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武装ゲージと龍紋鬼灯丸

皆さん、ヴァンガードしてますか?
秋月です

武装ゲージというギミックをご存知でしょうか
ドラゴンエンパイアのたちかぜというクランに存在するギミックです

ルールとしては山札の上から1枚を裏でマーカーとして付け、付けた後にオーナーが内容を確認できるようになるギミックです

たちかぜは恐竜達の弱肉強食を表現するために
味方を食らう能力が多く描かれますが
こちらはゾイドっぽい見た目のアーマーな部分を押し出した形になります

さて、ここで秋月の大好きな卍解
龍紋鬼灯丸の話をしていきます

卍解とは斬魄刀戦術の最終奥義で、基本的に始解の5倍~10倍程度に戦闘能力が跳ね上がる二段階目の解放です

BLEACH本編の主人公、黒崎一護は「鈍重な始解の斬月に対して、天鎖斬月に卍解するとクロックアップしたかのような高速移動を得意とする」という特徴を持ちますが

斬魄刀戦術の最終奥義という本道に反するため、初めて見た相手に「誇りを踏みにじる物を好む」とまで言われています

対して斑目一角の卍解、龍紋鬼灯丸は始解の鬼灯丸の槍(三節混)形態から
双斧にパワーアップするという「誇り」を踏襲した正統派なデザインとなります

この正統派デザインの卍解というのが背景ストーリーや設定好きに訴求力を持つわけです

さらに斑目一角は鬼道による小細工なしの戦闘を旨とする十一番隊において
卍解が特殊能力を持たない直接攻撃系という形で報いています

個を極め、空気も読んだ、正統派の卍解
龍紋鬼灯丸の良さ此所にあり、といったところでしょう

さて、先述の武装ゲージですが
カードを重ねた物理攻撃を振り回してブン殴るという
龍紋鬼灯丸の双斧を彷彿とさせる攻撃スタイルを持ちます

メインとなるリアガード要員のスイーパーアクロカントは、ターンを重ねる毎に武装ゲージを増やし、耐性を得ながらパワーを上げていくので

「斬って斬られて、少しずつ目を覚ます」という原作再現も可能な真っ向勝負のデザインです

取り回しが効かないという武装ゲージデッキ特有の弱点も
斬魄刀戦術の最終奥義、卍解だと思えばロマンの礎です

龍紋鬼灯丸は本来卍解まで辿り着かない一介の隊士が、個人の努力で身につけたスケールの小さな卍解です

オリカ職人の中でも中級モンスターレベルなのが好感度が高く

同様にストーリー中盤以降、インフレについていけなくなった序盤のボスキャラごっこができるのも龍紋鬼灯丸をモチーフとするメリットです

しかし、彼の「城」は
彼を守り、彼と彼の友を阻む敵を打ち破る

その城は決してネガティブな意味合いではないんです

つまり…………ファンデッキって最高だよね
ガチデッキを組む時期を終えた後、自由に組むファンデッキが楽しい

そんな土曜の夜でした
おやすみなさい

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