こぼれ種のトレニアの花
庭仕事をしていても汗もかかない過ごしやすい日。
庭木を剪定し、日陰の庭に座って手ばさみで小枝を袋に入る大きさに、パツンパツンと剪る。
大きな枝は大きな剪定ばさみでバツンバツン。
金木犀の花ビラが落ち始めた。
珍しい鳥の鳴き声もする。
あんなにまとわりついていた蚊たちもいなくなったと思ったら、1匹いた。ブ~ン、ブ~ン。
ひんやりした風が気持ちいい。
あっという間に2時間たち大袋3つになった。私は庭仕事が好きなんだなあ〜。
剪定するときはその前に木に話しかけるといいと聞いた。
「今から切りますからね〜ごめんなさいね〜」とか話しかけると木に負担をかけないらしい。でも、集中するとついつい忘れてきったあとに、
あっ忘れてた!
「きらしてください。いままでおいしい空気を作ってくれてありがとう」
これからは剪定前に庭全部に祈りをしてから庭仕事を始めようとその時は思うが、また忘れてしまう。
だから今、庭に出て祈る。
「お庭さん、お庭さん、
私にたくさんの癒しをくれてありがとうございます」
足元を見るとこぼれ種で咲いたトレニアの花がちいさい体を揺らしている。あっちこっちに。
日陰の花は日が当たるようにプランターにそっと植え替えた。
昔はそばに犬がいたよね〜とルルとランコのことを思ったら、マルちゃんがニャ〜とやってきた。おやつを少しあげて、撫でて、抱っこして、スキスキする。ゴロゴロゴロゴロという音が胸に響く。癒される〜。
家猫も可愛いが、外猫はまた不思議な癒しの力がある。
幸せな気持ちで満たされた。
このまま1日庭で過ごしたいなあ〜と思うが、午後から仕事へ。
きょうも一日良い日でありますように。