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お花が届きました!

9月に入り、サラがずっとお世話になっていた動物クリニックに、サラの報告を兼ねたお礼のお手紙を届けた。
先生、スタッフさんには他の子たちのことでも20年以上お世話になっていて、我が家の動物事情にも詳しく、助けてもらっている病院です。

リンパ腫を発症してから4年という長い月日を楽しくサラと過ごすことができたのも献身的な先生方のおかげである。

手紙を渡した翌日、その病院からサラ宛にお花が届いた。
思いも寄らないお届け物に驚き、その優しい色合いにとても癒された。もう、サラが旅立って20日以上も経つのに先生の温かなお人柄が伝わってきた。

お花が届いた日は9月3日である。
実はこの日は私の中学校からの大親友、ふーちゃんの命日。
彼女は2年前不治の病で他界した。
59才に発症し2年間以上闘病していた。入退院を繰り返し、なすすべもなくなったときからご主人が介護休暇を取られ、献身的に3ヶ月間、介護サービスを受けながら自宅で看取られた。
コロナ禍でありながら私も会いに度々行けたことは彼女の人柄が招いたことかもしれない。
聞き上手で、人や動物が大好きで、優しくて、私は何度も彼女に助けられた。


ふーちゃんの愛犬(もと保護犬)、桜子14歳

命日の前日、仕事帰りに自宅に伺った。連絡取り合っていなかったのに彼女の友達5人も同じ時間に来られた。そして、ご主人と7人で談笑し楽しいひとときを過ごした。話好きの彼女がそこに座っているようだった。

この花には、彼女の私への想いも込められているようで、うれしくなった。
「大丈夫だよ。きっとうまくいく。見守っているからね」と彼女の声が聞こえてきそうだ。

きのうは、久しぶりにモヤッっとすることもあった。
でもそれ以上に素敵な出来事で満ち溢れていた。

ふーちゃん、ありがとう。
あなたの分まで残りの人生楽しく生きていきますね。


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