刀一対で帝国に保管されているものだからです

黙示録の剣のルーツを辿るには
破壊の龍神ギーゼの話をする必要があります

ヴァンガードGZのファンにはお馴染みのゼロスドラゴン
実はカード化されているものは二度目の降臨を果たした存在であり
遥かな太古、惑星クレイにはすでに同様の存在が襲来しています

ゼロスドラゴンの肉体は特別な骨をベースに数多のクレイエレメンタルで構成されており
肉体を形作るクレイエレメンタルの量は大陸の魔力量……つまり土地の質に左右されます

破壊の龍神のしもべと言うから、どんな邪悪な儀式で呼び出されるのかと思いきや
意外にも星神と似た成り立ちをしているんですね

ゼロスドラゴンは特にサイズの大きなグレード4ですが
種族が星神である絶界巨神ヴァルケリオンは、グレード5のクレイエレメンタルです

話が逸れましたね
土地の質に左右されるゼロスドラゴン
最も強大な敵として立ちはだかったのは
豊富なマナを抱えるドラゴンエンパイアのゼロスドラゴンでした

最大の国力を持つドラゴンエンパイアも
最大のゼロスドラゴンには苦戦を強いられ
それは太古のギーゼ大戦でも同様だったようです

しかしその時、ある竜将が二刀一対の剣で赤きゼロスドラゴン『獄炎』を切り裂き、帝国を救ったのです

(ドラクマというのは地球に住む我々の知る名前で、惑星クレイでゼロスドラゴンは『獄炎』『絶海』等のコードネームで呼ばれていました)

その剣こそが帝国の秘宝『黙示録の剣』
つまり、災禍を斬った事で伝説となった剣です

ある竜将が誰なのかは明言されていません
しかし、過去に誰よりも強さを求め、4000歳を迎えた頃に自分の強さに迷い霊峰に隠居した
山を越える巨体のドラゴン
ドーントレスドライブという名前を名乗って〈かげろう〉に復帰した
ハンドルネームで軍に所属しているも同然の老将が居ます

今の彼は徒手空拳ですが、
剣は何処に置いてきたのでしょうね

今回はここまで

終わりなき探求の果て、辿り着きし最終進化
荒ぶる魂を昇華させ、今こそ真の姿を現せ!!

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